色々ありまして。
さて、今回はアーガマに新しく搭載された、ZZガンダムの性能試験です。
試験内容は本編で。
忘れていた...アーガマって片腕切られたんだった...。
あぁ...やってしまった...。
ここで言って良いのか分かりませんが、SAOの映画見てきました。
なんだろう。楽しかったです。
鈴谷にZZガンダムとキュベレイMk-ll、クィン・マンサの説明を終えたアーガマは演習場に来ていた。
右手にクロスボウを握り、海面に立っている。
握られたクロスボウには『MSZ-010』の文字が刻まれている。
それを空に向け、勢いよく撃ち出す。撃ち出した時に、もうひとつのクロスボウを出現させる。それには『RX-0』の文字。それも、同じように撃ち出す。
撃ち出された矢は、次第に形を変え、頭部にハイメガキャノンの砲口がある特徴的なMS、『ZZガンダム』、一本角を生やした白亜の巨人、『ユニコーンガンダム』へと姿を変える。
変化が終わると2機は滞空し、互いに見合う。
そして、アーガマの号令によって動き出す。
「...演習開始!」
――――――――――――――――――
先に動いたのはZZガンダムだった。
ダブルビームライフルをユニコーンへ向け、撃つ。
それを予め知っていたかの様に、背部バックパックのスラスターと、姿勢制御バーニアを幾つか吹かし、華麗にビームを避ける。
ZZガンダムのダブルビームライフルは、MSの携行兵器のなかでは破格の威力を持ち、一度撃つだけでMS数機を撃破し、ガンダリウム製の装甲を融解させるほどの威力を持つ。
対するユニコーンガンダムの所持するビームマグナムも、ZZガンダムのダブルビームライフルと近い威力を持つ。だが、ビームマグナムは最大でも5発しか撃てず、攻撃の手数ではZZガンダムに負けている。
ZZガンダムがハイパービームサーベルを引き抜き、ユニコーンガンダムに肉薄する。
ユニコーンもビームサーベルを抜くが、出力はZZガンダムに劣る。
思い切り降り下げられたハイパービームサーベルをユニコーンが受け止める。
ビームとビームが接触し、燐光が辺りに散りばめられる。
互いに睨み合い、デュアルアイセンサーを光らせる。
かすかにユニコーンが押され、少しずつだがZZガンダムが優勢になる。
その時、ユニコーンガンダムの装甲と装甲の間から赤い光が漏れる。
空いている手でZZガンダムの頭部を殴り、距離を取る。
その間に、装甲がスライドし、内部のサイコフレームが露出していく。
一本角が割れ、ユニコーンガンダムのシルエットが宇宙世紀を生きる人々の目に焼き付いた、“ガンダム”へと変化する。
それに呼応する様に、ZZガンダムの回りにも赤いオーラが出現する。
両機が本領を発揮したところで、本当の演習が始まる。
先程とは違い、最初に動いたのはユニコーンガンダムである。
赤い軌跡を描きながら高速で移動する。
移動するユニコーンを捉えきれず、ZZガンダムセンサーカメラからユニコーンガンダムの姿が消える。
だが、次の瞬間、ZZガンダムの横を紫電を閃かせながらビームが通過する。
後ろを向くと、緑色のアイセンサーを光らせながらビームマグナムの照準器を覗くユニコーンガンダムがいた。
それを見て、ZZガンダムが再度ハイパービームサーベルを引き抜く。
サーベルを構え、出力を増大させる。
出力の増えたビームサーベルはZZガンダムの数倍の光刃になり、それを降り下げる。
対して、ユニコーンガンダムも両腕のビームトンファーから光刃を展開し、ZZ同様に出力を上げる。
かつて、赤い彗星の再来と言われたフル・フロンタルの乗るシナンジュを貫いた時と同じ出力である。
両者の光刃が激突し、先程より激しい燐光を散らす。その光景は、戦場ではなく花火の様だった。
だが、勝敗の時は刻一刻と近づいてくる。
多少だがユニコーンガンダムがZZガンダムを押していた。
そして、ZZガンダムのビームサーベルを弾き、ビームトンファーの光刃をZZガンダムの体に向ける。
「そこまで...!」
――――――――――――――――――――
「ユニコーンガンダムとほとんど互角...」
先程の演習データを整理し、今後の戦闘方法を考える。
ZZとユニコーンを使用した連携戦闘。
MSだけでの戦闘。
現在はこの2つ。どちらを行っても良いが、今のアーガマには“戦いたい”という意志があった。
――連携戦闘で良いかな...。
今考えたことを全てのMSにインプットする。
これが便利らしい。
「それにしても...」
アーガマは自分の左肩から先を見る。
そこにあるのはただの虚空だった。
腕がない。これはかなり戦闘に影響する。
手数が減るし、相手を拘束しながらの攻撃が出来ない。
適当に、演習場に来る途中に拾ったボロ布をかけている。
本人曰く、カッコいいらしい。
子供っぽいというかなんというか...。
「ちょっと慣れておこうかな...」
演習場を出て、鎮守府本館へ向かう。
廊下を歩いている時にガランシェールと五月雨に会い、カッコいいか聞いたところ、両者とも苦笑いで、「カッコいいと思う」と答えたそうだ。
なんだかんだしている内に、執務室前に着いた。
扉を開けると、そこに鈴谷の姿はなく、机の上に書き置きがあった。
『久しぶりに海に出て深海棲艦を叩きのめしてくる!』
「...はぁ」
思わず溜め息が出る。
執務をすっぽかして、気分転換。も良いが、彼女の場合、毎日が気分転換の様なものだ。
それなら溜め息も出る。
それを軽く受け流し、アーガマも紙をとってすらすらと文字を書いていく。
書き終わって紙を机の上に置くと、アーガマは執務室を出ていく。
廊下をキョロキョロと見て、自室に向かって、同じ書き置きを書く。
そして、誰にもバレないように、砂浜から海へ出る。
――――――――――――――――――――――――
執務室の机に置かれたアーガマの書き置き.......
『一週間の間、この鎮守府から離れます。一週間したら戻ってくるので、ガランシェールのお世話をお願いします。夕立さん、蒼龍さんと五月雨さんにもこの書き置きを見せてあげて下さい』
ボロ布をかけたアーガマはエクシアリペアを参考にしました。
そろそろイラストが欲しいところ。お願いしたいんですが、よろしいでしょうか?
作者自身も一応頑張ってます。
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