M87光線とネオマグニウム光線が起こした大爆発によって灰の街となった秋葉原。
その中で悔しがる一輝だった。
一方、μ'sのファーストライブはとんだアクシデントに見舞われたが何とか持ち直す事が出来た。
「パチパチパチ!!」
止まない拍手が講堂中に響く。
それを聞いてやりきった感な穂乃果達の前に生徒会長の絵里がやってくる。
「で、続けるの?」
「え!?」
「今回は、たまたまウルトラマン騒動があって全校生徒が講堂に避難してる時に出来たからこんなにも多くの人に見てもらえたけど……もしこれが本当のライブならここにいる生徒全員来るかしら?天に恵まれたと思いなさい。それに、この電気だって……誰かが勝手にやってるんでしょ?音ノ木坂学院には、補助電源はない。先程、秋葉原全域が焼け野原になったわ。なのに、今もこうして電気がついてる。どうして!?」
絵里がそう言うと、急に電気が消えた。講堂から離れた場所にあるブレーカーに電気を与えてた少女が倒れたのだ。
「あぁ!美琴ちゃん!!」
それと同時に穂乃果は、ある人の名を叫ぶ。しかし、絵里の話は止まらない。
「美琴……あの、学園都市の
そう言って絵里は、講堂を後にしようとすると彼女の前に穂乃果は立ち塞がる。
「行かせない!」
「通しなさい!」
「嫌だ!!」
「学園都市の生徒がもし勝手に外の街へ向かったのを発見した場合、その人は速やかに学園都市に電話する。それが外の住民である私たちの仕事なの!だから、そこをどきなさい!」
「絶対に嫌だ!」
穂乃果は、絵里に抵抗する。それに対して絵里は、ある事を提案してきた。
「じゃあ、賭けてみましょ?」
「賭け?」
絵里の提案に穂乃果は、首を傾げる。
「えぇ、一学期中にここを貴方達の実力だけで満員に出来たら見逃してあげる。でも、それが出来なかったら……わかるわね?」
「分かりました。必ずここを満員にしてみせます!」
そう穂乃果は、返事すると講堂を後にしてブレーカーの前に向かうとそこには、音ノ木坂学院と別の制服を着ている少女の姿は……なかった。
「美琴ちゃん……。」
穂乃果は、悲しそうな瞳をして呟くと少し落ち込む。
その穂乃果を追いかけるようにして海未やことりもそこへやって来た。
「穂乃果、美琴とは一体誰ですか?」
「ことりも知らないよ!」
「うん、みんな知らないはずだよね……。」
そう言うと穂乃果は、昔の話をし始めた。
【以後、穂乃果ナレーション】
私と美琴ちゃん……いえ、
「ねぇ、ここで何してるの?」
「貴方には関係ないでしょ?」
「えぇー、良いじゃん。教えてよ!」
私がワガママを言うと美琴ちゃんは、ため息を吐きてから説明した。
「磁力を使って砂鉄を自由に動かし遊んでるの。」
勿論、当時の私には何を言ってるのか分からなかった。しかし、それができる度に美琴ちゃんは笑顔になった。
「ねぇ、そういう遊びもいいけどさ、私と一緒に遊ばない?」
「何で?私みたいな人と遊ぶなんて……あなたも変わってるね。」
そう言い出すと美琴ちゃんは、泣き始めた。後々考えたら私が美琴ちゃんを遊びに誘ったのが相当嬉しかったらしい。
それから名前も知らないまま少しずつ仲良くなったんだけど……。
「私学園都市に行くことになったの。」
「が、学園都市!?」
「うん、多分二度と会えないかも……。」
「そんなことないよ!」
私は、落ち込む美琴ちゃんに声をかけるとそのまま両手をガッチリ握った。
「私ね、将来は音ノ木坂学院に通うんだ!だから、もし学園都市で何かあったら私に相談しに来て!スグに相談に乗るから!」
「……ありがとう。」
「それと!私の名前は高坂穂乃果。穂乃果って読んでね!貴方は?」
「私は、御坂美琴。」
これが、私、高坂穂乃果と御坂美琴の出会いだった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
誰もいない路地に戦いでボロボロになった一輝が居た。顔は汚れ身体のあちこちから出血が酷かった。それでも、真姫と交わした約束を守るために学校へ帰ろうとしてた。
「うわっ!酷い……。」
交差点を曲がったところに中学生ぐらいの背丈の女の子がヘロヘロな状態で立っていた。
彼女は、そう言うとフラついていた一輝を支える。
「すまない。」
「別に良いって、ほら早く傷の手当てしないと……ねぇ、この先に私がいま住んでるマンションがあるんだけど……そこでもいいなら、手当てするわよ?」
「そうなのか?なら有難い。」
一輝は、そう言うと気を失ってしまった。それを確認した少女は、一輝を自分の部屋へと運ぶとベットへ寝かせた。
「さて、やりますか。」
少女は、そう言うと救急箱から取り出した包帯を使い一輝の傷を塞いでいく……。
ゾフィーの敗北から一週間が経った。
それはつまり、一輝が行方不明になってから一週間経ったと同じことだ。秋葉原は、未だに壊滅状態で一部の間で犯罪が起こってるとも言われている。
そんな中、音ノ木坂学院ではμ'sの3人を中心に新入部員の勧誘をしていた。その中で、1年生の西木野真姫と
「私が……アイドルなんて……出来ないよね?」
そう呟くと花陽は、一人誰も居ない所でため息を吐きていた。その頃、一輝はというと……。
「だーっ!まだ寝てないとダメでしょ?」
「いや、もう半分治った。行ける!」
「行ける……じゃなくて逝けるの間違いなんじゃないの?」
平日にも関わらず手当してくれた少女と激しい喧嘩をしていた。少女の頭から激しい稲妻がビリビリと流れていた。
「言っても分からないならこうするしかないみたいね!」
そう言うと少女は、左手を伸ばして電気を一輝に向けて放つ。それを一輝は、右手で防ぐ。
「何で!?」
「こんな微弱な電流だと俺を倒すことは無理だぜ!」
「貴方も超能力者なの!?」
「いいや、俺はただの宇宙人だ!」
「宇宙人!?」
少女は、一輝はつい喋ってしまったことを後悔する。しかし、少女は完全に聞いていたのでどういう事か聞き直す。それを分かりやすい様に一輝は、自分の正体からなにまで全て説明した。
「なるほど、じゃあこの間から現れてるウルトラマンも貴方の仲間っていう理由?」
「そういう事だ。だが、今は謎のウイルスに感染していて言うことを聞かない状態なんだ。」
「だからって、貴方が今日ここを出ていくのと関係ないじゃない!」
「それはだな!」
そう一輝は言いかけると激しい揺れが襲う。少女は、「キャーー!!」と言いながら頭を抱え込むと縮こまる。
外では、地面が壊れるようにして何者かが現れた。
「あ、あれは!?」
「な、何なの??」
地面から出現したのは、どくろ怪獣レッドキングだ。レッドキングは、勢いよく街を破壊し始めると彼の進行方向の先には従業をしている音ノ木坂学院があった。
「あれじゃあ、あそこの生徒達が!」
「ここにいろ!俺は、あの怪獣を倒す!」
そう言って部屋を出ようとする一輝を少女は、手を握って止める。
「ま、待ちなさいよ!またあんなになって帰ってくるっていうの!?」
少女の脳裏には、ボロボロになった一輝の姿が現れた。そんな姿を見たくない。それが少女の本音だった。
「じゃあ、約束してくれるか?」
「何を!?」
「また、笑顔で帰ってくるから!」
そう言われると少し頬を赤くした少女の手から一輝の手は離れる。
「最後に!私の名前は、御坂美琴。帰ってくる時に名前ぐらい覚えて帰ってきなさいよ!」
美琴は、そう言って前を見ると既に一輝の姿はなかった。
一輝は、走る。被害を最小限に抑える為に。そして、平和な日常を取り戻す為に!!
「眠る力よ!守る力を……貸してくれ!!これ以上……誰かの涙は見たくない!!だから……俺に、守る力を!!」
そうブレスレットに向かって叫ぶと今まで青白く光っていたはずの光が金色へと変わる。それを見ると、左腕を高く掲げる。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
そう雄叫びをあげると一輝の身体は、光に包まれるとそのまま大きくなる。そして、光が止むと一輝はゾフィーの姿へと変身していた。それを見たレッドキングは、戦闘態勢に入るとゾフィーに体当たりを試みるとゾフィーは、それを躱してながらレッドキングの頭部にチョップを放つと尻尾を掴みそのままハンマー投げのように回し始めた。一回、二回、三回、四回、五回、六回と回し続けると灰になった街秋葉原へレッドキングを放り投げると空を飛んで秋葉原へ向かうと力強く落下した。その差に地面が揺れると砂が舞い上がる。ゾフィーは、構えるとレッドキングは、尻尾を振り回して攻撃をするがゾフィーは、それを小さくジャンプして躱すとレッドキングに近づいた。レッドキングは、両腕を使ってゾフィーに攻撃するがそれをゾフィーは受け流して腹部に2発パンチを決めるとレッドキングの顔面にパンチを放つ。それが決まるとレッドキングは、後ろに下がるが雄叫びを上げてから口から大量の岩石を放つ。しかし、それを躱すとゾフィーは、Z光線を放つとレッドキングは、痺れると倒れてしまった。
それを見てゾフィーは、安心するが近くにやって来た美琴が注意する。
「後ろ!!昨日のウルトラマン!!」
ゾフィーは、後ろを振り向くと突如現れたネオスにパンチを顔面に受けるとふらつくがネオスは、蹴りを決めると一発目は腕で受け止めると、その足を軸にして反対足を使って蹴りを決めると小さくジャンプしてから再び顔面に殴り込む。ゾフィーは、それを受けて倒れるとネオスは容赦なく横腹を蹴る。それを受けたゾフィーが転がるとまた差を縮めて再び蹴る。この動作を後四回やってからネオスは、ゾフィーの腹部を踏みつけると同時にカラータイマーが青から赤へと変わった。
「ゾフィー!!」
地上にいる美琴は、そう呟くとポケットからゲームセンターのコインを取り出すとコイントスのように浮かせると片目を閉じて右腕をネオスの頭に合わせる。コインが右手に近づくと体内にある電撃を親指に集中させる。
「行っけぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
美琴は、そう叫ぶと親指デコピンのように動かしてコインに電撃加速を加えると凄まじい威力でネオスの頭に直撃するとネオスは、そのまま倒れ込む。
その隙にゾフィーは、起き上がると美琴の前に立つ。ネオスは、すぐ起き上がると両腕を横へ広げてから十字に組んでネオマグニウム光線を放つゾフィーは、バリアーを出す暇もなくウルトラクロスガードで防いでいた。
「ピコピコピコピコピコ……」
次第にカラータイマーの音が早くなっていく、ゾフィーは、苦しみながら踏ん張るがネオスのネオマグニウム光線に押されていく……。アスファルトを削りながら後ろに行くとその足が美琴に当たりそうになるとネオスは、光線を放つのを止めた。
すると、ゾフィーは力抜けたかのように前に倒れた。
「ピ…コン…ピ…コン…ピ…コン…」
カラータイマーが次第に弱くなっていく……。それと同時に両目の輝きも弱くなっていく……。
「ゾフィー、立ち上がりなさいよ!貴方が宇宙でどれだけ凄いのか分からない。でも、だからこそ!ここであんな奴に負けていいの?自分が最後のウルトラマンなんでしょ!だったら簡単に根を上げちゃダメ!!」
ゾフィーの脳裏に蘇る敗戦の記憶……。
自分が隊長の地位に溺れてあんな恥ずかしい敗戦を繰り返してきた……。
しかし、今はそんな事出来ない!
今、この星を……宇宙の秩序を守れるのはゾフィーただ一人なのだ。
美琴の声を聞いたゾフィーは、微かに砂をかき集めるように両手を握り締める。すると、両肩に三つの……、胸に六つの輝きが見えた。それは、不思議な事に今まで死にかけてたゾフィーを動かす。
ゾフィーの両目が再び光ると、彼は両手を地面に叩きつけ起き上がる。すると、その光は消えると銀の突起物へと変わるそれは、ゾフィーが地球に来て付けるのを拒否したスターマークとウルトラブレスターだった。
「俺は、全宇宙の秩序を正す…宇宙警備隊の隊長だ!!」
ゾフィーは、そう言うと戦闘態勢に入る。それを見たネオスは、ゾフィーに向かって走り出すと彼を殴ろうとするがゾフィーは、それを全て受け流すとネオスの腹部に思いっきりパンチを放つと側転して回り込むと背中にめがけて蹴りを決める。前へフラついたネオスは、後ろへ振り向くと既にゾフィーは、ネオスの懐へ接近していた。そして、チョップ、肘鉄が入り後ろへ退くと最後にアッパーを決めるとネオスは地面に倒れ込む。
その光景を美琴は、じっと見つめていた。その脅威的な強さは、彼が昔無敵のゾフィーと言われてた証拠である。ゾフィーは、ネオスを持ち上げると空へ向けて思いっきり投げて彼を宇宙空間へと追い出すと後を追うようにゾフィーは、宇宙空間へ出た。
「もし、光の国が元に戻ったらお前を真っ先に説教してやる!」
そう言うとゾフィーは、ゆっくりM87光線の構えに入るとそのままM87光線を放ちネオスをエネルギー切れにさしてからトゥインクルウェイを使いキング星へ向かわせた。
「一輝……。」
空を見上げたまま御坂美琴は、一輝の帰りを待っていた。
「何ボケっと空見てんだよ!」
ビクッと震えると後ろを向く。そこには、笑顔の御坂一輝の姿があった。
「もう、遅いわよ!」
「悪いな。」
そう言うと美琴は、ゆっくり走り出すと一輝の懐へ飛び込み抱きしめる。
「ば、バカ!……心配…させないでよね!」
顔を一輝の服で隠しながら美琴は、そう言う。
まぁ、知り合いがあんな危ない目に合えばツンデレキャラでもこうなるだろう……。
一輝は、無言で美琴の背中に手を回して優しく彼女を包み込む様に抱きしめる……。
その後、彼らはそれぞれの家へ帰宅した。
《次回予告》(CV.矢澤にこ)
にっこにっこにー♪
ってちょっと!!第7話まで来てまだみんなのアイドルニコにーが出てないってどういう事!?
そして、次回も出ないなんてどうかしてるわ!
みんな、ニコにーの活躍見たいはず!
と言うことで作者!早く大銀河宇宙No.1アイドルニコにーを出しなさい!いいわね!
え、次回!?
そんなの、1年生達がμ'sに加入するかどうかの話でしょ?
って、違うの??
東京に出現する三体の怪獣……。
ゾフィーは、それに立ち向かう事が出来るのか!?
次回、第8話「まきらんぱな」
必ず読んでねっ!♡