ULTRAMAN ZOFFY   作:銀河 流星

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いつも『ULTRAMAN ZOFFY』を愛読いただきありがとうございます。
さて、TwitterやAmeba Blogやこのサイトの活動報告書でも告知した通り、『ULTRAMAN ZOFFY』を文字だけ動かす朗読系の動画にして第1話をYouTubeにてアップしました。
前に読んだという人でも読めるようにBGMを使い新しさを追求しました。

ここにURLを貼るので是非、見てください。
https://youtu.be/LMgsPPXKmKU


これから先も『ULTRAMAN ZOFFY』をよろしくお願いします。






それでは、本編スタート!









第32話「助けに来たぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

身体中に電気が走る感覚をした美琴は、全身を痙攣させると息を切らしていた。身体中から変な汗が湧き出てくる……。

あれから、ゾフィーが侵入したことを知ったガッツ星人は、慌てて戦闘態勢に入っていた。その間、美琴の性感帯には電動マッサージみたいなのが固定されて攻められていた。媚薬を体内打ち込まれ感じやすくなっている彼女は既に意識が遠のく中、モニターに写った一人の少年を見て再びその意識を回復させる。

 

 

「か、一輝……」

 

 

美琴は、一人の少年の名を口ずさむ。すると、ガッツ星人は美琴の方へ歩み寄ると胸を揉みながら言った。

 

 

「そうだ、お前の胸では俺様は興奮しないからな。」

 

「……な、何をするつもり!?」

 

 

美琴の質問に答える形でガッツ星人は、空いてる手でテーブルにある注射器を取り出すとそれを美琴の顔に近づけた。

 

 

「これは、胸だけを大きくする薬だ。お前もその胸に不満なんだろ?だったら大きくしてやるよ!」

 

「い、嫌よ!」

 

「お前に拒否権はない!!」

 

 

そう言って注射針を美琴の顔から胸へとゆっくり異動させて近づけようとするガッツ星人……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまでだ!ガッツ星人!!」

 

 

バン!とドアの開く音がするとそこには、ボロボロになっている一輝の姿がいた。彼は、息を切らしていた。

 

 

「おやおや、その体で何をしに来たのかな!?」

 

「そんなの……決まってんだろ!今すぐ美琴から離れろ!」

 

 

一輝は、左手で握り拳を作る。その視線の先は、精神ともにズタボロになっていた御坂美琴だった。

 

 

「アンタ……何しに来たのよ!?」

 

「何って……助けに来たに決まってるだろ!!」

 

 

美琴は、息を切らしながら小声で一輝に質問すると完全にキレている一輝が怒りをあらわにしながら答える。

 

 

「彼女を安易に渡すわけには行きません。」

 

「いや、必ずコイツを助けてみんなの元へ帰る!!」

 

 

そう言うと両者は、地を思いっきり蹴り間を縮めると拳を交えた。もはや人間離れしたスピードで次々と拳や足を交える。その威力は、交えた所では小さく火花が散るほど……。

すると、両者は一旦距離を置く。

 

 

「その姿で、本来の力に近い戦闘力たとは……流石は宇宙警備隊隊長だな。」

 

「この姿なら時間を気にせずに戦える。」

 

 

一輝は、そう言うと再びガッツ星人に接近するもテレポートしたガッツ星人は、一輝の後ろに回り込んむと振り向いた一輝の腹部にパンチを決めた。それを受け一輝は、床に倒れた。

 

 

「最強のガッツ星人の力思い知れ!」

 

 

立ち上がった一輝はまたガッツ星人に近づくが、彼はまたテレポートをして一輝と距離を置いた。

 

 

「どうだ!?ゾフィー。ガッツ星人の真の力は?」

 

 

疲れが溜まり地に膝を付ける一輝……。誰がもどう見てもガッツ星人が優勢に見える。

 

 

「そんな身体で何しに来たのよ!?アンタと違ってコイツは、全然ダメージを受けてないのよ!勝てるわけ長ないじゃない!!」

 

 

しかし、一輝は美琴の声を無視してまた立ち上がる。それを見たガッツ星人がクスクスっと笑い出した。

 

 

「クククッ……おや!?仲間割れですか?」

 

 

それを聞いた一輝は、フンと笑を零した。その様子にガッツ星人は、心底か違和感を感じていた。

 

 

「く、喰らえ!!」

 

 

そう言いながらガッツ星人は、破壊光線を一輝へ向けて乱れ撃ちすると、煙で一輝が見えなくなる。

 

 

「一輝!?」

 

「ハハハッ!人間のゾフィーではアレを防ぐことは不可能だ!!」

 

 

ガッツ星人の声を聞きながら悔しさを込めて握りこぶしを握りしめる。

 

 

「……俺はまだ負けるわけには行かねぇーんだぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

煙の中から気迫のこもった叫び声が聞こえると彼の気迫により煙が四方八方へ飛び窓ガラスを全て破壊した。その中心には、上目遣いで睨む一輝の姿があった。

 

 

「な、何ていう気迫!?」

 

「これが……俺のフルパワーだぁぁぁぁっ!!」

 

 

彼を中心に竜巻のような凄まじい力が働き始めた。そこで形成されたのは……本来、彼が一番得意とする必殺光線……M87光線だった。それを見たガッツ星人は、慌てて美琴の後ろへ移動する。

 

 

「何!?」

 

「撃てるのか!?コイツを巻き込んでも私を倒せるのか???」

 

 

ガッツ星人は、余裕の表情で言うとM87光線の威力が次第に落ち始めた。

 

 

「何してるのよ!?馬鹿!私に構ってないで撃ちなさいよ!あんたは、宇宙警備隊隊長。一人の人間を犠牲にしたって悪を放っておいてはいけないわ!」

 

 

美琴は、自分が叫べる全部を使って叫ぶが一輝の反応はない。それ見たガッツ星人は、勝ったと確信した。

すると、次第に落ちていたはずのM87光線の威力がまた上昇した。

 

 

「はぁ!?狂ったか???」

 

「そうだよな……、確かにここで悪を見過ごしてはならない。でも……言っただろ?助けに来たって!!」

 

 

すると、一輝の身体はゆっくりと光り始めてゾフィーへと変わると右腕に溜めていたM87光線を美琴の後ろにいるガッツ星人へ向けて発射した。それを見た美琴は、目を閉じる……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(あれ!?痛くない?)

 

 

美琴は、疑問に思い目をゆっくり開けると自分を雁字搦めにしていた十字架は、解かれていた。次の瞬間、バランスを崩した美琴をゾフィーが支えるとその場から少し離れた。先程まで美琴がいた場所の後ろではガッツ星人がM87光線を受けて爆発寸前までになっていた。

 

 

「大丈夫か?」

 

「何で…、私もアンタの光線を直撃したはず……。」

 

「何でって…それは……美琴の周りを囲んでいた十字架を利用してガッツ星人に当てたから。」

 

 

ゾフィーは、一輝へ戻りながら先ほどの方法を説明し終えると裸の美琴に自分の上着を着せる。

 

 

「とりあえず、服を買わないとな。」

 

「……うん……。」

 

 

そう言うと美琴は、一輝の胸に自らの頭を置くと相当怖かったのだろう……。しばし、泣き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

陽射しも傾いた頃、美琴に服を買い着替え終えた二人は、学園都市から離れようとしていた。しかし、一輝の電話に一通の着信が来た。

かけているのは、穂乃果だった。

 

 

「もしもし、穂乃果。どうした!?」

 

『大変だよ!涙子ちゃんが起きないんだよ!?』

 

「何!?佐天が???」

 

 

一輝は、大声で言うと近くにいた美琴が心配する。すると、穂乃果から黒子へと変わると最近学園都市で起こっていた事件の一つを説明してくれた……。

 

 

『レベルアッパーをつかったのではないかと思われますわ。』

 

「レベルアッパー!?」

 

『能力を一時的に上げる力でこれまでに学園都市では多くの人がレベルアッパーを使用後意識を失ってると報告がありますの。』

 

「それで、その犯人が学園都市(ここ)にいると。」

 

『恐らく……。』

 

「なら話は早い。俺がそいつを捕まえて全てを終わらせる。」

 

『一般人の殿方では、止める事は出来ませんわ。それに、敵はどんな能力を使うかも……』

 

「全く……俺のどこが一般だよ!?」

 

 

必死に説明する黒子に対して一輝は、一言ぼそっと呟いてから電話をきってそれを美琴に渡した。

 

 

「これは、お前が持ってろ。外なら連絡が来る。」

 

「良いけど……何をする気!?」

 

 

美琴は、それ受け取りながら一輝に質問するも一輝は、何も答えずに目をつぶって集中し始めた。

 

 

(能力を上げることが出来るレベルアッパーを使った佐天や他の人達が倒れた……。と言うことは、科学者か!?)

 

 

その時、一輝は納得した……。

レベルアッパーを作り出した人物はこの学園都市に存在する科学者であることを……。

一輝は、推理を終えるとゆっくり目を開くと美琴の方を振り向いて言った。

 

 

「美琴、この街に大脳医学者はいるか!?」

 

「え!?」

 

 

一輝の一言で物語は大きく動き出す……




《次回予告》(CV.初春飾利)
佐天さんを元に戻したい!!
そんな想いが、学園都市の外にいる私や白井さんを動かす……。
一方、学園都市内では御坂さん達が学園都市にいる大脳医学者を探している途中……。
妙な女医師と遭遇する……。


第33話「レベルアッパー」



遂に超電磁砲シリーズがメインになる話がスタート!!
気を失った佐天涙子を救うため、超電磁砲・御坂美琴が学園都市に帰ってきた!?




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