(気がついたら真っ白な空間にいた件について。)
目が覚めるような感覚に従って、目を覚ましたらいきなり真っ白な空間にいた。
(えっ?ここどこ?なんで俺ここにいるんだ?)
(確か俺は今朝コンビニに行ってその帰りに・・・⁈そうだ!赤信号なのに目の前の横断歩道を子供が渡っていてそこに車が来て・・・)
「そっか・・・俺は死「死にました。」?!!」
後ろからの声に慌てて振り返ると、そこには横断歩道を渡っていた子供(正確には女の子)目の前にいた。
「君はさっきの!それに俺が死んだって・・?」
「はい。貴方は死にました私を庇って。」
俺は驚きつつも、現状のことに質問した。
「じ、じゃあなんで俺はここでこうして話してるんだ?それに怪我は確実にしたはずなのにどうして無傷なんだ?」
「それは、私があなたの魂をこの空間に引き込んだからです。」
「『魂を引き込んだ』って・・・君は一体・・・?」
俺の疑問に彼女はある意味当然の返しをした。
「私はあなた方の世界で言う「神」いあたる存在です。」
「はぁ⁈かかか神って⁈『紙』でも『髪』でもなく、あの『神』⁈」
「はい。『紙』でも『髪』でもなく、あの『神』です。」
「・・・はは、そっか。・・・で、その神様がどうしてあんな所に?それに俺の魂をどうしてこんなところに?」
すると神様は、驚いた顔をしてこう行って来た。
「疑はないんですか私を?」
「だってそんな当たり前の様に言われたらなぁ。それに貴方が神様なら現状の説明がつくし、何より・・・」
そこで言葉を区切って俺は彼女の頭を撫でながら続きを言った。
「こんな可愛い娘が言ってるんだし信じてあげないと大人の面目まるつぶれだ。」
「///・・・あ、ありがとうございます。」
「おう。」
「///・・・あ、あの〜・・・?」
「ん?」
「そろそろ頭を・・・///」
「あっ!ごめんごめん。」
「あっ・・・」
「?どうかしたのか?」
「い、いえいえ何でもありません。・・・ごほん、貴方の質問に対してですが。まず、私があの場所に居たのは観察のためです。」
「観察?」
「はい。私達『神』の役目の1つだと思っていてください。次に「1ついいかな?」はいどうぞ?」
「観察のためにそこにいたのはわかったけど、じゃあどうして赤信号なのに横断歩道を渡ろうとしたんだ?」
「そ、それは・・・」
「それは?」
「か、観察の役目が久しぶりに回って来て気づかなくて、それで・・・」
「飛び出してしまってそれを俺がかばって今に至るというわけか。」
「本当にすみません‼︎」
「もう1つ聞きたいんだけどいいかな?」
「は、はい!」
「君に怪我は無い?」
「は、はい。貴方のおかげで引かれることも無かったので・・・」
「そっか・・・なら良いよ謝らなくて。」
そう言って俺は彼女を抱きしめた。
「え・・・?」
「君を助けたくて引かれたんだ。君が無事ならそれでいい。」
「う、うぇ〜〜ん‼︎」
俺は上を見た。彼女の目から流れるものを見ない為、俺はもっと彼女を抱き寄せた。彼女を許したことを伝えるために。