ことりのバイトが発覚。しかし、それを前向きに捉えた一輝は、天下A-RISEのお膝元である秋葉原で路上ライブをするということに。
何とその歌詞は、ことりが!?
一体どうなる???
「はぁ……全然歌詞思いつかないよ〜!!」
そう言って机に伏せるのは、ことりだった。ことりは、一人次の新曲の歌詞を書いていたのだ。
「ことりちゃん大変そうだね。」
「えぇ、ことりも初めての経験ですし……。」
そう言ってことりの様子を覗いて見ているのは、穂乃果と海未だった。彼女達は、ことりが心配になりじっと見つめていたのだ。
「何してるんだ?」
「あ、一輝君に美琴ちゃん!」
「あれは……南さんじゃない。どうしたの?」
「えぇ、実は……慣れない歌詞の作成に悩んでるみたいで……。」
海未が、そう言うと美琴少し間を置いてから教室へ入る。
「どう、調子は?」
「あ、美琴ちゃん。」
美琴は、ことりに飲み物の入った缶を渡すと少しことりから話を聞いた。
「そうよね、いくら秋葉原を少し知ってるからってアイツも馬鹿よね!」
「アイツって……一応体は、従兄弟のなんだし……。でも、海未ちゃんの大変さが少し分かる気がして……。曲だって、真姫ちゃんと一輝君、それに美琴ちゃんも手伝ってくれてるんでしょ?」
「まぁね、ちょっと歌詞見せて。」
と言うと美琴は、歌詞の為に作っていたことりのノートを手に取って見る。
「なになに……フワフワしたもの可愛いな!はいっ!後はマカロン沢山並べたら、カラフルで幸せ!ルンルンルンルン。って、これ本当に歌詞にする気!?」
「えぇ!?ダメかな?」
「ダメも何もこれじゃ一人も来ないわよ!とにかく、明日はあの店でみんなバイトするんだからそこから学んでも良いんじゃない?」
恥ずかしげな歌詞を普通の声で歌った美琴は、少し頬を赤くしながらそう言って教室を出る。
土曜日という事もあって店には、多くの人(?)が沢山来ていた。
「で、何で私まで!?」
そう反論するのは、誰でもない御坂美琴である。一輝は、アメリカ北部で暴れているアボラスを倒しに向かった。
「だって貴方もμ'sの一員でしょ?だったら文句言わずにやりなさい。」
「そうそう、これは先輩命令なのであーる!」
とにこと凛がからかい美琴は、渋々メイド服を着て店の方へ出ると10人のメイド服姿を見た客は、少し興奮気味にスマホを構える。
「すみません、店内での撮影はご遠慮します。」
しかし、それとは無関係にシャッター音が美琴だけに響き渡る。美琴は、怒りをあらわにしてその人物に電撃を放つ。
「美琴ちゃん、やり過ぎだよ!」
「そうよ、死んだらどうするの?」
それを見た穂乃果と絵里が止めに入ると、花飾りをした少女と黒髪ロングの少女がボロボロになっている白井黒子の所へ向かう。
「別に良いのよ、黒子とはそう言う関係だから。」
「お、お姉様……昨日突然のように居なくなるので……結局、寮監の先生により処刑を受けましたのよ。」
「あ〜っそ。で、そちらの方は?」
そう言って美琴は、話をふると黒子は紹介し始める。
「あ、こちらは
「それは……ちょっと来て!!」
そう言って美琴は、仕事をほったらかして黒子たちを連れて店の外へ向かう。
「ここなら大丈夫そうね。」
「で、御坂さんですよね?あの常盤台の超電磁砲の。」
「そう言えばまだ自己紹介してなかったわね。私の名前は、御坂美琴。佐天さんの言う通り、常盤台の超電磁砲って呼ばれてたけどまぁ、ここじゃ能力何て無意味に近いから関係ないけどね。そろそろ来ることろね。」
「一体誰が来ると言いますの?」
次の瞬間、光の速さでアボラスと戦闘を終えてきた一輝が黒子達の目の前に現れる。
「いてて……って、美琴?何そんな服着てるんだ?」
「それはこっちが聞きたいわ。それより、昨日話した黒子達が学園都市から来てくれたのよ。」
「おぉ!良く来てくれた。ここなら、バルタンの手の範囲外だからな。」
「あの……失礼ながら聞きますけどバルタンとは?」
黒子は、この間話が聞けなかった分しっかり聞こうとしていた。その表情を見た一輝は、ゆっくり口を開いた。
「話してもいいが……これは、学園都市を敵に回すという事だ。それが出来るか?」
その質問に黒子達は、少し悩んだ。
一方、店の中では……。
「いらっしゃいませ!ご主人様。」
「いらっしゃいませ!ご主人様!!」
「い、いらっしゃいませ…ご主人様…。」
ことり、穂乃果、海未の順番に挨拶をする。恥ずかしがり屋の海未は、とっても小声になってしまい何度もことりからダメ出しを受けてしまう。それは、花陽も同じだった。それに比べ3年生の三人はみんな上手い具合に客を満足させて帰ってもらっている。
「す、凄い……。」
それを見た穂乃果は、思わず呟いてしまう。それに対してことりは、生き生きと働いていた。
「さぁ、二人とも厨房へ行って一緒に洗おう?」
そう言って三人が向かったのは、厨房だ。皿洗いを始める。しかし、穂乃果はそれを少し不満をこぼす。
「何で、何で私達は人前に出ないの?」
「て言うか、メイドとは本来こう言うのがメインなはずです。」
と言いながら作業をする海未に対してことりは、再び注意する。
「ダメだよ海未ちゃん。いつでもどこでも笑顔は大切にね!」
そう、ウインクしながらことりは答える。その姿に穂乃果は、あることを思いつく。
「ねぇ、ことりちゃんって仕事してる時凄い輝いてるよね!だったら、その気持ちをそのまま歌にすればいいんじゃない!!」
その一言でことりの悩みは、消えるのであった。
すると、1週間後に行う路上ライブに備えてポスター貼ったりと準備を始めた。
それからあっという間に1週間が過ぎてライブ当日の朝が来た。秋葉原へ向かい準備をする穂乃果たちを美琴や黒子、初春や佐天が手伝う。
そこへ息を切らしながらダイゴがやって来た。
「ダイゴ、どうしたのよ!?」
「日光にゴルザだ!!一輝、力を借りたい!」
「そうこなくてはな!」
一輝は、そう言うと張り切ってダイゴに付いていこうとすると、それを黒子に止められる。
「どこへ行くのですか?お姉様やその友人の健闘を見ずに……。」
「そりゃ、見たいさ。見たいけど、こういう時に限って俺は、見れないんだよ。」
「それは、どういう事ですか?大体、御坂さんも何か行ったらどうですか?」
「私!?そうね……笑顔で帰ってこなかったら承知しないわよ!」
美琴は、ウインクしながらそう言うとそれを見た黒子は、衝撃な映像を見た顔をする。しかし、一輝は笑顔で「分かった!」と言うとダイゴと共にその場から走りだして行った。
「何故、何故ですの!?お姉様。あの殿方達の正体は!?」
「知りたい?」
美琴は、笑顔を見せながらそう聞くと彼女達は、皆首を縦に振る。
「じゃあ、穂乃果。私ちょっと日光まで行ってくるね!」
「うん!美琴ちゃんも一輝君達と一緒に元気で帰ってきてね!」
穂乃果の言葉にうんと答えると美琴は、黒子のテレポートを使い日光へ移動するとそこで初めて見た怪獣ゴルザを見た黒子、初春、佐天は、驚きを隠せなかった。
「じゃ、ジャッジメントですの!そこの怪獣さん、大人しくなさって!」
しかし、ゴルザは聞く耳を持たず美琴達を潰そうとする。それを美琴は、超電磁砲を放ち阻止する。
「流石!お姉様。」
「でもね、私の力を使ってもこれが精一杯なの。」
「じゃあ、どうすれば!?アンチスキルに頼む?」
「それは無理ですの。学園都市外にいる私達を助けるほど、行動範囲も広くないでしょうし。」
「じゃあ、どうすれば!?」
なす術もなくただ迫り来る怪獣から逃げる黒子達。自分の愚かさを目の当たりにしただろう。しかし、そこへゼペリオン光線とZ光線がゴルザに命中する。
「御坂さんあれは?」
「そう、あれは学園都市に居るレベル5より強い正義のヒーロー……ウルトラマンよ!」
「お姉様、ウルトラマンとは!?」
「あ、それ知ってますよ!五十年前、流星の如く地球に現れた謎のヒーロー。その、超人的なパワーからウルトラマンと名付けたって。」
「で、あの銀色のウルトラマンがゾフィーで、カラフルなのがティガよ。どっちの変身者は、さっきあんた達と接触してるわ!」
それを聞いた黒子は、驚く。μ'sと美琴以外に接した人物といえば……あの謎の二人しか居ないからだ。
「ま、まさか!?」
「そのまさかよ!」
そう言って黒子や初春そして佐天は、目の前で戦っているゾフィーとティガを見つめる。
ティガは、マルチタイプからパワータイプへタイプチェンジすると、ゴルザをつかみ動きを封じると両腕に力を入れてしぼり上げる。そのゴルザの顔面をゾフィーが連続パンチをする。
「いけ!ティガ!!」
「ハァァァァァっ!!チャッ!」
そう雄叫びをあげながらティガは、ゴルザをブレインバスターをして地面に投げ倒すとティガは、ゴルザから離れる。すると、ゾフィーがM87光線を放ち見事ゴルザに命中した。
誰もが勝ったと思った次の瞬間!?
ゴルザは、M87光線のエネルギーを全て吸って自らのエネルギーに変えたのだ。
「嘘!?」
「そんな技ありですの?」
ゴルザの光景を見て驚く佐天と黒子。しかし、そこからゴルザの反撃が始まった。ティガのパワータイプとパワー比べが始まると後ろから接近するゾフィーに対して尻尾で叩き近づけないようにするとティガに近距離で超音波光線を額で放ちダメージを与える。
「こうなったら……。喰らえ!八つ裂き光輪!!」
そう言ってゾフィーは、ウルトラマンの必殺技である八つ裂き光輪を放ちゴルザの尻尾を切断する。
すると、ティガはゼペリオン光線の構えに入るとゾフィーは、M87光線の構えに入り同時発射してゴルザを倒す。爆発が収まってから彼らのカラータイマーが同時に鳴り、残りのエネルギー残量を示していた。
そして、彼らは近くで見ていた美琴達を見つけるとその前まで移動して人の姿へとなった。
「凄い!!学園都市で言うとレベル5?」
「いや、レベルは関係ないよ。一輝はともかく、僕はこれがなきゃ変身できないからね。」
そう言ってダイゴは、スパークレンスを見せる。
「さぁ、ダイゴ。早く東京に戻ってライブを見るか?」
「そうだな。」
そう言って一輝とダイゴは、一緒に東京へ帰ろうとしていた。
「あの!」
その声を聞いて二人の足は止まると同時に振り向く。
「よろしければ、私がテレポートでお送りしますわ。」
「良いのか?」
「はい、こんな活躍をされていればお姉様が惚れる理由も分かりますし。」
「ちょっと!何言ってるのよ!?」
「えー!御坂さん、一輝さん好きなんですか?私狙ってたのに〜!」
「え!?佐天さんまで何言ってるのよ!?ほ、ほら、黒子!早く東京に戻るわよ!」
「ハイですの!」
と言って黒子は、みんなを連れてテレポートさせてるとμ'sのメンバーはみんなライブ用のメイド服に着替えていた。
「あ、一輝君!おかえり!!」
「あぁ、ただいま。」
そして、夕方になり穂乃果達は路上ライブを始めた。
ことりが作詞した曲は少しふわふわ系でことりが主旋律になり、みんなを引っ張っていく姿がまた観客を魅了していくのであった……。
《次回予告》(CV.東條希)
夏だ!海だ!合宿だ!
てな訳で、μ'sメンバー9人と一輝君とダイゴ君、それに美琴ちゃん達を連れて夏の海にやって来たウチら。
しかし、その反対にある火山ではあの怪獣が目覚めようとしていた……。
次回、第26話「ゾフィー死す!?μ's夏合宿!!」