ゾフィーが敗れたことによりパニックに陥る御坂美琴。
しかし、そんな美琴の脳に直接語りかける謎の声があった。、
(バードンを倒したいかい?)
「え!?あんたは誰?」
美琴の脳に直接誰か語りかけていた。
その人は、自らの正体を隠して美琴に協力を要請してきた。
(良いから倒したかったら俺の指示に従ってくれ。この場を逆転出来るのは君の超電磁砲だけだ!)
「分かったわ!」
そんな美琴を見た黒子は、嫌な予感しかしなかった……。
果たして、沼津の平和は!?
美琴の案とは!?
「黒子!」
美琴は、ギランとした目をしながら黒子を呼ぶ。すると、黒子や他の人達も美琴の方を向いていた。すふと、美琴の身体から電気がビリビリしていた。その姿を久々に見た黒子は、少し恐ろしくなる。
「お、お姉様?」
「御坂さん……。」
「初春さんに佐天さんは、ここをお願い!黒子、頼み事……してもいい?」
「お姉様、頼み事とは一体?」
「そうね、アンタの力を貸して欲しいの!」
美琴は、そう言うと黒子の能力の一つであるテレポートを使ってバードンの近くのビルへ到着する。すると、美琴は、ポケットからゲーセンのコインを取り出すと方目をつぶってゆっくり射角を定めようとするが……。
「……無理ね。」
そう言って右腕を下ろす。しかし、まだ手がある。黒子は、美琴がバードンを攻撃しようとしてることを悟った。
「仕方ありません。お姉様、何処を狙えば良いのですか?」
「え!?あの口の近くにある毒袋だけど……。」
そう言うと黒子は、自分の太股に 忍ばせた鉄矢を数本取り出すとそれをバードンの毒袋へ向けてテレポートさせた。次の瞬間、バードンの毒袋が破裂した。
「やった!!黒子、トドメを決めるわよ!」
「分かりましたわ。お姉様!!」
次の瞬間、黒子は瓦礫の方へテレポートすると鉄筋コンクリートを美琴の方へ手レポートさせた黒子は、テレポートで美琴の後ろへやって来た。
「ナイスな位置よ!流石は私の後輩である黒子だわ。」
美琴は、そう言うと体内の電気を右拳に貯める。
「アンタはね、私の大切な人を傷つけた……。だから、許せないの…ごめんね……。これが……これが!超電磁砲の本気よ!!」
そう言って美琴は、自分の前に落下してきた鉄筋コンクリートを思いっきり殴り巨大超電磁砲をバードンにつけて放つ。すると、凄まじい威力になった巨大超電磁砲は、バードンの腹部を貫いた。その後、バードンはゆっくり倒れて爆発した。
その光景をじっくり見ていた人物がいた。
そう、彼は学園都市に暗躍する悪魔な科学者……ダークバルタンだ。
「流石は、学園都市第3位の超電磁砲だ。そんな応用技術が出来るとはな。どうだ、例の計画の材料となる2万のクローンの開発は??」
とダークバルタンは他の科学者たちにそう聞いた。そして、座っていた椅子から立ち上がり装置により未だに寝ている御坂美琴にそっくりな少女をじっと見つめていた。
「失敗した
そう、既にダークバルタンは木原幻生と手を組んでいたのだ。木原の考えは、学園都市と言う一つの軍隊が世界中を敵に回しても負けないという無敵の軍隊を作り世界を征服しようとする考えである。その考えのために学園都市最強の
「その為にも、オリジナルはここで死んでもらう。」
ダークバルタンは、そう言うと近くの巨大倉庫で眠っているある怪獣を転送させた。その怪獣は、本来の姿に火山のマグマエネルギーを大量に入れこまれた
「良し、後はゾフィーだけね。」
バードンを倒し、少しは気が楽になった美琴は、背伸びしながらゾフィーを復活させる方法を考えていた。しかし、突然箱根山が噴火した。
「嘘!?」
「山の方には初春たちが!!」
突然の出来事で驚く二人だが、その火山口から赤と黒の色をして更に二の腕が通常よりも太くなったゴリラみたいなレッドキングが出現した。
「あ、あれは何ですの!?お姉様。」
「確か、レッドキングって言って前に一輝が倒したはず。でも、あの姿は見たことない。」
初めて見た怪獣に驚く美琴だが、先に山に近い避難先の人々を何とかするべく黒子とテレポートして避難先へやってくる。
「逃げて!!」
「み、御坂さん!?どうしたんですか?」
ドアを開けると同時にそう言うとそこに居た佐天が疑問を投げかける。
「良いから早く逃げて!箱根山から怪獣が!!」
それを聞いた街の人々は、慌てて逃げ出す。
「美琴ちゃん、黒子ちゃんも逃げようよ!」
「いえ、高坂さん。私達は、やることがありますの。」
穂乃果達が逃げようと促すも黒子は、それを断った。
「そうね、穂乃果達は早く逃げて。」
「でも!!」
そう言って引き下がらない穂乃果の手を美琴は、しっかり握る。
「え!?」
「大丈夫、一輝と一緒に帰ってくるから……だから、穂乃果達はちゃんと逃げて。」
「分かりました。穂乃果、行きますよ!」
「うん。」
「じゃあ、ちゃんと帰ってきなさいよ!あなた達も大切なμ'sの一員なんだから!」
最後に絵里がそう言い残して穂乃果達は、集団で逃げ始める。すると、美琴と黒子は同時にEXレッドキングの方を向く。
「黒子、巨大超電磁砲やるわよ!」
「分かりました。しかし、お姉様。一つ質問なんですが……。電池切れではありませんわよね?」
「何言ってるの!?私が少し使ったぐらいで電池切れになる訳ないじゃない!!」
美琴がそう言うと安心した黒子は、先程より大きい鉄筋コンクリートをテレポートさせてると、巨大超電磁砲を美琴がEXレッドキングに向けて放つ。
誰もが決まったと思ったがその時!?
煙で視界が悪いせいか、その煙を貫くように溶岩が美琴の方へ飛んできた。
「嘘!?」
「お姉様、危ないですわ!」
そう言って黒子は、覆い被さるように美琴に近づくとテレポートで安全な場所へ移動した。
「イタタタッ……黒子、アンタは大丈夫?」
そう言って美琴は、黒子の方へ振り向くと怪我をして血を流している足を見た。
「すみません、お姉様。不覚にも足を怪我したみたいですわ。」
そう言う黒子に歩み寄る美琴は、ポケットから取り出したハンカチを使って応急処置をする。
しかし、その間にEXレッドキングは美琴達の近くへ向かって歩み寄っていた。
「お姉様、早くお逃げになってください!」
「でも、黒子は?」
「黒子なら大丈夫ですわ。それに、常盤台の超電磁砲が死んだとなれば常盤台にどんな影響が起こるか分かりませんわ。だから……。」
「ごめん、黒子。確かに私が死んだら常盤台のエースが居なくなることになる。でも、それより私はアンタや他のみんなに生きて欲しいんだと思う。だから……不意打ちで勝手に人を手レポートさせるのは止めて!」
美琴は、黒子が静かに伸ばしていた手に気づく。それは、最後のテレポートだと美琴も気づいていたからだ。
そんなEXレッドキングの前に雷のようなものが落下した。
その後、美琴と黒子の前に現れたのはティガダークとカミーラにボコボコにされてアンドロメダに返されたアンドロメロスと伝説の超人ウルトラマンキングであった。
「キング、後は頼みます。僕は、あの改造レッドキングを!!」
「分かった。」
そう言うとメロスは、EXレッドキングに向かって走り出した。キングは、後ろを向き美琴と黒子をじっと見つめる。
「君たちの活躍は、十分に見させてもらった。まだまだ、地球も死んではないと理解出来た。そんな、君たちに2つだけ願いを叶えてやろう。」
願い……。それは、普通の人なら自分の欲望へ使うが今の美琴には、そんな余裕はなかった。
「じゃあ、私のせいで黒子に、こんな怪我をさせてしまったから……。だから、黒子の怪我を治して!それと、最後は……一輝を…ゾフィーを蘇らせて!!」
「お姉様……。」
そうすると、キングは笑い出した。それを見た美琴は、少し疑問を思い浮かべる。
「やはり君は……いや、君たちは……光の子供達だ。君たちの存在は、孤独に戦い続けるゾフィーの心を癒し、ティガダークを光の戦士へと導いた。そんな君たちを最後に試すために願いを聞いたのだが……自分の友人を助けるためにその願いを使う……。自分の願いはないのかね?」
キングは、試しに美琴に自分の願いを質問してみる。すると、美琴は少し微笑みながらその質問に答えた。
「私の願いは……みんなといるこの時間を大切にしたい。ただそれだけだから。それに、これは私が自分の力で叶えなければならない事だから……。」
「良かろう。そなたの純粋な願いを叶えてやろう。」
キングは、そう言うと両腕をクロスさせてキング再生光線を少し放つと黒子の傷は一瞬にして消えた。
「まぁ、傷が一瞬にして!!」
「す、凄い……。これが、伝説の超人ウルトラマンキングの力???」
美琴も1度は耳に入れたことがあるほど地球でも有名なウルトラマンキングは、次にボロボロになって倒れていたゾフィーの所へ行くと先ほど黒子にも使ったキング再生光線を放ちバードンの傷を癒していった。
「目覚めよ、宇宙警備隊隊長…ゾフィーよ!」
キングの声に共鳴するかのようにカラータイマーがゆっくり点滅を開始すると、その色が青になり瞳に輝きを取り戻すとゾフィーは、ゆっくり起き上がる。
「ここは!?……キング!!」
そう言ってゾフィーは、目の前にいるキングと握手を交わす。
「お前は、いい地球人に恵まれたな。」
「はい、彼らには随分助けられましたから。」
「そんなお前達にある凶悪な敵が迫っている。そいつは、マイナスエネルギーを求めて既に地球に潜伏している。そこで、そこに地球人達とメロスやティガと共に立ち向かうのだ!」
「はい!例え、どんな敵が来ようと関係ありません。仲間と共に力を合わせて倒すまでです。それより、キング星へ送還させた光の戦士達は!?」
「それが……、まだ目覚めないのだ。一刻も早くジュダを倒し、光の国に平和を取り戻すためにも頑張らなくてはならない。」
「分かりました!」
「では行け!M78星雲光の国の使者ゾフィーよ!」
キングは、そう言ってメロスと戦ってる場所を指さすとゾフィーは、うんと頷いてメロスの元へ走り出した。その後、キングは美琴の方を再び向いた。
「これで全て願いを叶えてやった。だが、少女よ。そなたにとてつもない闇が迫ろうとしている。それは、暗くとてつもなく深い。だが、ゾフィーや他の仲間を信じて前に進むのだ。」
それを聞いた美琴は、うんと頷くとキングは安心したかのように空を飛び地球を後にした。
「クッ……中々手強いな。」
一方、ゾフィーとメロスはEXレッドキングから距離を置くとゾフィーがそう呟いた。
「でも、隊長が二人もいれば倒せない的ではない。そうですよね?ゾフィー隊長。」
「あぁ、メロス!合体光線だ!!」
ゾフィーは、そう言うとM87光線とメロスの全力のアンドロビームを同時に放つとそれがEXレッドキングに命中する。しかし、その火力を取り込んだEXレッドキングは、全然効かないといわんばかりに両手でゴリラのように胸を叩く。
それを見たゾフィーは、あることを思いつく。
(あれなら、倒せるはずだ!!)
そう考えるとゾフィーは、ある技名を言う。
「ウルトラフリーザー」
すると、ゾフィーはウルトラフリーザーを放ちEXレッドキングを凍らすと彼を持ち上げて上空へ投げるとメロスと同時にM87光線とアンドロビームを放ち今度こそEXレッドキングを爆発させて倒した。
「メロス、これからもこの星のために共に戦ってくれ!」
「勿論です!」
そう言って二人は握手を交わした後、人間の姿になり美琴と黒子の前に現れた。
「一輝……人がどれだけ心配したと思ってるの?」
「すまん。でも、倒したからね?」
「それは、私の巨大超電磁砲があったから倒せたのよ!……って、待ってじゃあ私に向かったテレパシーを送ったのって……ブノア?」
「あぁ、ちょっと地球につくのが遅れそうだったんで力になれる人に頼んで足止めをしようと思ったんだけど……まさか、倒すとは思ってなかった。流石は、
「まぁ、当然ですわ。お姉様は、学園都市230万人の頂点に君臨する7人の
「そう言えば君とは初対面でした。僕の名はブノア。アンドロメダ支部からやって来たアンドロ超戦士さ。」
「あ!穂乃果と約束してたんだった。ほら、早く行くわよ!」
美琴は、そう言って一輝の手を握りその場を後にして穂乃果達と再会した。その際にブノアは、真姫と再会してメチャメチャに言われたのであった……。
《次回予告》(CV.ブノア)
バードンやEXレッドキングを倒した俺達……。
日はすっかりくれて夜になった。そんな中、男子でしか話せないような話を次々と話す3人……。
俺から始まった《恋バナ》……。
果たして、収集はつくのか!?
次回、第28話「超人戦士3人組の恋バナ!?」
に続く!!