遊戯王ARC-V107シンクロ次元タキオン伝説   作:ふぁみゆ

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これにてフィール版に無事追いつきました。長らくおまたせしてすみませんでした。今回も一部変更点がありますが話の大筋は変わりません。

現在、新マスタールールに合わせたジャンドを研究中です。
新環境でもまぁ戦えるくらいに頑張りたいと思っています。
なお、Twitterを始めました。小説の進捗状況も書こうと思っているので興味のある方は@famiyunowのフォローをおねがいしますm( _ _ )m


ユウカ対No.102 発動せよ!リミットオーバードライブ!5

ユウカが召喚した新しいモンスター、《ジャンク・ウォリアー》はそのゴーグルの下の瞳で攻撃力2900の《光神機-轟竜-》を見つめる。ユウカのエースモンスターの登場にずっと余裕を見せていたマリーも少したじろぐ

 

「現れたわね。《ジャンク・ウォリアー》」

「私はシンクロ召喚の素材として使用した《ドッペル・ウォリアー》の効果を発動!このカードをシンクロ素材として墓地に送った時、自分フィールド上に《ドッペル・トークン》2体を特殊召喚する!」

 

《ドッペル・トークン》

☆1 ATK.400

 

《ジャンク・ウォリアー》の影が動き、中から小さな黒い兵士があらわれる。そして、その兵士から出たオーラが《ジャンク・ウォリアー》へと入り込む。

 

「さらに!《ジャンク・ウォリアー》の効果発動!このカードの召喚に成功した時フィールド上に存在するレベル2以下のモンスターの攻撃力をこのモンスターに加える!!パワーオブフェロウズ!!」

 

《ジャンク・ウォリアー》

ATK.2300→3100

 

「《ジャンクウォリアー》の攻撃力が《光神機ー轟竜ー》を上回った!」

 

《ドッペル・トークン》のパワーを受け取った《ジャンク・ウォリアー》がパワーアップ。ミザエルも思わず喚起の声を上げ、マリーはいまいましげに現れたモンスターを睨みつける。

 

「バトル!《ジャンク・ウォリアー》で《光神機ー轟竜ー》に攻撃!!」

 

ジャンクウォリアーは空高く飛び上がり、拳を構える。そして、背中のブースターを吹かして猛スピードで轟竜に突撃する轟竜は迫りくる敵を近づけさせまいと次々と光弾を放つもジャンクウォリアーはスピードを落とさずに次々とそれを回避、轟音の目の前まで迫る。

 

「スクラップ・フィスト!!」

 

ハァァッ!!

勢いを乗せて右拳を突き出し轟竜を殴りつける。強烈なパンチに耐え切れずに倒れる轟竜はそのまま地面に崩れ落ちる。そして、なんとか起き上がろうとするも起き上がれず消滅する。

そして、マリーのLPにダメージが発生

 

「ちぃっ!!」

 

LP.4000→3800

 

「そして、二体の《ドッペル・トークン》でダイレクトアタック!!」

 

黒い小さな兵士が腰から小さな拳銃を取り出し、マリーに向ける。そしえ、豆粒ほどの弾をマリーに向けて発射した。デュエルディスクを盾のようにして弾を受け止めるマリー、小さいながらダメージを与えることに成功する。

 

LP.3800→3000

 

「私はカードを一枚セットしてターンエンドよ…」

 

そして、ユウカはターン終了を宣言。マリーにターンが移る。ライフポイントこそマリーが大きく上回っているもののユウカのフィールドには攻撃力3100の《ジャンク・ウォリアー》がいる。攻撃力400の《ドッペル・トークンが》残留しているものの伏せカードがあるためその対策も行っているだろう。

 

「やってくれるわね…腐ってもそのデュエルセンスは顕在ってとこかしら」

「マリー…」

「でもね、もう私は決めたの…子どもたちが安心して笑顔で暮らせるような世界を作るって。そのためなら…たとえあなたでも私は!!ドロー!!」

 

カードを引くマリー。その様子にミザエルは何か違和感のようなものを感じていた。

 

(あの様子…父上が言っていたようにナンバーズから何らかの影響を受けているのは確かだ。だがあの感じ…まるで心のうちに潜む物が表に出ているかのようだ。まさか、ナンバーズが彼女の願いを叶えようとしているとでも言うのか!?)

「私は、《神の居城-ヴァルハラ》の効果を発動。」

 

マリーはすぐに自身の永続魔法の発動を宣言。その声とともに神の居城の門が開く。そこから光が漏れだすと意外なモンスターが姿を表した。

 

「手札のヘカテリスを特殊召喚」

 

《ヘカテリス》

ATK1500 ☆4

 

「ヘカテリスをフィールドに出した!?ヴァルハラがあるのに、どうしてそんな真似を!?」

 

ヘカテリスは手札から墓地へ送ることでデッキの《神の居城ーヴァルハラー》をサーチするカード。本来ならフィールドに直接召喚するような使い方はしない。ましてや手札の天使族をなんでも特殊召喚できるヴァルハラで出すようなカードではなかった。そのためマリーの突飛な行動にユウカは同様を隠せない。

 

「手札から、速攻魔法、地獄の暴走召喚を発動、この効果により、デッキと墓地から、二体のヘカテリスを特殊召喚する!」

 

さらに発動した速攻魔法により、計三体の《ヘカテリス》が姿を表した。

 

「なにを…なにをするつもりなの」

 

フィールドに並ぶ三体のモンスターを見つめるユウカ、この三体は特に有用な効果を持っているわけではないし、チューナーがいない為シンクロ召喚もできない。ましてや、《ジャンク・ウォリアー》を攻略することなど不可能だ。

しかし、それを見ていたミザエルは瞬時にマリーの意図に気づいた

 

「気を付けろ!!やつが狙っているのは、ナンバーズの召喚!エクシーズ召喚だ!!」

「!!」

 

それを聞いてユウカもミザエルが以前行ったエクシーズ召喚のことを思い出す。

 

『レベル8の神獣王バルバロスと星間竜バーセクでオーバーレイ!!』

 

そのためにミザエルはレベル8のモンスターを二体素材としていた。そしえ、今、マリーのフィールドには…

 

「レベル4のモンスターが三体…」

「レベル4のヘカテリス三体でオーバーレイ!!」

 

ミザエルの時と同様に発生するブラックホール、そこへ吸いこまれていく三体のヘカテリス

 

「エクシーズ召喚!!」

 

爆発が巻き起こり、そこへ現れたのは

黄金の体を持つ、光り輝く天使。

 

「《No.102光天使グローリアス・ヘイロー》!!」

 

《No.102光天使グローリアス・ヘイロー》

ATK2500 ★4

 

「ナンバーズ…」

「そう、これが私の手に入れた力!革命を起こすための力よ!」

 

その迫力にユウカは押されてしまう。それでも負けじと声を上げた。

 

「でも、そのモンスターの攻撃力は2500、攻撃力3100の《ジャンクウォリアー》には勝てない!!」

 

さらにユウカはもう一つの手があった。それはターン終了時に伏せたリバースカードだ。

 

(伏せカードは《攻撃の無敵化》…、この効果で私への戦闘ダメージを0にすればドッペルトークンを攻撃されても私のライフは残る。そうすれば次のターンで《ジャンクウォリアー》であのモンスターを!!)

「まあ、そう慌てないで、言われなくてもすぐに教えてあげるわ。グローリアスヘイローのモンスター効果発動!」

 

マリーが宣言すると周囲を回る光の一つを吸収する。すると、グローリアスヘイローが強い輝きを放ち《ジャンク・ウォリアー》がその光に包まれる。

 

「相手モンスター一体の効果を無効にし、その攻撃力を半分にする!」

「なんですって!?」

 

ユウカが確認すると、《ジャンク・ウォリアー》の体はあちこちが錆びついてしまい、《ジャンクウォリアー》自身もまるで力を失ったかのように膝をついていた。

 

《ジャンク・ウォリアー》

ATK.3100→1150

 

「これでもう《ジャンク・ウォリアー》は敵じゃないわ…さらに手札から、ジェルエンデュオを通常召喚!これで終わりよ…、光天使グローリアスヘイローで《ジャンク・ウォリアー》を攻撃!!ライトニングクラスター!!」

 

グローリアスヘイローは左手に持つ弓に矢をつがえる。そして、膝をつく《ジャンク・ウォリアー》に狙いをつけて矢を放つ。矢は光を纏いながら真っ直ぐジャンクウォリアーへと飛んでいく。矢が届く前にユウカは伏せてあったカードを発動させた。

 

「くっ!リバースカードオープン!!《攻撃の無敵化》!このカードは二つの効果のどちらかを選択して発動する!私は二番目の効果を選択!このバトルフェイズ中、私が受ける戦闘ダメージを、ゼロにする!」

 

光の矢にジャンクウォリアーが貫かれる。そのままジャンクウォリアーは光となって消滅し強烈な爆風にあたりは包み込まれる。ユウカは《攻撃の無敵化》により発生したバリアにまもられたことで爆発の衝撃から逃れることが出来た。

 

「ごめん、ジャンクウォリアー…」

「へえ、そんなカードが伏せてあったんだ。ダメージが与えられないのなら仕方がないわね。《シェルエンディオ》で《ドッペルトークン》に攻撃!」

 

続いて《シェルエンディオ》が体当たりで《ドッペルトークン》の一体を攻撃。《ドッペルトークン》は跡形もなく砕け散った。

 

「これでバトルフェイズを終了するわ。ただし、ターンを終える前に装備魔法、《ミストボディ》をグローリアスヘイローに装備!」

 

マリーが装備魔法でグローリアスヘイローを強化する。グローリアスヘイローの体が深い霧に包まれ、簡単には視認できない姿になってしまった。

 

「ミストボディの効果により、グローリアスヘイローは戦闘では破壊されなくなった。最もあなたの貧弱なモンスターでこのグローリアスヘイローが倒せるとは思えないけどね…。」

「これでは攻撃力2500以上のモンスターを出せたとしても、次のターンには攻撃力を半分にされ、反撃を許してしまう。そうなれば、残りライフポイントが900しかないユウカはまけてしまう!」

 

切迫した状況に焦るミザエル。ユウカもまた圧倒的な戦力差に希望を見失っていた。

 

「私はこれで、ターンエンド。」

「私の…、ターン…。」

 

ユウカは震える手でデッキのカードに手を伸ばす。しかし、途中でその手が止まった。

 

(…、カードが、遠い…)

 

彼女は今、左腕にあるはずのデッキをとても遠くに感じていた。

 

(違う、私が恐れているんだわ…このカードを引くのを…。)

 

目の前に君臨するグローリアスヘイロー、絶体絶命の状況、そのすべてがユウカの心に重圧をかける。強い恐怖心が戦う気力を奪う

 

(もう、ダメなの…、ジャックを止められなかった私では、マリーを取りもどすことは…)

 

諦めて、手を下ろそうとしたその時

 

「まだだユウカ!諦めるな!!」

 

どこからか力強い檄が飛んだ。

 

「ミザエル…君…」

「まだデュエルは終わっていない!ライフがわずかでも残っている限りはまだ終わりじゃないんだ!!お前達の過去に何があったのかはしらない。でも!お前のデュエルは、お前のその思いは!決して間違えなんかじゃない!!」

 

部屋中に響くミザエルの声。その力強い言葉を聞いてユウカは昔のことを思い出した。仲間、ジャックアトラスの言葉だ。海沿いの場所のデュエルに敗北したユウカ。そんなユウカの脇をジャックは通り抜ける。ユウカとすれ違う際に彼は一言だけ呟いた。

 

『その気持ちは受け取っておこう。届きはしなかったがお前の思いは決して間違いではないのだから…』

 

 

(そうだ、デュエルは言葉…。私はいつだってそう信じてきた。今だってマリーに私の思いを届けるためにデュエルをしている)

 

そんなユウカの気持ちを知ってか知らずかミザエルは言葉を続ける。

 

「だから信じるんだ。お前の思いを!そして、お前とともに戦うそのデッキを!そうすれば必ずカードは答えてくれる!!」

 

その言葉を聞きユウカはハッと、デッキを見つめる…

どんなにレベルが低くても、どんなに攻撃力が低くても、一緒に戦ってきた仲間たち、それがこのデッキだ。

たとえ一枚であのモンスターが倒せなくても、みんなで力を合わせれば、きっと…

 

「そうだ、みんなで頑張ろう、そうすればきっと、どんな壁だって乗り越えられる!!」

 

強い決意を胸にカードに手を伸ばした

希望という光を掴むために…

 

その瞬間どこからか竜の咆哮が響いた。そして、ユウカの右目が、ミザエルと同様赤色に変化する。

 

「私のターン…ドロー!!!!」

 

引いたカードを確認し

次に自分の手札を確認

 

「!?、このカードは?」

 

引いたのは自分がデッキに入れた覚えのないカードだった。まじまじとそのカードと自分の手札を確認するユウカ。もしかしたらこのカードがあれば勝てるかもしれないと必死に頭を働かせここからの展開を考える。そして手札のカードが彼女の頭で一本の線に…。

 

「繋がった…」

 

これならできる、マリーに自分の思いを届かせることが出来る。その一心でユウカは動きだした。

 

「手札の《ラッシュ・ウォリアー》を墓地に送り《クイック・シンクロン》を手札から特殊召喚!」

 

《クイック・シンクロン》

DEF.1400 ☆5

 

「そして、今墓地に送った《ラッシュウォリアー》の効果発動!墓地のこのカードを除外することで、墓地にいるシンクロンチューナーを手札に加える!さらに手札に加えたこの、《ジャンク・シンクロン》を通常召喚!!」

 

《ジャンク・シンクロン》

ATK.1300 ☆3

 

 

「そして、ジャンクシンクロンの効果発動!墓地からドッペルウォリアーを特殊召喚する!!」

 

《ドッペル・ウォリアー》

DEF.800

 

手札二枚から一気に三体のモンスターを展開するユウカ。更にうち二体はチューナーモンスターだ。

 

「それがどうしたって言うの!?そんな雑魚をいくら並べたところで、このグローリアスヘイローには及ばないわ!!」

「それはどうかしら?私はレベル2の《ドッペル・ウォリアー》にレベル3の《ジャンク・シンクロン》をチューニング!シンクロ召喚!!」

 

現れたのは赤い車体のバイク、バイクが変型を始め一台のロボットになる。

 

「シンクロチューナー、《アクセルシンクロン》!!」

 

《アクセル・シンクロン》

ATK.500 ☆5

 

「さらに、シンクロ召喚の素材となったドッペルウォリアーの効果発動!このカードがシンクロ召喚の素材として墓地に送られた時、自分フィールド上にレベル1のドッペルトークン二体を特殊召喚する!」

 

《ドッペル・トークン》

ATK.400 ☆1

 

「レベル1の《ドッペル・トークン》二体に、レベル5の《クイック・シンクロン》をチューニング!シンクロ召喚!!」

 

次に現れたのは、オレンジの体と、大きな弓を持った射手

 

「出でよ!《ジャンク・アーチャー》!!」

 

《ジャンク・アーチャー》

ATK2300

 

ここに、二体のシンクロモンスターが並んだ

 

「一ターンに二回のシンクロ召喚…」

「でも、どちらも攻撃力の低いモンスター。グローリアスヘイローを倒すことは出来ないじゃない!」

 

壮観な光景に思わず感嘆するミザエル。やや圧されながらも余裕を崩さないマリー。

 

「倒す必要なんてない!グローリアスヘイローを倒さずに、あなたのライフをゼロにすればいい!!《ジャンク・アーチャー》のモンスター効果発動!」

 

《ジャンク・アーチャー》はグローリアスヘイローに弓を構える。

 

「一ターンに一度相手フィールド上のモンスターをこのターンのエンドフェイズ時まで除外する!ディメンジョンシュート!!」

 

グローリアスヘイローが振り返るとそこには大きなブラックホールが、何とか吸いこまれないように踏ん張るのだがジャンクアーチャーの放った矢に押し出さる。そして、ブラックホールに貼り付けにされた形になり、身動きが取れなくなる。

 

「グローリアスヘイローが!!」

「バトルフェイズに入る前に、アクセルシンクロンの効果を使わせてもらうわ。デッキのハイパーシンクロンを墓地に送りレベルを四つ下げる」

 

《アクセル・シンクロン》

☆5→1

 

「バトル!ジャンクアーチャーでジェルエンディオを攻撃!スクラップアロー!!」

 

続いてジェルエンディオにジャンクアーチャーが矢を放つ。

ジェルエンディオは自身の効果で耐えるも主人であるマリーが傷を負ったとたん寂しげな表情で消滅していった

 

「ぐっ!!」

 

LP.3000→2400

 

「アクセルシンクロンでダイレクトアタック!!」

 

LP.2400→1900

 

「やってくれたわね…、でも次のターンにはグローリアスヘイローが帰ってくる。そうすれば…」

「いや、次のターンはない!!」

 

すると、ユウカは胸に手を当ててマリーに語り始める。

 

「確かにあなたの言う通り、コモンズの子供たちは今も苦しんでいる。この世界はどこかおかしいのかもしれない…。でもだからと言って、あの大会で沢山の人達を陥れてトップスの人達を傷付ける、そんなやり方であなたは本当にいいと思っているの?本当にあなたは満足できるの!?」

「また、あなたは…そんなことを!でも分かっているでしょう!いくらきれいごとを並べたところでそんな力では誰にもあなたの思いは届かない!現にあなたはジャックを止めることは出来なかった!そうでしょう?…」

 

ユウカの言葉をマリーははねのける。その言葉を聞いたユウカはゆっくりと目を閉じる。

 

「確かに、あの時、私のデュエルはジャックには届かなかった。でも、それでも私はこの思いが間違いじゃないって信じている。その為に、私の思いを届けてくれるこのデッキを、このカードを信じる!速攻魔法発動!」

 

手札のカードを掲げるユウカ。すると、ユウカのいる方向からマリーに向けて強い風が吹き始めた。思わずその風に目を閉じるマリー。そして、ユウカはそのカードの発動を高らかに宣言した。

 

「《リミット・オーバー・ドライブ》!!」

「なんなの、これは…」

「リミットオーバードライブの効果により自分フィールドのシンクロモンスター一体とシンクロチューナー一体をエクストラデッキに戻し、その二体のレベルの合計と同じレベルを持つシンクロモンスター一体を、召喚条件を無視して特殊召喚する。私がエクストラデッキに戻すのはレベル7のジャンクアーチャーとレベル1となったアクセルシンクロン」

 

二体の合計レベルは8

 

「集いし願いが、新たに輝く星となる!光さす道となれ!!」

 

風に乗り、《ジャンク・アーチャー》と《アクセル・シンクロン》が八つの輝く星になる。そしてその星が一つとなり新しい力が姿を現した。

 

「飛翔せよ!《スターダスト・ドラゴン》!!」

 

《スターダスト・ドラゴン》

ATK.2500 ☆8

 

「白き竜…」

 

現れたのは白銀の翼と流星のような儚さを持つドラゴン。その輝きはタキオンドラゴンとはまた違った神々しさを放っている。その輝きに思わず見入ってしまうミザエル。

 

「そして、これはバトルフェイズ中の特殊召喚、つまりこの、《スターダスト・ドラゴン》には、まだ攻撃権が残っている」

 

《スターダスト・ドラゴン》は飛びあがり、身動きが取れないグローリアスヘイローと対峙する。

 

「《スターダスト・ドラゴン》でダイレクトアタック!!届け!シューティング・ソニック!!」

「きゃああああああああ!!」

 

《スターダスト・ドラゴン》が強烈な衝撃波をグローリアスヘイローに放った。その衝撃波を直に受け光を失ったグローリアスヘイローは粉々に砕け散った

 

LP1900→0

 

ドサッ

 

気を失い倒れるマリー

すると、黒い枠のカードがユウカの方へと飛んでいく

 

「!」

 

思わずキャッチするユウカ。すると、ユウカの頭の中に何かの記憶のようなものが流れ込んできた。

黒い七体のモンスター。そして、それに向かい合う3人のデュエリスト。3人はそれぞれ白、黒、紫のカードを手に七体のモンスターと戦っていた。

 

「これは一体…」

「ユウカ!そのカードをこっちへ…!」

 

ミザエルは慌てて手を伸ばそうとするのだが、椅子に縛られているせいで身動きが取れないでいた

 

「待って、今ほどいてあげるから…」

 

 

遊戯王ARC-V




次回予告

「ユウカとマリーのデュエルを見た俺はナンバーズはこの次元にあるかもしれないという希望を持つ。
そして街なかで聞き込みをする中で突如として人が変わったように凶暴になった人の話を聞きつけその家を訪れることに。
そこで見つけたナンバーズの影、人の心に影響を与えるナンバーズをこのまま野放しにするつもりはない!このデッキで君の目を覚まさせてみせる!
次回、遊戯王ARC-V『ナンバーズの行方 願いを叶える力』
ライディングデュエル!アクセラレーション!!」
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