ダークルギエルとの死闘が終わり。
平和な時間が再び動き出す。
その中、音ノ木坂学院では……。
「今の話本当ですか!?」
いきなり理事長室に入って言う、その人物は高坂穂乃果。
「正確には、二週間後のオープンキャンパスで行うアンケートの結果次第で音ノ木坂学院の廃校を決めようと思います。」
穂乃果に対して理事長である
「でも、安心は出来ないわ。残された期間を使ってオープンキャンパスをいかに成功に導くかが大切よ!」
絵里は、安心してる穂乃果にそう言うと理事長の近くに行く。
「今回のオープンキャンパスは、生徒会が考えてます!」
「えぇー!穂乃果達も!!」
「あなたに何が出来るんですか!?活動を開始したスクールアイドルのライブを見て喜ぶなんて思えません!」
そう言うと穂乃果と絵里は、睨み合う。それを理事長が仲裁に入って止める。
「絢瀬さん、以前穂乃果ちゃん達のファーストライブの模様をネットにアップしてますね?」
「えぇ!?じゃあ、あれは生徒会長が??」
理事長の言葉に真っ先に反応したのは穂乃果だった。しかし、絵里は冷静な態度で振舞った。
「あれは、貴方達の実力を知るいい機会になると思っただけで貴方達の為にやった訳ではありません。」
最後にそう言い残した絵里は、理事長室を後にした。それを見た穂乃果は、少し笑をこぼしてから海未とことりと友に理事長室を後にして屋上へと向かった。
「なるほど、絵里がそんな事してたわけね。」
「もしかして、生徒会長μ'sのファンなのかな?」
「いや、どうみてもそれはないでしょ?」
屋上へと辿り着いた穂乃果達は、理事長室であった話をみんなに話すとみんなが気にしたのはやはり、絢瀬絵里の本当の気持ちだった……。
「そうなの?まぁ、ビデオをアップしたのが生徒会長ってのが以外だけど……。」
帰り道、一輝は美琴と穂乃果と海未とことりの5人と一緒に帰宅していた。たまたま事情で屋上へ行けなかった一輝と美琴に穂乃果は、放課後の出来事を事細かく説明する。
「うーん……」
「どうしたの、一輝君??」
「いや、生徒会長の考えが分からなくなってな。確か、前に美琴が音ノ木に居るって知った時は、学園都市の方へ連絡しようとか考えたんだろ?」
「そうだよ!でも、それがどうしたの?」
穂乃果は、一輝に更に追求すると一輝頭をクシャクシャとかきながら穂乃果の質問に答える。
「でも、美琴は現に音ノ木坂学院の生徒の一員として転入を認めさせただろ?だから、どうしても生徒会長の矛盾に引っかかるんだよな。」
「確かに……そこは不思議に思いました。」
「ママも中学生を年齢とか偽造して籍を置いとく事に凄い反対したんだけど……そこを押し切ったのが生徒会長だって言ってたよ。」
ことりがそう言うと穂乃果は、再び考え込むが結局答えが見つからずその日は、そのまま解散となった。
「ダイゴ!そっち行ったわ!!」
「任せろ!!」
深夜の音ノ木坂学院の周辺では、ウルトラマンティガに変身したダイゴとカミーラに変身した絵里が誰もいない深夜の街を飛行していた。
その目の前には、超古代竜メルバが複数体飛んでいた。そのうちの2体がティガの方へ向かうとティガは、スピード重視の姿スカイタイプへとタイプチェンジするとランバルド光弾を放ち倒すと、残りはカミーラがカミーラウィップで撃ち落とす。
「最近、多いわね?」
「あぁ、でも何でだ!?」
最近現れるようになったメルバに対してティガが疑問をカミーラに問いかけるとティガのカラータイマーは青から赤へ変わった。
「分からないわ。でも……そのうちゴルザも……。」
「それは、十分に有り得そうだな。」
そう言って二人は、元の姿へと戻ると音ノ木坂の校門からそれぞれの家へと帰宅し始めた。
翌日、絵里の元へ穂乃果が一人で訪れていた。
「で、何のよう?」
「生徒会長、貴方の本心が知りたいです!」
絵里の質問に穂乃果は堂々と答えるとその直球的な返事に絵里は、少し気を悪くした。
「どういうこと?」
「私……音ノ木坂学院には、なくなって欲しくないからμ'sを始めました。その気持ちは、生徒会長と変わらないと思います。でも、あの時生徒会長は、私の事を憎いって……同じ心を持つ者なのにどうしてか疑問があったので……」
穂乃果が事細かく説明すると絵里は、その答えを穂乃果に明かす。
「えぇ、私は確かに貴方が好きではなかったわ……。何を考えてるのか分からなかったし、にこのような道に進んで欲しくなかった……。
でも、それは私の過保護だったみたいね。」
「え!?」
「例え、貴方がこの先絶望してもそこから這い上がる力をくれる存在があなたの周りには沢山いるわ。
だから……、これから好きにμ'sの活動をやれば良いわ。私は、もう何も言わないから……。」
すると、穂乃果は絵里に向けて手を差し伸べた。それを見た絵里は、穂乃果の顔を見つめると既にそこには、穂乃果以外のμ'sのメンバーに希が居た。
「何のつもり?」
「今、好きにしろって言いましたよね?だから、絵里先輩!μ'sに入ってください!!」
「全く、やりたいならやりたいって言いなさいよね?」
後ろにいるにこがそう言うと真姫や凛がにこをからかう。
「な、何言ってるの?私は……貴方達を殺そうとまでした人間よ?そんな人間が、音楽で人を魅了できる訳……。」
「でも!」
そこへ、一輝や美琴、ダイゴがやって来ると一輝は、先ほどのセリフに付け足すように言う。
「今は、立派なウルトラマンとして戦ってるじゃねぇーか!」
「どうしてそれを?まさか、ダイゴから?」
「違うんだ。絵里、僕らが戦ってるのを彼は後ろでずっと見てたんだよ。」
「嘘!?そんな訳ないわ!だって確かにあそこには、私とダイゴしか……。」
「本当よ。一輝は、怪獣だって慌てて家を出るほどなんだから……。全く夜中にやられるこっちの身にもなってよね。」
付け加えるように美琴が言う。それを聞いた一輝は、少し苦笑いをする。
「やってみればいいんちゃうん?」
「希……。」
「ウチはな、あの力のせいで……。他の次元のμ'sのメンバー全員殺ってしまったんよ。だから、このμ'sには、少し違う意味があるんよ。永遠の9人の女神……μ'sって」
希が名付け親ってことにほかの人は、みんな驚く。しかし、希は絵里に続けて発言する。
「だからな、エリチ。やりたいならやればいいやん!エリチのやりたい事は?」
「私のやりたいことは……。」
その時、カミーラのスパークレンスが光り出すと絵里を飲み込もうとする。
「エリチ!!」
「「「「「「「絵里先輩!!!」」」」」」」
しかし、絵里は闇の中に引きずり込まれる中、ダイゴがスパークレンスを出そうとすると一輝に止められる。
「何するんだ!?一輝!」
「お前は、大切な人を殺る気か?」
「何!?」
「あれは、完全にカミーラの力が暴走して本来の闇の力が清き心になった彼女を消してまで包み込もうとしようとしてる。」
「じゃあ、とうしろって言うんだ!」
「私がやるわ!」
もめてる二人の前に美琴がそう言って立ちふさがるとポケットからコインを取り出す。
「く、苦しい……。」
微かに聞こえる絵里の声……。
それは、美琴にはハッキリ聞こえた。そして、取りましたコインをコイントスをして高々と宙に浮かせる。
「過去を見ちゃダメだよ……。折角、その辛い過去と決別しようと努力してるんだから……。だから、自分で自分に嘘つかないで…一緒に!!」
そう言って美琴は、伸ばした右手に電気を溜め込むと落下してきたコインに電気を当てて超電磁砲を放ち、カミーラのスパークレンスだけを破壊した。すると、絵里を包み込もうとした闇は、消えた。
そこには、倒れ込む絵里の姿があった。
「大丈夫ですか?絵里先輩!」
「えぇ、大丈夫よ!それに……。」
そう言うと絵里は、ゆっくり立ち上がる。そして、穂乃果の手をしっかり握った。
「え!?絵里先輩……これは?」
「私は、決めたの。自分の…絢瀬絵里として好きなことをするってね!勿論、希もね!」
絵里は、ウインクしながら答えるとその回答に希は嬉しくなった。そして、絵里は生徒会室を出ようとする。
「どこへ?」
海未が答えると絵里は、その場に止まる。
「どこって……練習よ!」
その答えがキッカケに遂にμ'sは、7人から……9人へ!
あっという間に2週間が過ぎて、9人になったμ'sでの最初のライブが始まろうとしていた。穂乃果達の前には、中学生が数人来ていた。
「皆さん、こんにちは!私たちのは、音ノ木坂学院スクールアイドルμ'sです!私たちは、この音ノ木坂学院が大好きです!この学校だからこのメンバーに出会い、この仲間に出会えたんだと思います。今は、ステージに9人しかいませんが……μ'sを支えてくれた沢山の人が居ます!その人たちの分もしっかりこの9人で歌います!」
新作の衣装に身を包んだ穂乃果は、1歩前へ出て堂々と胸を張って言う。
「「「「「「「「「聞いてください。
僕らのLIVE 君とのLIFE」」」」」」」」」
9人は、声を揃えてそう言うとギターの音楽と共に9人揃ってパワーアップしたμ'sの初のステージが始まった。
《次回予告》(CV.南ことり)
遂に9人になったμ's!
さぁ、これからもっともっと衣装作り頑張らなくちゃ!!
って、もうこんな時間!
早くあそこに行かないと!!
次回から第二章「廃校阻止編」開始!!
第24話「ことりの時間」
です、宜しくね!