強襲揚陸艦ネェル・アーガマ、発進!   作:がさ丸

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今回は~...サービス回と言って良いのかな?
分かりませんが。

まぁ、はい。頑張ります。
因みに、私、高校受験がありますので、2/10~2/15まで更新が不定期になります。
そこらへんはご了承下さい。

では、本編へどうぞ。


入渠

海面で意識を失っていたアーガマに呼び掛け続けたガランシェールを仲間に引き入れ、所属の鎮守府に帰ったアーガマは、提督にガランシェールの説明をしていた。

 

「えっと...前回、頭部を鈍器で思いっきり、物凄い勢いで殴った張本人、ガランシェールさんです」

 

「う...うぅ...」

 

ガランシェールは縮こまってしまった。

 

「ねぇ、アーガマ...そんなに強く叩いてないんだけど...」

 

「私が気絶するほどの勢いで殴ったんです。ガランシェールは...」

 

「ガランシェールとやら...うちのアーガマになんてことを...」

 

「いや、だから...命令で....」

 

次第に涙目になっていくガランシェールをみて、アーガマの脳内に声が響く。

 

『貴女、ソンナ事言エルンダ?』

 

――いたんですか...?

 

『貴女ガ死ナナイ限リ、存在スルヨ?』

 

――面倒くさいですね...

 

アーガマはリミッターを外して以来、内なる感情をよく表に出すようになった。

そのお陰で接しやすくなった艦娘もいるそうだ。

 

そして、アーガマの一番気がかりなことがあった。

 

――そういえば...あの時の艦娘...どうしたんだろう...よし...!

 

「司令官、新しい艦娘って来てますか...?」

 

「は?新しい艦娘?来てるに決まってんじゃん。妖精さんがダッシュで入ってきて、医務室に来いって言ってさぁ...行ったらあれよ...あのぉ...なんだっけ?そ...そ...そーりゅーだっけ?それが寝てるんだもん。ビックリするよ」

 

――双龍...?総龍?

 

『蒼イニ、龍ッテ字』

 

――蒼龍...。それよりも、なんで知ってるんですか?

 

『深海棲艦ノ情報網ヲナメルナ!』

 

――ただのストーカー行為じゃないんですか?

 

『チガッ...!』

 

――動揺しすぎです。

 

「それで、話は戻るけど...ガランシェールの武装ってアーガマと同じなの?」

 

「あ、私は偽装貨物船だったので...外見を変えることが出来ますよ?武器はあんまり無いけど...」

 

「武器ないの!?じゃあ...その、姿を変えるってどんな感じ?」

 

「こんな感じですね...」

 

ガランシェールが、煙幕弾を足元に投げる。

数秒遅れて煙が発生し、ガランシェールを包んでいく。

煙が晴れ、ガランシェールが立っていた場所にいたのは、アーガマだった。

 

「まぁ、こんな感じですね~」

 

声もアーガマにそっくりで、身長も本人と同じ。

武器は相変わらずの皆無に等しいが。

 

「え...な...私...!?」

 

「オー、ジャパニーズニンジャ!」

 

提督がふざけた英語で反応する。

 

「それ以外にも~...」

 

と、変装のバリエーションを見せるガランシェール。

空母や戦艦、皆のアイドル那珂ちゃ(ry など。

 

「ガランシェールって深海棲艦にも変装出来るんだ!これなら...深海棲艦と和解出来るんじゃ...」

 

――和解って...司令官、さすがにそれは...

 

「まぁ...二人はドックに行って修復してきなよ。疲れもとらなきゃいけないし。後の任務に響くからさ。さぁ、行っておいで~。私は書類共を終わらせるのに疲れたから寝るよ~」

 

と、机に突っ伏そうとした瞬間、ドアが開き、そこからソロモンの悪夢がやって来る。

 

「提督さん!遊びに来たっぽい!」

 

「あ~...悪魔が来た...おやすみ!」

 

「提督さん~、遊んで遊んで~!」

 

「犬か!おすわり!」

 

「ぽい!」

 

「おやすみ!」

 

「させないっぽい!」

 

夕立と提督のコントが開演した。

アーガマとガランシェールはそれに見向きもせず、ドックへ向かった。

 

「提督さん、私は帰ってきたっぽい!」

 

「2号機に乗ってる人のセリフだよ?それ...」

 

――――――――――――――――――――

~ドック~

 

アーガマとガランシェールが一緒の浴槽に浸かっていた。

端からみれば、中の良い少女二人。だが、この少女達が戦場に出るのだ。

見ているだけで心が痛くなる。

 

「ほぁ~...気持ち良いね、アーガマ...」

 

「うん...」

 

くつろぎながら湯船に浸かっているアーガマを、ガランシェールは狙う。

後ろに回り、ゆっくり近づく。そして...

 

「捕まえた!」

 

「ひゃぁっ!?」

 

「お、中々可愛い声出すね、アーガマ!」

 

「ガランシェール...っ、やめ...っ!」

 

ガランシェールがアーガマの脇腹をくすぐる。

衣服を着ていないため、くすぐったさが肌に直接伝わる。

 

「あははっ!やめ...っ!はぁ...あはははっ!」

 

「ほれほれ~♪」

 

「やめてって...!はぁ...はぁ...」

 

「やめてあげました~♪」

 

ぎゅっとガランシェールが抱きついてくる。

 

――私には無いものが当たってるんだけど...まだまだ...これからだよね?...大丈夫だよ...ね?

 

アーガマが自分の胸を見て少し落ち込む。

 

「アーガマ、なに落ち込んでるの~?」

 

「なんでもない...」

 

プイッとそっぽを向く。

その瞬間をガランシェールは見逃さなかった。

再度脇腹に手を這わせ、くすぐりを開始する。

 

「あはははっ!もぅ...やめてぇ...!」

 

「怒らないって約束する?」

 

「するからぁ!くすぐらないで...っ!」

 

「承知した!」

 

キャプテンの言葉を借りて、脇腹から手を抜く。

アーガマの顔は真っ赤に染まっていた。

 

「アーガマの弱点...脇腹が弱い...と」

 

「...!」

 

「データベースに保存完了!」

 

「消して!今すぐ消してぇ!」

 

「消去は不能で~す♪」

 

「じゃ、先に上がるよ~♪」

 

「あ、ちょっと、待って...ガランシェール~!」

 

ドックに愉快そうな声が響いている頃、執務室では......

 

「はぁ...資材どうしよう...」

 

膝に夕立を乗せた状態で提督は頭を抱えていた.......。




今回は息抜き回ということで、自分自身、楽しく書かせていただきました。
戦闘続きだったので、たまにはどうかなぁということで、今回でした。

そろそろ挿絵が欲しい頃です。
自分の画力が道端に生えているコケと同じレベルなので、書いてくれると嬉しいです。

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