ベイマックスが出るらしいんです。
今回の話から、ガランシェールが蒼龍と出会って鎮守府に帰ってくるまでのお話を書いていきます。
では、どうぞ。
――あぁ...こんな所で終わっちゃうんだ...アーガマ、ごめんね....
『ガランシェール、君はそんなものか?』
――誰...?
『分からないのか?そうだな...ネオ・ジオン総帥と言っておこうか』
――ネオ・ジオン総帥...?フル・フロンタル...!
『覚えていてくれたか。ありがとう』
――貴方が...何の用...?
『単刀直入に言おう。生きたいか?』
――...........
『君は、自爆して沈んだ。そう、死んだんだ』
――そうだよ、私は沈んだ...。
『そこでだ。君を生き返らせたいと思う』
――そんなこと...出来るの...?
『君に願いがあればの話だが』
――アーガマに会いたい!もう一度!
『アーガマ...ネェル・アーガマか。連邦の括りから外された艦...』
――アーガマを悪く言わないで...!
『悪かった...。それで、君はもう一度、ネェル・アーガマに会いたいと?』
――うん...!
『君の願いは受け取った。だが、1つだけ...』
――なに...?
『代償として、何かを失う。それでもいいのか?』
――何かを...失う....?
『そうだ。何を失うかは分からない。戦う力を失うか...それ以外か...』
――それでも...それでも、アーガマと会えるなら...私は何を失っても構わない!
『ほう...ならば、君にもう一度生を与えよう』
――...........
『次は....無い』
『さらばだ、ガランシェール』
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少女はどこかの島で目を覚ました。
最初に入ってきた情報は青く、どこまでも広がる空。
それが、少女の記憶に一番最初の情報として刻まれた。
一番最初の情報として。
――ここ.....どこ....?
辺りを見渡すと、ヤシの木が生えた砂浜が目に入ってくる。
上手く力が入らず、歩くことも出来ない。
しばらくの間上体を起こした形で、海を眺めていた。
――何も....思い出せない.......。
何を考えても、何も出てこない状況に不快感を覚えた。
ただ断片的に思い出されるのが、赤い服をまとい、豊かな金髪をした男性と話している自分の姿だった。
『......代償.......して、.......失う』
――なんて言ってるの....?分からない...
『アー.....マ.....ネェル......。連邦.....から外された.......』
――連邦.....?外された...?
「アー..........ガマ............」
――あれ...アーガマ....アーガマって........誰だっけ.......
――そもそも......私って......誰なんだろう.......?
心が痛い。