ここは地球とは別の世界にあるどこかの世界。
この《魔法の国》では科学の代わりに魔法が発達し、人間と妖精達が共存して生活していた。しかし、ある日突然悪の首領ダークロード率いる、《ナイトメア》の襲撃を受け、国は崩壊寸前にまで追い詰められていた。
襲撃の最中、魔法の国の女王、コスモクイーンと体が白黒の妖精、
《ファヴ》が会話を交わしていた。
「女王様!もうこの国は限界だポン!女王様だけでも生き延びるポン!」
ファヴがそう言うが、
「それはなりません。私はこの国を治める者として、国民を守る義務があります。」
「でも奴らの勢いはもう止められないポン!守護者達もほとんどやられてしまったポン!いつここに来るかは時間の問題だポン!」
「…仕方ありませんね。ファヴ。あなたに私の力の一部を託します」
そう言うとコスモクイーンの体から光の玉が現れ、16個の端末に姿を変えた。
「そのマジカルフォンをこの世界とは違う、別の世界にいる守護者の素質のある者達に渡してください。」
「守護者の素質を持つ者とは誰のことポン?」
「清い心を持つ者がマジカルフォンに触れればその者が守護者の素質を持っているはずです。今の私に出来ることは、国民の命を奴らから守ることしかありません。」
そう言うとコスモクイーンは自身の力を使って、光の穴を開けた。
「この穴を通って地球と言う星に行きなさい。そこで守護者を見つけるのです。時間がありません!さあ、早く!」
「女王様…必ず、守護者を集めて帰って来るポン!」
そう言ってファヴは穴に入っていった。
「後は…頼みましたよ」
結局魔法の国は崩壊し、コスモクイーンはナイトメアに囚われてしまった。
「…足りぬ」
ナイトメアの持つ巨大要塞の最深部でダークロードは呟いた
「何が足りないんです?」
ライオンの姿をした怪人《ファング》がダークロードに問う。
「コスモクイーンの力が明らかに足りぬ。これでは俺様の野望が頓挫してしまう…!」
「何で足りないデスか?」
蠍の姿をした怪人《スティンガー》が隣にいた蟹の姿をした怪人
《シェル》に問う。が、
「そんなの俺が知るわけないギッチョン」
当然コスモクイーンがファヴに力の一部を分け与えたことなど知る由も無い。
「ライブラよ。コスモクイーンの力はどこにある。」
ダークロードは天秤の怪人《ライブラ》にコスモクイーンの力の在り処を聞く。
「そうおっしゃられると思いまして、既に調査済みでございます。…ふむ、どうやら太陽系第3惑星所謂地球にあるようですね」
「ほう、地球か…せっかくだ。この星を我らの野望の足がかりとしようじゃないか。スティンガー!」
「デス!」
「ファング!」
「はっ!」
「シェル!」
「ギッチョン!」
「スピア!」
「だな!」
「ライブラ!」
「はい」
「今すぐ地球に行き、コスモクイーンの力を奪って来るのだ!」
「「「「「ダークロード様の仰せのままに!」」」」」
その瞬間5人の姿が跡形もなく消えた。おそらく地球に転移したのだろう。
「フハハハハ!地球の生物達よ!俺様の力に恐れ、慄くのだ!」
地球の危機はもうそこまで迫っていた。
後半に出てきた敵キャラはトランスフォーマービーストウォーズシリーズの敵を参考にしてます。