ULTRAMAN ZOFFY   作:銀河 流星

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こんにちは!
銀河ラブライバーです。
昨日第1話を更新してから既にUAが190を超えました。
ありがとうございます。
これからもこの作品を応援してくれる皆様の気持ちを大切にして書きたいと思います。



第2話「誕生!ゾフィー・ファーストスタイル!!」

話は、数時間前に遡る。

夕方の高坂家では、茶髪のサイドポニーテールの高坂穂乃果(こうさかほのか)、ベージュのロングヘアの(みなみ)ことり、ブルーのロングヘア園田海未(そのだうみ)が居た。彼女達は、幼い頃から一緒にいる3人でいつも遊んでいた。高校に入ってからは、弓道部に所属している海未は、中々彼女達と遊ぶ時間が取れなかった。しかし、今日は部活が休みなので久々に穂乃果の部屋に遊びに来たのだ。普段の日常会話をしている3人の近くで地響きがした。

穂乃果は、慌ててその光景を見るとそこには、数年前テレビで話題になっていた宇宙人、ウルトラマンメビウスが居た。その光景に興奮する穂乃果だが、メビウスは、急に街を破壊し始めた。

 

 

「どうして!?」

 

 

それが穂乃果の想いだった。しかし、人々はそれどころでは無かった。

 

 

「早く逃げろ!!じゃないと殺されるぞ!」

 

「おい!押すなよ!」

 

「邪魔だ!!退け!!俺はしにたくねぇー!!」

 

「ちょっと!押さないでよ!」

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!ママー!!」

 

 

自分の周りには、パニック障害の人々が居た。彼らは、逃げることを大切にして他人を見捨てていた。

そんな中、穂乃果は近くで泣きじゃくる女の子を見つけた。その子は、母親と離れたらしく寂しくなって泣いていたらしい。そんな女の子に対して穂乃果は、優しく寄り添う。

しかし!!

 

 

「お姉ちゃん!!」

 

 

妹である高坂雪穂(こうさかゆきほ)は、あるものを見ると自身の姉である穂乃果とその女の子に対して体当りしてその場から退かすと次の瞬間、雪穂は落ちてきた瓦礫の下敷きになってしまった。

 

 

「雪穂……ねぇ、雪穂!雪穂ったら!しっかりしてよ!!雪穂!!」

 

 

片腕しか見えない雪穂に向かって穂乃果はそう叫ぶ。しかし、雪穂の手は、ピクリとも動かなかった。まるで壊れた機械の様に……。

 

 

「穂乃果、早く逃げなければ私たちまで建物の下敷きですよ!」

 

「穂乃果ちゃん早く逃げようよ!!」

 

 

ことりと海未は、逃げるように促すがそれに対して穂乃果は、首を横に振って反対する。彼女にの後ろには、袖を掴んで半泣きの女の子の姿があった。

そして、穂乃果達を見つけたメビウスは、足を大きく持ち上げると踏み潰そうと考えた。

怖くなった海未達は、声も出なくなった。しかし、穂乃果だけは違った。彼女にはある記憶があった。それは、決してウルトラマンがこういう事をしないという記憶……。

 

 

「ねぇ!貴方は、ウルトラマンメビウスだよね!何で街を破壊するの?何で皆を悲しませるの??ウルトラマンはやっぱり人類の敵だったの?私達を騙したの??」

 

 

穂乃果は、海未達より前に出るとメビウスにそう問う。その問いに答えないメビウスは、上げた足を下ろそうとした。そんな彼を吹き飛ばした赤い玉……。

 

彼女の脳裏から蘇る過去の記憶……。

 

 

「やっぱり、ウルトラマンは正義のヒーローなんだ!」

 

 

彼女は、笑みを零す。その玉は、やがて大きな戦士へと姿を変えると瓦礫を退かし雪穂や穂乃果達5人を片手に乗せるとそのビルから離れた場所へテレポーテーションした。

 

 

「ここって……西木野総合病院だよね?」

 

 

穂乃果は、後ろの病院を見ながらそう言う。

すると、先程まで袖を掴んでて離れなかった女の子は、笑顔になると穂乃果から離れていった。どうやら彼女の母親がここに居たらしい。

 

 

「穂乃果、早く雪穂を診てもらいましょう!」

 

「そうだよ、このままじゃ……。」

 

「へァッ!!」

 

 

ゾフィーは、慌てて病院に入ろうとした彼女達に待てとポーズをしながら声をかける。

 

「ウルトラウェーブ!」

 

ゾフィーはそう言うと雪穂に向かってマイクロウェーブみたいなのウルトラウェーブを照射するとそれを浴びた雪穂の傷が徐々に無くなっていくと彼女の身体は、瓦礫の下敷きになる前の状態になるとゆっくり瞳を開いた。

 

 

「……ここは!?」

 

「……雪穂ー!!良かった、本当に良かったよーー!」

 

 

そう言って元気になった雪穂に思いっきり抱きつく穂乃果は、最高の笑顔を見せながらゾフィーに「ありがとう!」と言う。ゾフィーは、それを対してうんと頷くと背中の方を振り向き、暴れているメビウスの方へ向かった。

 

 

 

 

 

 

ゾフィーは、メビウスに向かって飛び蹴りを放つと地面に着地して構えると同時に自身のエネルギーの残量を示すカラータイマーが青から赤へ変わると点滅を開始した。

しかし、変身してからまだ1分しか経ってないのに対して彼は、驚きながら胸のカラータイマーを見つめると、メビウムブレスから伸びた金色の剣メビウスブレードを構えたメビウスがゾフィーを切ろうと腕を振る。

ゾフィーは、それを上体を逸らしながら躱すと最後に突いてきたメビウスのメビウムブレードを上体を後ろへ逸らしながら白刃取りの様にキャッチすると正面にある剣先を横へずらすと右足でメビウスの脇腹をめがけて連続で蹴りを放つ最終的には、彼の頬あたりを思いっきり蹴って倒す。

地響きを立てながらメビウスは、倒れるとゾフィーはメビウス向かって構える。メビウスは、ゆっくり立ち上がると全身を炎に包み込む。メビウムダイナマイトをやる気だ。

しかし、ここでそれを行えば街もタダでは済まない。

ゾフィーは、メビウスを誘き寄せるかのように両腕を十字に組んでスペシウム光線を放ってから空を飛ぶと反応したメビウスは、ゾフィーの後を追って空を飛んだ。

 

 

「一体なんだったんだ!?」

 

「宇宙人同種の争い!?」

 

「そんなの他所でやってほしわ。」

 

「でもあれウルトラマンじゃなかったか??」

 

 

と、ゾフィーとメビウスが去った後地球人は文句を言う。まるで、これから起こる日々が他人事のように……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らの向かった先は、地球から少し離れた月だった。

メビウスは、ゾフィーに近づこうとするがウルトラフリーザを使い時間を稼ぐ。だが、カラータイマーの点滅が早くなる。

 

ゾフィーに残された時間は残り僅かだ!!

 

 

「ゾフィー、ゾフィー!聞こえるか?」

 

 

すると、ゾフィー以外の時間が全て止まった。彼は、止まってしまった周りを見ると向かってくるはずのメビウスすらピクリとも動かない。

そして、自分の目の前に大きな銀色の戦士。

伝説の戦士、ウルトラマンノアが立っていた。

 

 

「ウルトラマンノア、どうしてここに!?」

 

「実は、伝えておきたい事がある。」

 

 

そう言うとノアは、語り始めた。

 

 

「お前以外のウルトラ戦士達がかかってしまったウイルスは、新型ウイルス、D-ウイルスだ。このウイルスにかかった者は、理性を失い本能のままに破壊をする。

だが、そのウイルスにも弱点がある。それは何だと思う?」

 

「何って……それはわかりません。」

 

 

ゾフィーは、そう答えるとノアは、再び喋り始めた。

 

 

「良いか、それは……お前達ウルトラ戦士の必殺技だ。特にお前のM87光線は良く効く。だから、思いっきり放て!!それと、お前に光のエネルギーをやろう。」

 

 

そう言い残してノアは、姿を消した。恐らく宇宙がこの様な状態になってるから調べてくれたのだろう……。

そんな、ノアに対してゾフィーは「ありがとう。」 と呟くと振り向くと時間が動き出した。すると、彼のカラータイマーは再び青く光り出す。

メビウスが近づくギリギリの所で躱すと数メートル先のところまで、離れる。メビウスは、メビウムダイナマイトを止めるとメビウスブレスのエネルギーを開放し、両手を十字に組んで放つ必殺光線メビウムシュートを放った。それを見たゾフィーは、ゆっくり両腕を自身の胸の前に持ってくる。

 

 

「M87光線!!」

 

 

ゾフィーは、一度左手を前へ突き出すと入れ替えるように左手を胸のところへ右手を前に突き出して放つ必殺光線M87光線を放った。制限したパワーでも威力は、メビウムシュートより遥か上なので押し切ってメビウスに命中すると彼の体から出現した黒い砂状のものが飛び去るとメビウスは、胸のカラータイマーの光りを失くして前に倒れる。

ゾフィーは、倒れたメビウスを心配するとそこに、伝説の超人ウルトラマンキングが姿を現した。

 

 

「キング!」

 

 

そう言って近づくとゾフィーは、キングに近づき握手を交わす。

 

 

「ゾフィー、私がキング星に意識を失った彼らを連れていく。君は、その宇宙最強と言われたM87光線を使ってD-ウイルスに侵されている光の戦士たちを救い出すのだ!」

 

「はい!!」

 

 

ゾフィーは、そう言うと地球へ戻ると壊れたビルや建物などをウルトラウェーブで元通りに直すと再び人間の姿へとなった。

人々がウルトラマンを人類の敵として疑う声が聞こえたが……。

一人、ゾフィーに向かって感謝の声を言う少女が居た。

 

 

「ありがとうー!!ウルトラマン!!」

 

 

その少女は、紛れもなく先ほど妹の雪穂を助けてもらった高坂穂乃果であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、地球の人々は何も無かったかのように朝を迎えた。ニュースでは、「街を襲ったウルトラマンメビウスの行動から遂にウルトラマンが人類の敵になったのでは!?」と言うマスコミの声が上がった。そんな中、穂乃果は、既に通っている音ノ木坂学院の制服に身を包み

 

 

「いってきマース!」

 

 

と勢いよく飛び出した。

雪穂は、そんな姉を見て「こんなに早く家を出たのは遠足以来だよ!」と突っ込むが、穂乃果には行くべき場所があった。

そこは、最近音の木坂から入学希望者を取っている秋葉原の名門校私立UTX高校だった。

 

 

「おおっ、これで高校なんだすごーい。」

 

 

穂乃果は、少し驚きながら校舎を見る。そこは、ビルで出来ている校舎の外には、大きなハイビジョンTVがあったり、入校する生徒は全員ICカードを使ったりと明らかにお嬢様学校だった。

 

 

「ねぇ、貴方高坂穂乃果さん……だよね?」

 

「え!?」

 

 

突然後ろから声をかけられた穂乃果は、後ろへ振り向く。そこには、UTX高校の制服に身をつけた生徒が立っていた。

 

 

「貴方は……私と知り合い!?」

 

「えぇ、私はUTX高校スクールアイドルA-RISEのリーダー綺羅(きら)ツバサ。宜しくね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




《次回予告》(CV.園田海未)
皆さん初めまして、園田海未と申します。
UTX高校で行われるA-RISEのライブイベントに招待された穂乃果。そこである決意をするのですが……。

それとは!?

そして、地下で眠っていたはずの
怪獣が一斉に姿に目を覚ます!!
その先手としてあの古代怪獣が!?



次回、第3話「ジュダの野望」



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