ルルイエ……。
南太平洋にある謎が多い遺跡である。
ゾフィーは、ルルイエを発見してその地に降り立った。すると、早速ルルイエ上空が黒く厚い雲に覆われた。
「なるほど、もう逃がさないという事か……。」
そうして1歩、2歩歩き始めると地下から超古代怪獣ゴルザが出現した。ゾフィーは、構えるとゴルザは自らの尻尾を振って攻撃してきたが、それをしっかりゾフィーは受け止めるとそのまま振り回して地面に叩きつけた。
すると、ゴルザは静かに動かなくなった。
(どうしてだ!?この島の生物はみんなほぼ瀕死の状態だ……何故!?)
ゾフィーは、そう思いながら中に入るとそこでカラータイマーが青から赤へ点滅する。慌ててゾフィーは、一輝の姿に変えた。
「クソ……時間切れか。この姿だと探すのに一苦労するな。」
そう言って一輝は、奥へと向かって走り始めた。
場所は変わってルルイエの奥にある町の更に奥にある城……。そこには、絵里とダイゴが余裕の表情で町を見物していた。
「ここも変わらないわね……。」
「あぁ。でも、絵里の気持ちは変わる。」
そう言ってダイゴは、絵里を見つめて腰に手を回すと次第に口を……。
「ちょっとアンタ達!!いつまでそう言うのを見せつける気なのよ!?」
そうしようとした2人を止めるのがいつも美琴である。
「何だ!?お前も出来なくて悲しいのか!?」
「だ、誰が……。」
「知ってるわよ!貴方、学園都市にいる上条当麻って人に好意があるらしいわね。」
「な、んなわけないでしょ!!」
(あいつは……もう……)
美琴は頬を赤くする。いつもこの繰り返しだ。しかし、2人はまた口を近づけて唇を重ねて次第には舌も絡める。
「は、破廉恥です!!」
「音ノ木坂の生徒会長がこれじゃ……廃校も仕方が無いわ。」
「黙りなさい……。」
にこに言われたことに対して絵里は、小さく呟く……。
「何!?聞こえないわよ!」
「にこちゃん落ち着くにゃ!」
「黙りなさい!!」
絵里は、怒鳴ると手から電撃を放ち彼女達を痛めつける。
「痛い……。」
穂乃果の意識が薄れかかろうとする時、絵里は穂乃果の頬を叩く。
「貴方は、そう簡単に死なせないわ!高坂穂乃果、そして、電撃の効かない御坂美琴。」
「上等じゃない!どんな事だって耐えてやるわ!」
そう言って反抗する美琴に対して穂乃果の精神はほぼ壊滅状態になり掛かろうとしてた。
「穂乃果、絶望してはダメよ!」
「美琴ちゃん……もう無理だよ。」
「穂乃果!!」
励ます美琴に対して穂乃果は次第に諦め始めた。
そんな穂乃果に声をかけたのは海未だった。
「何諦めてるんですか!?貴方が始めたいと言ったスクールアイドルでしょ?学校を救いたいんでしょ?だったら諦めてはダメです!立ち向かうのです!!」
「海未ちゃんの言う通りだよ!穂乃果ちゃんが諦めたらここですべて終わっちゃうんだよ!?」
「しっかり気を保ちなさい!穂乃果、正直貴方が居てくれて感謝してるんだから!」
穂乃果は、横を振り向くとそこには海未やことりそれににこも彼女を励ましてくれた。
「にこちゃん……海未ちゃん……ことりちゃん……みんな!」
そして、穂乃果の瞳は再び眩しいほどに輝く。
「そうだよね……うん!穂乃果は諦めないよ!!」
「何でよ……何で絶望しないのよ!何で?」
その光景を見て可笑しくなった絵里は、穂乃果達に質問する。
「アンタ達はどう思ってるか分からないけど……ここにいるメンバーはみんな一輝って言う希望に救われてきたのよ!その想いってのは簡単には途切れることは無いわ!」
「みんな信じてるんだよ!一輝君が必ず助けに来てくれるって……」
美琴と穂乃果は、順番に言うと二人息を合わせると大きく息を吸った。
「ゾフィーなら必ず来るし!助けてくれる!!」」
腹の底から叫んだ声は、洞窟で迷ってる一輝に届いた。彼は、そこから声の方声へ向かって走ると目の前には、町が広がっていた。
「穂乃果ー!!美琴ー!!」
一輝は、そう叫ぶと見ていたダイゴは、一輝を確認するとあるスイッチを押した。
それと同時に彼女達を十字架に強制的に張りつけて城の屋上に移動した。
「みんな!!」
「ゾフィー、ここからが本当の戦いだ!最後まで楽しんでくれよ!」
「ふざけるな!そのせいで何人の人が犠牲になってると思ってるんだ!?メロスだって……そこにいる穂乃果達だって何も悪くないだろ!」
「違うわ。これは、この音ノ木坂でスクールアイドルをやろうとした穂乃果達が悪いのよ!私は、みんなに楽しい学園生活を送って欲しかった……。」
絵里は、そう語るが一輝は違うと思った。それは、ただ単に自分の主張に過ぎないと……。
「それは違う……。それは、ただ単に自分の思いを他人に押し付けてるだけじゃないのか!?」
「黙れぇぇぇぇっ!!!」
絵里は、そう叫びながら金色のスパークレンスを掲げてると先端部分が展開しカミーラになると城の前に立ち塞がる。それを見たダイゴは、ため息を吐いてからブラックスパークレンスを取り出すとそれを掲げてティガダークへと変身する。
「光の宇宙人と闇の巨人の戦いね……。」
「違うよ!にこちゃん。」
にこの意見に穂乃果は、反対すると穂乃果は、瞳を閉じてじっくり考えてから再び目線をゾフィー達に向ける。
「あれは、人の心の戦いだよ!」
暫く牽制してた両者だが、一気に間合いを詰めてティガダークとゾフィーが組み合うとティガダークが腕をとるとそのままゾフィーを投げ倒す。すぐ起き上がるとゾフィーは、ティガダークを向いて構える。しかし、背後にそっと歩み寄ったカミーラは、カミーラウィップを振りゾフィーの背中を攻撃する。痛みとともに膝をつけいて座り込むゾフィーに対してカミーラは、もう一撃と思い腕を上げてそのままゾフィーに向けて振り下ろすがゾフィーは、横に転がり躱すと回転の反動で起き上がり再び構える。
ティガダークは、必殺技であるゼペリオン光線の構えに入るとカミーラもカミーラウィップを準備する。そして、ティガダークがゼペリオン光線を放つと同時にカミーラは、それをゾフィーに向けて振るもゾフィーは、空を飛びそれを躱すとティガダークに向かってZ光線を放つ。
「ダイゴ!」
「問題ない。」
心配するカミーラに対してティガダークは、即答して答えるがカミーラは、空中浮遊でゾフィーを追いかけるがそれを余裕で回避したゾフィーは、カミーラにZ光線を放ち地面に落とすと地面に着地する。
ここまでは、完全にゾフィーが有利だ。しかし……。
「ピコン…ピコン…ピコン…ピコン…」
胸のカラータイマーが青から赤へ変わった。そのあまりの速さにゾフィーは、驚く。
「何!?」
「引っかかったわね!」
そう言って笑いながらティガダークとカミーラは、立ち上がる。
「どういう事だ!?」
「ここ、ルルイエの上空には邪悪な雲が覆って光を一切受け付けないようにしている。つまり、太陽がエネルギーのないここでは、貴方は完全にフリって事よ!」
そう言ってカミーラは、カミーラウィップを使ってゾフィーの動きを止めるとティガダークは、ゆっくりゼペリオン光線の動作を開始した。
「死ね!ゾフィー!!」
そう言って両腕をL字に組んでティガダークは、ゼペリオン光線を放つ避けたくても避けきれなかったゾフィーは、それを受けてから地面に倒れ込む。それを見たカミーラは、笑い出した。
「ぞ、ゾフィー!!」
穂乃果は、今にも枯れそうな声で叫ぶが……。
彼の光は、次第に消えていこうとしていた……。
その時!!
彼の消えかかってしまう精神に変わって
その証拠に、ゾフィーの瞳は紅に真っ赤になり始めていたのを他の人は知らない……。
《次回予告》(CV.高坂穂乃果)
ルルイエを包む邪悪な空気により前まで押さえ込んでいたジュダのウイルスが発動して暴走するゾフィー……。
時間と共に少しずつ崩壊を開始するルルイエ……。
全てが終わる時、奇跡の歌が彼の心を取り戻す!!
次回、
第17話「ゾフィー対ティガダーク&カミーラ(後編)」
です!
見てねぇー!!