ULTRAMAN ZOFFY   作:銀河 流星

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《前回のあらすじ》
タイラントにボロボロにされたゾフィーは、遂に全ての太陽エネルギーを無くした。
それと同時刻、月でバルタン星人の襲撃を見事に躱した謎の戦士は、ゾフィーを心配して地球へ向かった……。


第11話「敵か味方か???謎の戦士現る!!」

 

 

「嘘……。」

 

「ゾフィーが……。」

 

 

その場にいた一年生トリオは、絶望の淵に立たされている気分だった……。自分たちを絶望から救ってくれた救世主(ゾフィー)でも勝てない闇が存在することを……。目の前には、カラータイマーや瞳の輝きが完全に消えたゾフィーの姿があった。

 

 

「ど、どうしろって言うの!?あんなバケモノみたいなのを倒せるわけないじゃない!!」

 

「真姫ちゃん落ち着いて!」

 

「そうだにゃ!凛たちがもう1回変身すれば!」

 

「ダメよ!そもそもあのダークダミースパークがないのにどうやって変身するの?」

 

 

そこで改めて知る、人類の限界……。

いくら、原子力爆弾や水爆を作ってもそれすら聞かない宇宙生物など沢山いる……。人間は、所詮他の宇宙人からしたらむのうなせいぶつでしかなおのかもしれないと真姫は感じた。

 

 

「方法ならあるわ!」

 

 

3人は振り向くとそこには、中学生の美琴が自信の体から大量の電気を放出していた。

 

 

「貴方……あんなバケモノと戦う気!?」

 

「そうよ!」

 

「無理よ!」

 

 

タイラントと戦おうとする美琴を真姫は、必死に止める。

 

 

「あんな死にたいの!?ウルトラマンでも敵わない怪獣にどうやって挑むわけ!?」

 

「そんなの……こうするに決まってるでしょ!!」

 

美琴は、周りに放電して家電をショートさせる。止めようとする3人の前に立つ。

 

 

「殺してまで止めれる覚悟がないんだったら……退いて!」

 

 

そう言われると反撃できない真姫を放ってほいて美琴は、歩き始めた。

 

 

「ごめんね……黒子、佐天さん、初春さん、みんなから繋げてもらったこの命……ここで尽きるかもしれない……。でも……」

 

 

そう言うと美琴は、ポケットからコインを取り出すと体内にある電気を右手の親指に込める……。

 

 

「私は、最後まで諦めない!!」

 

 

そう言うと同時に右手に近づいたコインを親指で弾き飛ばすとローレンツ力で加速して音速の三倍以上のスピードで撃ち出した。

 

 

 

 

 

しかし!?

 

 

 

 

 

 

 

こちらを振り向いたタイラントは、超電磁砲(レールガン)をも吸い込んでしまった。

 

 

「嘘ッ!?」

 

「あんたの事も知ってるわ。御坂美琴。学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)の第3位。そして……」

 

 

そう言ってタイラントは、バラバの鞭を避難所に向けて飛ばしてある人を捕まえて帰ってきた。

 

 

「あぁ!?」

 

「ここに居るμ'sのリーダー高坂穂乃果の幼馴染みである事もね!それがあんた、超電磁砲(レールガン)の弱点よ!」

 

 

そう言って気絶している高坂穂乃果の姿をじっくり美琴に見せる。

 

 

「これでもアンタは、自分の必殺技を私にぶち込むことできるかな!?」

 

「何て酷いことを!?」

 

 

美琴は、握り拳を作るもそれにはタイラントには関係なくそのまままた街を破壊し始めようとする。

 

 

「穂乃果を離せぇぇぇぇぇぇっ!!!」

 

 

美琴は、瞬時に地面から砂鉄を使ってチェンソー並に強い剣を作るとそれを伸ばしてバラバの鞭を斬る。

 

 

「え!?うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

「間に合えぇぇぇぇぇぇっ!!」

 

 

美琴は、そう叫ぶと落下してきた穂乃果をギリギリで助ける。

 

 

「貴方は!?」

 

「久しぶりって所かしら?」

 

「美琴ちゃん!!」

 

 

穂乃果を助けたことに安心する美琴は、最後の着地に失敗して足を捻ってしまった。

 

 

「痛っ!」

 

「美琴ちゃん、大丈夫!?」

 

「大丈夫、でももう逃げれないわ。だから、穂乃果だけでも……。」

 

 

そう言ってる途中、穂乃果は美琴の事を腕を支える。

 

 

「え!?穂乃果、何考えてるの?私と逃げてたら逃げられない……。」

 

「生きよう!」

 

「え!?」

 

「生きよう!だって美琴ちゃんまだ中二でしょ?若いのに私より先に死んだら許さないから!」

 

 

穂乃果は、そう言うとタイラントから離れようとするがタイラントは、穂乃果達を見つけると足を使って踏み潰そうとした。

 

 

その時、謎のビームがタイラントの頭部を直撃して倒れる。

 

 

「何!?」

 

 

穂乃果達は、避難しながら逃げると彼女達の後ろに緑色の鎧をに身纏った戦士がゆっくり着地した。

 

 

「な、何者よ!?」

 

「僕の名は、アンドロ警備隊隊長のメロス、アンドロメロスだ!」

 

「あ、アンドロメロス!?」

 

 

緑色の鎧の戦士は、自分のことをアンドロメロスと名乗った。メロスは、腰にあるアンドロスポットからダブルサーベルを取り出すと構えるとタイラントへ向かって走り出した。

 

 

「アンドロ警備隊!?ふざけるんじゃないわよ!」

 

 

タイラントは、メロスに近づくと鉄球をぶつけようとするが、メロスは躱してダブルサーベルを振りタイラントを切っていく。二歩下がったタイラントは、鎌を振って攻撃を仕掛けるがメロスはダブルサーベルを盾に防ぐとタイラントの顎へめがけて蹴るとまたタイラントは、後ろへ下がる。

 

 

「強い……」

 

「穂乃果!!」

 

 

無事、避難所へ帰ってきた穂乃果達は、海未達と合流するとメロスとタイラントの方を見る。

 

 

「あの戦士は一体……。」

 

「あの戦士、確かメロスって言ってたわよね?」

 

「メロス!?まさか、アンドロメロスではありませんか??」

 

 

海未の質問に美琴は答えると、それを聞いた海未は驚いた。

 

 

「海未ちゃん知ってるの??」

 

「え、えぇ。正確には私のお婆様から聞いた話で……、昔地球に現れたジュダ軍団を懲らしめた驚異の戦士だと……。」

 

 

海未は、アンドロメロスについて詳しく話す。その間、メロスは、順調にタイラントを追い詰める。

 

 

「このままでは負ける!!」

 

 

にこがそういった瞬間だった……。

 

《ダークライブ!キングジョー!!》

 

不気味な音声が流れるとメロスに向かって光線が命中する。メロスは、前にふらふらっと進むとタイラントの鉄球をもろに受けて吹き飛ばされた。

 

 

「メロス!!」

 

 

海未は、思わず声を上げる。しかし、タイラントに既に踏み潰されて起き上がることが不可能だった。それを見た美琴は、握り拳を作り海未達の方を振り向く。

 

 

「あの!私にこのピンチを切り抜ける打開策があるんですけど!!付き合ってもらえるかしら!?」

 

 

美琴は、そう言うと3人はそれぞれの顔を確認するとその案に乗った。

 

 

 

 

 

 

「ウアッ!」

 

 

メロスは、そう言いながら地面を転がる。既に彼には踏ん張る力がなくなっていた。それほどタイラントとキングジョーの攻撃が凄まじい威力だった。

 

 

「何よ!アンドロ警備隊隊長も大したことないわね!」

 

「クッ…2対1か……。」

 

 

メロスは、呟くがタイラントはそれを無視して近づく。

そんなタイラントに対してメロスは、ダブルサーベルを使ってタイラントに刺し込む。

 

 

「嘘!?」

 

「お前の負けだ!力に過信しすぎたんだな。」

 

 

メロスは、そう言うと起き上がりタイラントから離れるとタイラントは、爆発するとダブルサーベルはメロスの元へ帰ってきた。

 

 

「ふぅ……嬢ちゃん、力ってのは破壊だけに使うんじゃないんだ!誰かを魅了するのだって立派な力だ!」

 

 

メロスは、ボロボロになったにこに使ってそう言うと次はキングジョーに向かって走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、μ'sの6人と美琴はゾフィーの近くまで来ていた。美琴は、一輝が、言っていたウルトラマン誕生の秘密を思い出す。

 

 

「確か……プラズマスパークの光を浴びた光が本来の彼らのエネルギーになって……そのプラズマスパークエネルギーを作るには……。」

 

 

美琴は、結論に辿り着くと体内の電気の質力をゆっくり高めていく……。

 

 

「みんな、お願い!ゾフィーに呼び掛けて!!」

 

 

美琴は、電気の質力を最大する間にゾフィーの意識を戻そうと考えて彼女達に発言してもらうと思ったのだ。

 

 

「分かりました!ゾフィー、貴方は私達から消えかかっていたウルトラ戦士との長年に渡る絆を繋ぎ止めてくれた最強の戦士です……。だから、こんな所で負けてはいけません!今、アンドロメロスがタイラントを倒しました。しかし、キングジョーが現れてピンチです!だから……もう1回立ち上がってください!!」

 

「次は、ことりだね!光の巨人さん、ことりは数々の脅威から1人で戦い抜く姿はカッコイイと思ったし尊敬してました。だから、今回も負けないで!!立ち上がってあのロボットを倒して!!」

 

「次は凛だにゃ!凛は、単刀直入にありがとうしか言えないよ……もし、あの時にゾフィーが来てくれなかったら私……もう二度とこうして笑えなかったから……だなら、お願いもう一度私達を守って!」

 

 

すると、今言った凛やことり、海未の身体がうっすらと光り始めた。

 

 

「次、私行きます!ゾフィーさん、貴方には諦めない勇気を教えてもらいました。今は、その勇気を使って凛ちゃんや真姫ちゃんと楽しくスクールアイドルとして活動してます!そして、ゾフィーさんにはこれからも私達を支えて欲しいです!!我が儘かもしれないけど……どうか、宜しくお願いします!! 」

 

「ねぇ、私と約束したじゃない!死ぬなって……あの約束を破ったら承知しないわよ!!だから……もう1回立ち上がって笑顔な姿を見せなさいよ!」

 

「さぁ、穂乃果の番ですよ!」

 

「えぇ!?穂乃果も言うの?」

 

「当然です!ゾフィーが最初に来た時に一番喜んでたのは穂乃果ではありませんか!」

 

「そうだよ!穂乃果ちゃんファイトだよ!」

 

 

そう言われると穂乃果は、少し照れなからゾフィーを方を見る。一年生トリオは、既に身体が海未やことりの様に光ってた。

 

 

「ゾフィー、まず貴方に謝ることがあるの……。ごめんなさい!!」

 

 

そう言うと穂乃果は、頭を下げる。

 

 

「私、貴方の事を役立たずって言っちゃった……。本当はね、ウルトラマンって神様だと思ってたんだ……。だってどんな敵でも倒すんだもん。でも……本当に強いのは心なんだね!私、貴方に会えて……心から良かったと思ってる。だから、お願い!もし、願いが叶うなら……もう一回戦って!!」

 

 

穂乃果がゾフィーへ言い終わると身体が光り始める。

 

 

「おい!俺達もやろうぜ!」

 

「何でここいいるか分かんないけど電気使い(エレクトロマスター)がゾフィーを助けようとしてるぞ!俺達を守ってくれたゾフィーを蘇らせようぜ!」

 

 

そう言って避難先にいる人達もゾフィーへ声援を送り始める。

 

 

「こんだけの声が集まってる……これなら!!」

 

 

そう言ってゾフィーに最大級の電気を放とうとすると穂乃果が止めた。

 

 

「ほ、穂乃果!?何するの??」

 

「私、美琴ちゃんのゾフィーに対する想い聞きたい!!」

 

「え、えぇ!?」

 

 

美琴は、顔を赤くして驚くが穂乃果の無邪気な意見に珍しく海未やことりも賛成する。

 

 

「わ、私は……。」

 

 

美琴は、そう言って黙り込む。今まで一輝に沢山支えてくれた……それは、事実で嬉しかったこと……。

ゾフィー=一輝という事を知ってる美琴にとってみれば、一輝に、お礼を言ってることになる……。しかし、メロスがキングジョーに押し倒された。

それを見た美琴は、開き直った。

 

 

「私は、アンタにたくさん支えてもらったし我が儘も聞いてもらった……。だから……ありがとう……。」

 

 

そう言うと美琴は、ゆっくりゾフィーに近づく。

 

 

「最後にもう1個我が儘聞いてもらっても良い?」

 

 

すると、美琴はゾフィーの左手の小指を左手で触る。

 

 

「もう大切な人に死んでもらいたくないの!

だからッ!!……。

生きて!生きてまた帰ってきて!!」

 

 

そう言うと美琴は、百億ボルトの電流をゾフィーに流し込む!と光った7人から溢れ出した光の粒子がゾフィーの身体へ集まっていく……。

 

 

「ありがとう…美琴……。」

 

「え!?」

 

 

ゾフィーの身体は金色に光るとその場から飛んでいった。

 

 

「やったのですか!?」

 

「分からないけど……きっとそうだよ!!ゾフィーが帰ってきたんだ!!」

 

 

海未の疑問に穂乃果は、笑顔で答える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




《次回予告》(CV.御坂一輝)
メロスの援護……。
みんなの勇気、希望……。
全てが俺の力になる!!
あの時、誓った約束……破るわけにはいかん!!
さぁ、キングジョー!
宇宙警備隊隊長とアンドロ警備隊の隊長が相手だ!!!


次回、第12話「ゾフィーとアンドロメロス!!」


次回もお楽しみに!!
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