ULTRAMAN ZOFFY   作:銀河 流星

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最近、学校が忙しいので投稿遅れます。







第19話「誕生!ウルトラマンティガ!!」

 

 

「何だ!?その姿は……。」

 

「これか!?これは……お前と真逆の力だ!!」

 

 

そう言ってティガは、ティガダークからティガトルネードへと姿を変えた。

 

 

「馬鹿な!!闇の力を光に変えただと!?そんな不可能があるわけない!!」

 

 

そう言って次々と光弾をティガに向けて放つが、そんなのを無視してティガは、ルギエルに近づくとバークスパークをルギエルの手から取り離すと反対側の方向へ投げてからルギエルを持ち上げる。

 

 

「な、何!?」

 

 

持ち上げたティガに対して驚くルギエルだが、ティガはそれを地面に叩きつけてからルギエルの上に乗っかり連続パンチを浴びせる。

しかし、ルギエルはティガを押し退けて再び立ち上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……アンタ達、いい加減にしなさいよね!」

 

 

場所は、少し離れてビルの屋上では、美琴とチブロイドが戦闘を繰り広げていた。美琴の電撃でショートするも何故かまた復活してしまい苦戦していたのだ。

 

 

「何で蘇るのよ!!」

 

 

そう言って美琴は、再び電撃を放つが今度はショートする暇もなくチブロイドは美琴経向かって走り出した。

 

 

「嘘!?」

 

 

そう言ってチブロイドの攻撃を躱す美琴だったが……。

 

 

「バンッ!!」

 

 

銃声と共に美琴の右腕から血が流れる。

 

 

「クッ……。」

 

 

それを思いっきり押さえる美琴だが、血は止まることは無かった。動きが鈍くなった美琴に目掛けてチブロイドの群れが襲い掛かる。

 

 

「全く……これだから困るんだよな……。」

 

 

そう言って美琴の隣りを謎の光線が通り過ぎる。美琴は、後ろを振り向くと熱に侵されてたはずの一輝だった。

 

 

「何で……何でアンタがここに居るの!?」

 

「何でって……それはあれだ。お前を守りたいからに決まってるだろ?」

 

「死んだらどうする気なのよ!?」

 

「良いか!?俺は……俺は死なない。ウルトラの戦士……いや、一人の人間としてお前と約束する。」

 

 

その頬は赤かった。まだ、四十度近くの熱があるのに……無理してるのは美琴でも分かった。だが、一輝の瞳は本気だった。

近づいてきたチブロイドに向かってZ光線を放ち完全に動けなくさせた。

 

 

「今だ!」

 

 

一輝はそう言って美琴の方を向く。すると、美琴は、ポケットからコインを取り出しコイントスをし始める。

 

 

「言われなくても……分かってるわよ!」

 

 

そう叫ぶと親指でコインに凄まじい電撃を加えて超電磁砲を放つすると、チブロイド達は跡形もなく全員消えた。すると、さっきまで元気だった一輝がふらっとふらついてその場に倒れ込む。

 

 

「クッ……もう大丈夫だとおもったのに……」

 

「もしかして、また熱が上がったんじゃないの!?」

 

 

そう言って美琴は、一輝の額を触る。やはり、彼の熱は確実に上がっていた。

 

 

「もう戦っちゃダメよ!」

 

「な、何でだよ!?俺は……まだ!!」

 

「もう止めてよ!」

 

 

それでも戦おうとする一輝に向けて美琴は、電撃を放つ。いつもなら避ける一輝も今回はそれを受けてしまう……。

 

 

「ほらね!今の一輝には、アイツを倒すことすら出来ないわ!だから、大人しくしてて!!」

 

「そうはいかない!」

 

「何で……何で他の惑星のためにそこまで頑張るのよ!?」

 

「それは……俺がウルトラマンだからだ!」

 

 

一輝は、真剣な眼差しで答える。すると、戦闘中のティガがルギエルに吹き飛ばされて倒れ込むと、それを見た一輝はブレスレットを構えるがそれに対してティガは、待てと言うポーズをする。

 

 

「何故止める!?」

 

(僕は償いがしたい。君とその仲間である穂乃果達音ノ木坂の……僕達の後輩に……)

 

「……分かった。でも、次は止めるなよ!」

 

 

それを聞いたティガは、うんと頷く。それを見た一輝は、構えたブレスレットを下ろす。お互いに次の意味が分かってたのだ。ティガは、再び立ち上がるとそこへ目掛けてルギエルが再び光弾を連続射撃した。しかし、ティガはそれを真っ正面から受け止めると彼の身体が発光し始めた。その色はルギエルが嫌う金色の光だ。

発行を終えたティガの身体には青紫色が入ったマルチタイプとほぼ同じ身体のティガブラストへ変身を遂げたのだ。

 

 

「なんて奴だ……闇を光に変えたウルトラマン。」

 

 

彼の行動に一輝も驚く。すると、ティガはルギエルの光弾を弾くとランバルト光弾を放ちルギエルにダメージを与える。そして、凄まじい速さで移動してはチョップやキックなどのコンビネーションアタックをする。しかし、ルギエルは一輝の方へ光弾を放つ。それを見たティガは、ビルの前まで移動して盾になる。

 

 

「ティガ!」

 

 

一輝は、そう言うとティガは、安心しろと言うかのように首を縦にゆっくり振る。そして、ルギエルの方へ向くと両腕を額でクロスさせると額にあるクリスタルが白く輝くとゆっくり手を握りしめてからそれぞれの方向へ下げると胸の黒いラインが金色になると黒銀だった所が銀色へ変わっていた。

 

 

「な、何者だ!?貴様……ティガダークでは無いな!」

 

「あぁ、僕は……ウルトラマン…ティガだ!!」

 

 

ティガは、そう言ってからゼペリオン光線を放つとティガダークの頃より威力が倍になっていた。

 

 

「な、何だ!?この力は???」

 

「これは……人の光だ!!」

 

 

そう言ってティガは、ゼペリオン光線の威力を高めていく……。

 

 

「ぐっ……ぐわぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

そう言ってルギエルは爆発した。

 

 

「やった!!」

 

 

そう言って穂乃果は喜ぶ。しかし、美琴は気づいていた。人形にされたカミーラが蘇らないことを……。

そして、ティガの後ろに黒い影があるのが見えた。

 

 

「ティガ!後ろよ!!」

 

 

美琴の声につられてティガは、後ろへ向くがそこには、ダークスパークを手に取ったルギエルの姿があった。

 

 

「流石と言いたいが……私にはこの右手がある。異能の力ならなんでも打ち消すこの右手がな!!」

 

 

そう言ってルギエルは、ダークスパークから人形へ変える力のある闇の波動を放つ。

それを見たティガは、後ろに居る美琴達を守るためにバリアを展開して防ぐ。

 

 

「はぁはぁはぁっ。後ろの人間ごと人形になれ!!」

 

「させない!この人たちはこの星の希望だ!!例え、僕が倒れても……この星は何度でも立ち上がる!!ウルトラマンと共に!!」

 

「黙れ!!人形になれ!!!」

 

 

その声には既に希の声はなかった。次第に押されるティガ……カラータイマーが青から赤へ変わる。

 

 

「一輝……僕やみんなが倒れても……この星を支える希望に……なってくれないか?」

 

「当たり前だ!それが……この力を受け取った我らの使命だからな。」

 

「それを聞いて安心した。これを受け取ってくれ。」

 

 

そう言ってティガは、右手から一輝のブレスレット目掛けて光の粒子を放つ。そして、壊されたバリア……。

ティガから光を受け取った一輝はそれと同時に見上げると、先程まで立っていたはずのティガは、消えていて人形へとなっていた。

 

 

「ティガ……、カミーラ……。」

 

 

そう言って一輝は、人形を持つ。

 

 

《お願い……希を…にこを…後輩達を……守って!!》

 

 

そう一輝の頭に入ったのは絵里の声だった。

 

 

《僕達の力不足のせいで関係ない人まで巻き込んでしまった……だから守ってください!ワガママなのは分かってます。でも……希望を教えてくれた人達を守りたいんです!!》

 

 

次に聞こえたのはダイゴの声だった。それを聞いた一輝は、それぞれの人形を見つめる。

 

 

「俺こそ……力になれなくて……こんな姿にしてしまい……すまない。必ず……必ず元通りにするから!!」

 

 

そう言った一輝は、美琴の方へ歩み寄ると彼女の手にカミーラとティガの人形を持たせる。

 

 

「行ってくる。」

 

「……。」

 

 

美琴は、涙目になりながら何も答えない。

 

 

「絶対に勝ってほしいにゃ!」

 

「負けたら承知しないわよ!」

 

「必ず帰ってきてください。ウルトラマンではなく私達の知ってる御坂一輝として。」

 

 

凛、真姫そして海未がこれから戦闘へ向かう一輝に声をかける。

 

 

「あぁ、分かってる。」

 

 

そう言って一輝は、鋭い視線でルギエルを睨む。

 

 

「ゾフィー、次の犠牲者は貴様だ!」

 

 

そんな一輝の背中を見てた美琴は、その背中に手を伸ばそうとするが止めて引っ込んでしまう。

 

 

「声、かけなくていいの?」

 

 

そこへ穂乃果が歩み寄り質問する。

 

 

「私……昔は自分からそう言うのに行くから……送り出す方の気持がわからなくて……どう声かけて良いのか分からないの。」

 

「そんなの簡単だよ!その人に送るのに相応しい言葉を選べばいいんだよ!例えば……一輝君!絶対!絶対!勝ってきてね!!約束だよ!!」

 

 

そう言われた一輝は、手を上げて答える。それを見た美琴は、一瞬握り拳を作るがすぐ解く。

 

 

「一輝!」

 

 

足を止め振り向いた一輝に涙目ながらも美琴は、なるべく笑顔を作りながら……。

 

 

「頑張れ!」

 

 

そう言うと笑みをこぼした一輝を見て美琴は、一安心する。

 

 

「分かってる!みんな、危ないから学校で待っててくれ。」

 

 

そう言って一輝は、プラズマ鉱石の光に包まれてゾフィーになる。穂乃果達は音ノ木坂学院へと避難を開始する。

 

 

 

 




《次回予告》(CV.高坂穂乃果)
地球……いや、宇宙の未来をかけて一輝君は戦う……。
一輝君、絶対に負けちゃ……って、何!?あの反則的な右手は!!
でも、何で美琴ちゃんあの手を見ると落ち込むんだろう!?

次回、第20話「幻想殺し対M87光線」

見てね!
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