ULTRAMAN ZOFFY   作:銀河 流星

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《前回のあらすじ》
あわしまマリンパークへやって来た一輝達に待っていたのは、ザラブ星人とテンペラー星人……更には、ガッツ星人の暗躍により御坂美琴を連れ去られてしまった。



第30話「御坂美琴の秘密!?学園都市の野望とは?」

 

「……ん?」

 

 

ついさっきまで寝ていた御坂美琴は、ゆっくり目を開くと彼女の目の前には、4人の宇宙人……その中心には、学園都市の科学者木原幻生だった。

 

 

「おや、目覚めたかね?御坂君。」

 

「ここはどこ!?私をどうしようっていうの?」

 

 

美琴は、少し強い口調で言うと木原幻生は、クスッと笑い出した。

 

 

「君、その格好でよく人に反抗的な口調をしてるね。」

 

 

そう言われた美琴は、ゆっくり視線を下ろすと……一気を顔を赤くした。

 

 

「ふ、服は!?私の服はどこへ??」

 

「驚いたかい?ここに来て、一旦十字架から解放してその邪魔な服を引き裂いて捨てたさ。もっとも君は、人類として初めて宇宙人の子孫を残すのだからね。人類の科学の結晶だよ!」

 

「な、何を言ってるのかサッパリよ!ちゃんと説明しなさい!!」

 

 

裸の美琴は、それでも変わらず強い口調で木原幻生に聞くとその代わりにダークバルタンがゆっくり説明をし始めた。

 

 

「君には、能力が出来てから我々の催眠を効かなくなってね。それで、幼い時に君の身体に対宇宙人用に特別な薬をうたせてもらった。その力が開花するのが中学生の時と言うわけだよ。」

 

「そ、それって……。」

 

「そう、君に地球の子供は、産めないよ。だから、君は地球人代表なのだよ。学園都市の殆どの人は、催眠光線によりいつでも軍として出来る。後は、それを仕切る星人の数なのだよ。悪く思わないでくれ。これも、宇宙交流の一環なのだ。」

 

 

自分では地球の子供が産めないことにショックを受ける美琴の周りをザラブ星人達が囲む。

 

 

「それでは、我々から行こうかな?」

 

(嫌だ……助けて!!)

 

 

美琴は、嫌がりながらそう必死に祈る。しかし、彼女の身体は悪い星人達によって犯され始めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美琴が攫われてから数分後、快音波から開放された初春と黒子は、頭を抱えながらゆっくり起き上がると辺りを見回す。

 

 

「お姉さま?おねーさま!!」

 

 

黒子は、消えた美琴を呼ぶが……聞こえるものはなかった。そして、ザラブ星人の言葉を思い出す。

 

 

「本物の佐天涙子は、先ほどのトイレの個室に閉じ込めている。能力を持たない彼女に一番なりやすかったからな。」

 

 

すると、黒子は辺りを見回しながら移動手段を探すも……移動が難しいことを知る。

 

 

「初春、手を掴んでください。佐天さんを助けますわよ!」

 

「はい!白井さん。」

 

 

そう言って初春を促すと彼女は、黒子の手に掴まり一緒にテレポートしてお手洗い場にやって来た。

 

 

「佐天さん!」

 

「どこにいらっしゃいますの!?」

 

 

奥へ進みながら佐天を呼ぶが何も返事がない。やっぱり一緒に連れていかれたのかと、思った黒子の近くの個室で物音がした。すると、テレポートして、佐天の居る個室へやって来た黒子は、驚いた。

 

 

「爆…弾……」

 

 

そう、佐天は裸にさせられて口はテープを貼られていて更に白い特殊なロープでグルグル巻きにされて身動きできない状態にされていた。その前には、既に爆破までカウントダンが始まっている爆弾があった。

 

 

「初春、急いであの星人が捨てた佐天さんの服を取ってきてくださいな!」

 

「は、はい!」

 

 

慌てて初春をこの場から遠ざけると黒子は、佐天のテープを剥がしてからその爆弾とにらめっこする。

 

 

「し、白井さん。私のことはもうほっといてもらって構わないから……」

 

「いいえ、それは断じて許しませんの。」

 

 

佐天の言い分を遮るように黒子は、言ってから佐天の身体を見回すと右手を爆弾の上に置いて左手で順調に爆弾と佐天の繋ぎになっている所を外していく……。

 

 

 

残り三十秒……。

 

 

 

全ての線を外すと急にカウントダウンが早くなり十秒となると黒子は、咄嗟に爆弾を遠くへテレポートさせる……。

 

 

 

十秒後……なにも起こらないことを確認した黒子は、ため息と共に壁に寄りかかる。

 

 

「ありがとう、白井さん。」

 

「いえ、友達を助けるのは基本ですもの。当然ですわ。」

 

 

すると、ノック音が響く。ノックしてる相手は、初春だった。

 

 

「さ、佐天さん!大丈夫ですか!」

 

「初春……命は助かったみたい。」

 

「良かった……良かったです!佐天さん!!」

 

 

初春は、涙目になりながら佐天に抱きつくとたまたま零れ落ちた涙が特殊なロープに当たりそのまま壊れた。

 

 

「あ!とれた!!ありがとう、初春!!」

 

「初春、良くやりましたわよ!さぁ、他のみんなを連れてここから出ますわよ。」

 

 

黒子は、そう言うと佐天は慌てて着替えてみんなが倒れている場所へ3人でテレポートした。

しかし、一人足りないことに気づく。

 

 

「あれ!?一輝さんは?」

 

「確か、あそこで倒れてたんですけど……。」

 

 

どこにも居ない一輝に気づく佐天は、初春に質問すると先程まで倒れていたと初春は、倒れていた場所を説明する……。

 

 

「まさか!?あの怪我で???」

 

 

そう呟いた黒子は、慌てて水族館の屋上へテレポートすると、フラフラと歩いている一輝を見つけて更にテレポートすると、彼の前に立ちふさがる。

 

 

「そこで何をしてるのですか?」

 

「……通してくれ。」

 

「行けませんの!その身体では、生きて帰れる保証が!?」

 

 

黒子は、必死に止めようとするも一輝は、今まで誰にも見せたことのない目つきで黒子を威嚇する。

 

 

「俺は、死なない。約束を果たし終えるまで……死ねないんだ!」

 

「……分かりましたわ。ただし、手当てだけさせてくださいな。」

 

 

そう言うと黒子は、一輝の怪我を手当てする。初めて見る一輝の身体には、過去の戦いの記憶かのように傷だらけだった。

 

 

「この傷の多さ……一体何をしたらそうなりますの?」

 

「長年戦っていればそうなるさ。俺はな、この傷と同じような傷をこの星の人々にはして欲しくないんだ。それは他のウルトラ戦士達もそう思っていた。だから、俺は戦うし立ち向かうんだ。」

 

「そうでしたの……。私、ウルトラマンは見たことないので良くわかりませんが……。その志は、ジャッジメントと似てる部分がありますわ。ですから、必ず……お姉さまとご一緒に帰ってきてくださいな。」

 

 

一輝の手当てを終えた黒子は、立つと青空を見ながらそう言うと再び一輝のの方を振り向く。

それを聞いた一輝は、笑みをこぼしながら立ち上がった。

 

 

「あぁ、必ずアイツを連れて帰ってくる。」

 

 

一輝は、そう言うと瞳を閉じて深呼吸をすると、目を開いて胸の前でブレスレットを構えるとブレスレットから放たれた光が彼を包み込みゾフィーへと姿を変えた。

 

 

「シュアッ!」

 

 

ゾフィーは、黒子の方を向いてサムズアップをしてから掛け声とともに空を飛び学園都市へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 




《次回予告》(CV.御坂一輝)
学園都市に向かう俺の前に立ちはだかるテンペラー星人とニセゾフィー……。
彼らと交戦する俺だが、まだ毒薬の効果が少し残っており上手く光線が花てない状態になっていた……。


次回、第31話「学園都市へ!!」

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