デート・ア・ライブ 風見サンフラワー   作:文々。社広報部部長 シン

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どうも、シンです

1万UA越えました!ありがとうございます!

もう八月ですね。…嫌じゃん?

前回の更新が遅かったため今回は早めに更新しました。
次回はすぐ更新されると思います。


それではどうぞ


報告と夕食

「--強大な力を持つ妖怪の次はDEMに囚われていた精霊、ですって?」

 

 琴里が頭を抱えて、唸るように言う。

 

「ああ、その通りだ」

 夕食に出す塩鯖をグリルに入れ火を掛け、士道はさっき起こった信じ難い出来事を琴里に話した。

 

 ニ亜は自分が精霊だとカミングアウトした後、色々と教えてくれた。

 DEMに捕らえられて五年もの間監禁されていたこと。輸送機で運ばれていた時に士道が助けてくれたこと。漫画を描いていること。ニ亜の天使のこと。

 彼女が住んでいるマンションへ運び、帰ろうとした。しかし、「もう帰っちゃうん?」とニ亜が上目遣い--使い方をよくわかっている--をしてきたことと、ニ亜の腹の音が「早く飯をくれ」とうるさかったことにより阻止されてしまった。雑炊を作りそれをニ亜に食べさせると、今度は漫画作成の手伝いを頼まれ、なくなく手伝うことになってしまった。そこでニ亜が長らく休載していた人気漫画『SILVER BULLET(シルバー・ブレッド)』の作者、本条蒼ニ(ほんじょうそうじ)だと知り驚いたのだが、今は関係ない。

 漫画の手伝いも終わり、今度は本当に帰るぞと息巻いていたところでニ亜から給料を渡された。受け取れないと突き返すと「なら、その代わりに私とデートしてよ」とニ亜が提案してきた。荷物持ちをしてくれと言っている訳だが、断る理由はなかった。

 

「--そして現在に至るって事だ」

 

 少し長くなってしまった話を終えると琴里はチュッパチャプスを口の中でコロコロ回し、顎に手を当てる。

 

「……全知の天使〈囁告篇帙(ラジエル)〉、ね。ものすごく厄介な天使が出てきたものね」

 

「ああ」

 

 士道は短く相槌をうつ。

 〈囁告篇帙(ラジエル)

 この世の全てを見通す、全知の天使。森羅万象全てを知ることができるその能力は、あらゆるセキュリティをも意味を無くし、未来のことでさえ見通す。さらにはその聖典の様な天使に未来の事をかき記すことで、それが()()()()()()()()のだ。この世界の理をねじ曲げるその力は神にすら近い能力であった。

 

 夕食の準備を進める士道を邪魔しないように琴里は台所の入口から話し掛ける。

 

「まぁそれはともかくとして、デートの約束を取り付けてきたのはナイスよ。こちらとしても動きやすくなるわ」

 

「まぁ、俺が誘ったわけじゃないんだけどな」

 

 士道は自嘲気味に笑みを零し、グリルを開けて塩鯖の焼き加減を確認するとリビングにいる5人の精霊に声をかける。

 

「--おーい、そろそろテーブルを片付けてくれるか?」

 

『はーい!』

 

 元気な五つの少女の声が士道に向けて返ってくる。

 十香、耶倶矢、夕弦、四糸乃、七罪。皆、士道に霊力を封印された精霊たちである。彼女達は五河家にしばしば夕食を食べにくる。十香に限っては毎日くるのだが。

 作った料理を皿に盛り付け、精霊たちがテーブルへ持っていく。

 琴里は自分も手伝おうと、チュッパチャプスを舐め終えて残った棒を口から出しゴミ箱へ捨てる。そして士道から料理が盛られた皿を渡されると、

 

「ま、この話は十香たちが帰った後にしましょ。食事中に仕事の話じゃつまらないからね」

 

 と士道に言ってリビングへと向かっていった。

 

「そうだ、な。食事中くらいは楽しもうか」

 

 独り言を呟いた士道もリビングへむかう。リビングからは士道を催促する声がキッチンに響く。

 

「シドー!みんなまってるぞ!」

 

「悪い悪い」

 

 十香の声で急かされた脚は歩幅が大きくなり、すぐに椅子へとたどり着く。椅子に腰を下ろし、手を合わせて言った。

 

「ごめん、ごめん。みんな待たせな。それじゃあ--」

 

『いただきます!』

 

 

 

 

 

 




精霊5人も出しといて十香しか喋らなかったぞ!どうなってる!!

今回は文字数が少ない?気のせい気のせい(震え声)

次回はやっと幽香が出てきます。お楽しみに!

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