ULTRAMAN ZOFFY   作:銀河 流星

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《前回のあらすじ》
何と、御坂美琴は学園都市の宇宙交流事業のサンプルだった!?
自分が人間の子供が産めないと知り、落ち込む御坂美琴に星人の魔の手が彼女を犯そうとする……。

急げ!ゾフィー!!

愛するものを守るために!!


第31話「学園都市へ!」

 

 

《学園都市上空に侵入者を確認!》

 

 

御坂美琴にザラブ星人達が触れようとしたその時、防犯センサーに反応があった。それを聞いて慌てて身構える3人。すると、スクリーンに映し出されたのはゾフィーだった。それを見た美琴は、少し安心したがゾフィーの不安しかなかった。

 

 

(あの身体で……無茶よ!コッチの宇宙人はみんなピンピンしてるんだから!!……私なんて生きてる価値ないんだから……自分の心配をして!)

 

 

美琴の心の声は届くことなく星人達は、早速ゾフィーを追い払おうとした。

 

 

「ザラブ、テンペラー。お前達が相手になってやれ。」

 

「ッチ、折角の時間を邪魔されちまうと気が狂うぜ。」

 

「俺様もだ。」

 

 

そう愚痴を言いながらダークバルタンの命令に従うザラブ星人とテンペラー星人は、部屋を後にするとテンペラー星人が先に巨大化をすると、ザラブ星人はニセゾフィーに変身してから二人同時にゾフィーの近くまで飛ぶ。

それを見たゾフィーは、構えると早速テンペラー星人が片手のハサミから電磁鞭を出すとそれを使いゾフィーを地面に落とすと自分たちもゆっくり地面に着地した。

 

 

「くっ……。」

 

 

そう言いながら立ち上がるゾフィーを見たテンペラー星人は、両手のハサミでウルトラ兄弟必殺光線を放つ。それを上手く躱したゾフィーは、Z光線の構えに入って発射しようとする……しかし!?

 

 

「Z光線が撃てない!?」

 

 

その時、ゾフィーはザラブ星人があわしまマリンパークのときに言ったセリフを思い出した。

 

 

「お前達が飲んだのは……能力者を一時的に無能力者へ変える力と全身の神経を麻痺させる力を含んだ毒薬さ。」

 

 

まだ、全身の神経が回復してなく光線に必要なエネルギーが両手へ集中出来ないのだ。

 

 

「まだ、薬が効いているみたいだ。喰らえ、Z光線!」

 

 

そう言ってニセゾフィーは、ゾフィーの技であるZ光線を放ち本物にダメージを与える。すると、横にいるテンペラー星人が電磁鞭を使い連続して叩くとゾフィーは、痺れながら地面に倒れ込む。

 

 

「ピコン…ピコン…ピコン…ピコン……。」

 

 

まだ、変身して一分と少ししか経ってないのにエネルギーの残量を示すカラータイマーが青から赤へ変わる。

 

 

「ふん、ゾフィーめ。受けてみよ!ウルトラ兄弟必殺光線!!」

 

 

そう言ってテンペラー星人は、ウルトラ兄弟必殺光線を放つ。それを受けたゾフィーは、真後ろに倒れる。すると、その上にニセゾフィーが乗っかりチョップやパンチなどの組み合わせで攻撃してくる。何度かそれを受けたゾフィーだが、ニセゾフィーを振り払うとまた立ち上がる。

 

 

(クソ……光線が撃てれば……)

 

 

脳内でそう考えるゾフィーだが、目の前に立っているニセゾフィーは、M87光線の構えに入る。

殺られると悟ったゾフィー……。

 

 

 

 

しかし、上空から光線が放たれニセゾフィーに命中すると彼は、そのまま後ろへ倒れると苦しみながら本来のザラブ星人へと姿が変わった。それを見たゾフィーは、光線が飛んできた方を見る。すると、そこにはアンドロメロスとウルトラマンティガが居た。

 

 

「ティガ!メロス!」

 

「助けに来ましたよ!ゾフィーさん。」

 

 

メロスは、そう言って地面にゆっくり着地する。その後を追うかのようにティガも地面にゆっくり着地した。

 

 

「その身体では、まともに戦えないだろ?」

 

 

ティガは、そう言いながらゾフィーに歩み寄ると自身の光をゾフィーに分け与えた。すると、カラータイマーが青へ変わると彼を苦しめていた毒薬も消えていた。

 

 

「ありがとうメロス、ティガ。」

 

「ここは、任せて先に行け!」

 

 

ティガにそう言われたゾフィーは、うんと頷くと一輝の姿になり学園都市へ潜入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愚かな!この極悪宇宙人テンペラー星人に、負けたカス共が……また、負けに来たというのか?」

 

「違う!僕らは、リベンジしに来た!!」

 

 

そう叫んだティガは、真っ先にテンペラー星人の方へ向かって走り出した。そして、組み合うとティガがテンペラー星人を地面に倒した。それをザラブ星人は、エネルギー弾をティガに向けて放つがそれをメロスがダブルサーベルを使い切り落とした。

 

 

「お前の相手は俺だ!!」

 

 

メロスがダブルサーベルを構えて言うとそれを見たザラブ星人は、舌打ちをしてから肉弾戦に持ち込もうとして走り出してメロスに体当たりをしようとした。それを、メロスに躱されて高層ビルへと突っ込むと見事にハマって出れなくなってしまった。メロスは、ダブルサーベルを投げてビルごとザラブ星人を真っ二つにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何!?」

 

「これが、僕らの本気だ!!」

 

 

赤の姿、パワータイプにタイプチェンジしたティガはパンチを連続でテンペラー星人に打ち込んでいくと最後は持ち上げるとそのままブレインバスターのように後ろへ放り投げた。

 

 

「喰らえ!」

 

 

そう言いながらティガは、パワータイプの必殺技デラシウム光流を放つ。しかし、テンペラー星人は爆発せずに耐えた。それを見たティガは、驚くと電磁鞭を使いテンペラー星人が反撃を開始する。それを受けたティガは、地に膝を付ける。すると、その鞭目掛けてアンドロビームが命中する。

 

 

「ティガ、決着をつけるぞ!」

 

「あぁ!」

 

 

メロスが差し出した手を掴み立ち上がるとマルチタイプへタイプチェンジした。

そして、ゼペリオン光線を放とうとティガがエネルギーを溜め始めるとメロスもアンドロビームの構えに入る。エネルギーを溜め終えたティガと同時発射してテンペラー星人に命中した。

 

 

「くっ……ウルトラ兄弟……必殺光線!!」

 

 

そう苦し紛れにテンペラー星人がそう叫ぶと光線を放とうとする。それを見たティガとメロスは、それぞれの光線の威力を高めていく……。

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

そう叫びながらテンペラー星人は、爆発して木端微塵になった。しかし、そのテンペラー星人の後に彼らの後ろにそっとやってきた人物がいた……。

その人物に気づいた2人は振り向くと……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一輝は、走る。

暗闇に満ち溢れたこの学園都市の奥へと向かって……。そして、その闇に落ちた御坂美琴を救い出すために……。

 

 

「ここか……。僅かだが、宇宙人の気配を感じる。」

 

 

一輝は、そう呟くと怪しいビルの中へと入って行った。

絶対に美琴を助けると己の魂に誓いながら……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




《次回予告》(CV.御坂美琴)
な、何で!?
あの身体でここまでするの?
私は、モニターに出された映像を見ながらそう思った。
そして……

次回、第32話「助けに来たぜ!」

次回もよろしくね!ビリビリ。
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