優先順位てきには 受験〈小説 こんな感じ。
それで今回は悲しみの艦(緑)と憎しみの艦(紅)を出そうと思います。
因みに、前回の偽装貨物船は感想で頂いた指摘を反映したものです。
モルト・ウォーターさん、ありがとうございました。
最後に1つ、ネオ・ジオングのメガ粒子砲、威力ヤバい。
では本編へどうぞ~。
~鎮守府近海~
まだ朝日が顔を出す前の薄暗い空。
その空を微笑みながら見上げる艦娘が1人...
「さて...!アーガマはここかな?」
彼女の視線の先にあるのは、ネェル・アーガマが所属している鎮守府。
運と勘だけでこの鎮守府に辿り着いたのか...それとも、前々から知っていたのか。
それは誰にも分からない。
――やっと会えるね...!
アーガマを探し続けている艦娘、名は「ガランシェール」
U.C.0096、ネオ・ジオンの艦として主に敵地への潜入をこなしていた。
民間の貨物船を真似て建造された偽装貨物船という事だけあって、敵に感づかれたことはあまりない。
この艦の最後は、自爆。
自爆して艦の役目を終えることは珍しい。
大抵は、敵MSに撃沈されるか、何かの爆発に巻き込まれて爆発四散するかだ。
そして武装も積んでいない。あるものといえば、ギラ・ズールだけである。そのギラ・ズールにビームガトリングガンを装備させて対地対空をやってのける。
艦娘になった今もそうだ。アーガマと夢の中で会う前、何度か深海棲艦の襲撃を受けている。
そこでガランシェールはギラ・ズールを使って対空、対艦戦闘を行った。
「さて、いるか分からないけど...いざ突撃!」
スーッと海上を移動する。
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その遥か後方...。
紅い服を身にまとい、空中に表示されているディスプレイを凝視する艦娘がいた。
そのディスプレイには先程の艦娘の背中がアップで表示されている。
そこには『Garencieres』と表示されていた。
「ガラン...シェール...。裏切り者の...艦...。ジオンの...恥...。」
「レウルーラより各深海棲艦へ...。裏切り者...ガランシェールを....捕獲しろ」
するとレウルーラの回りに鯨の化け物が多数浮上してきた。
その瞳は赤く、体には真っ赤なオーラをまとっている。
そして、ガランシェールの後を追うように、進んでいった。
紅い服の艦娘、『レウルーラ』
ネオ・ジオン総帥、フル・フロンタルが乗艦していた艦だ。
この艦の最後は、グリプス2、コロニーレーザーに焼かれて消えた。
だが、レウルーラは特殊なMSを積んでいる。
レウルーラの背後から出現する、全身が赤く塗装され、主であるレウルーラの大きさをも超えるMA、「ネオ・ジオング」
フル・フロンタルが搭乗する機体「シナンジュ」をコアユニットとし、フロンタルの感応波を受信し、サイコミュ兵器を使用する最強の敵。
特殊兵装として「サイコシャード」が展開可能になっている。
サイコシャードとは、サイコフィールドに限りなく近い現象を意図的に発生させることが可能な物質である。この結晶体はフル・サイコフレーム機の実験運用中に発生した偶然の産物とされている。このサイコシャードは、搭乗者のイメージで発生させた場合の能力が変わるのだ。
U.C.0096、ユニコーンとバンシィとの最終決戦でネオ・ジオングが発現させたサイコシャードはフロンタルのイメージ、それは「敵の火力を奪う」。このイメージを具現化させ、ユニコーンとバンシィの武装を破壊したのだ。
ならば、他のイメージも可能だ。艦娘になったレウルーラに今は主導権が渡されている。だから、レウルーラがイメージしてサイコシャードを発現させれば、こういうことが可能になる。
火力を奪う、機関部を破壊する、そして...目の前の敵を意のままに操るなど。
先程出現させた深海棲艦はレウルーラと会敵し、サイコシャードで操られている状態なのだ。
「ガランシェールさえ捕まえれば....」
レウルーラには考えがあった。
アーガマをここで効率的に沈める作戦が........
今回はアーガマの出番はありませんでした。
え?ネオ・ジオングの説明が足りないって?ご心配なく、追々本編のなかで説明していきますよ。
それと、今回のサブタイなんですが、悲しみはガランシェール、憎しみはレウルーラってことでお願いします。
なんで悲しみなの?って言われそうなので、言っておきます。ガランシェールが自爆した知らせを聞いたときのフロストの感情を読み取り、こういう形にしました。
憎しみは、レウルーラで、地球連邦に対する怒り、憎しみや、アンジェロ大尉の気持ちもお借りして、バナージと連邦、そしてガランシェールに対しての憎しみ。こういう感じです。
それでは、感想と評価、お待ちしてます!