ヴァンガードマスター 【Cinderella fighters】   作:霞ヶ原

2 / 3
STEP:2【張り裂けんばかりの鼓動を胸に】

 私こと渋谷凛、記念すべきヴァンガードの初ファイトの準備中である

「で、いきなりなんだけど未央、カードの置き方とかあるの?」

ファイトテーブルを凝視しながら私は未央に問う

「慌てない慌てない、一から説明するからよく見てよく聞いてね」

「うん、ちゃんとわかるようにお願いね未央の説明ってたまに分かりづらいから」

「失礼しちゃうなーもぅ、じゃあまず五十枚あるデッキからグレード0のカードをこのVってある赤い所に裏側で置くの」

私はデッキの中を探し言われた通りに裏側で置く

「次は?」

「ほいほい、んじゃデッキをシャッフルしてそのあとお互いのデッキを相手がもう一回シャッフルするの」

これも言われるがままデッキをシャッフルし、今度は未央が私のデッキ、そして私が未央のデッキをシャッフルしテーブルに置く

「ねぇ未央、この裏側が銀色なのは使わないの?」

「あぁそれね、それはGユニットっていってデッキに混ぜずに向かって左上のGゾーンって所にこれも裏側で置くんだ」

「ふーん、ここに置けばいいのね」

未央が指差した場所にGユニットのカードを裏側で置く

「あ、一応Gユニットは16枚までって制限があるから気を付けてね」

「ん、覚えとく」

「んじゃデッキからカードを五枚引いて」

言われた通りにデッキからカードを五枚引く

「…グレード0ばっかりなんだけど」

「うっわそれはヤバいやつだよしぶりん」

「え」

未央が本気で心配してるようなので私も少し焦りだす

「でも大丈夫!一回だけなら五枚の中から好きな枚数分デッキに戻して引き直しが出来るんだよ」

「なによちょっと本気で焦ったじゃない…よし、これならいけるわ」

何だかんだで私も未央も準備が整いいよいよファイトが始まる

 

「しぶりん、想像力には自信ある?」

「え?まぁそれなりには」

「そっか…なら―」

未央はいつになく真面目な雰囲気で目を閉じる

「イメージして、私達は今地球によく似た場所『惑星クレイ』にいるの」

「―ッ‼」

未央につられて一緒に目を閉じていたのだが次の瞬間瞼に閉ざされた暗闇に光が差し込む

砂塵が舞う広大な砂漠を歩む騎士達

戦いに臨む騎士達の覇気を一身に受け思わず身震いする

「ここだと私達はか弱い霊体で、戦う為にはユニットの力を借りる必要がある―そのユニットが最初に置いた裏のカード、自分の分身となるファーストヴァンガードだよ」

「これが…」

裏側に置かれたファーストヴァンガードとなるカードを見つめる

「じゃあ改めて始めるよしぶりん‼私に続いてね‼」

「OK!」

「スタンドアップ!ヴァンガード!ガンナーギア・ドラコキッド‼」

未央が高らかに宣言するのに続いて私も声を上げる

「ス…スタンドアップ!ヴァンガード!閃きの騎士ミーリウス!」

私も未央も惑星クレイでの新たな姿を得る

「先攻は私が貰ってるから私のターンってことでドローするよ」

未央はデッキの上からカードを一枚めくって手札に加える

「私は新たな次元へと飛び立つよ!ライド!スチームワーカーエタナ‼」

小さな竜が大きな銃を持った人間の姿になる

「ライドされたガンナーギア・ドラコキッドは先駆の能力によりヴァンガードの右後列へ」

「ふーん、それが先駆なのね」

「そうだよ、しぶりんのファーストヴァンガードのミーリウスも同じ先駆の能力を持ってるね」

「うん、見ながらだと結構分かりやすいね」

 

未央の盤面

V スチームワーカーエタナ

R 右後列 ガンナーギア・ドラコキッド

 

「先攻は攻撃できないからそのままターンエンド、しぶりんのターンだよ」

「よし、私のターンドローよ」

デッキからカードをめくる

「よし、なら私もライド!逆風の騎士セリム!ミーリウスは先駆で右後列に移動よ!」

「お、いい感じにノリノリだねしぶりん!私こんなしぶりん多分初めて見たよ」

「ファッ!?」

未央に言われて急に恥ずかしくなる

多分私の顔は今真っ赤に染まっている事だろう

「ほっといてよ、えっと…手札からそにっくがるを右前列にコール!」

「お、結構慣れてきたねしぶりん」

「うん、大体掴めてきた感じ」

 

凛の盤面

V 逆風の騎士セリム

R 右前列 そにっくがる

R 右後列 閃きの騎士ミーリウス

 

私は今回は後攻、攻撃が可能だ

「じゃあ早速攻撃するわよ!逆風の騎士セリムでヴァンガードに攻撃!逆風に抗い敵を斬り裂け‼」

 

逆風の騎士セリム

P 7000

↓攻撃!

スチームワーカーエタナ

P 7000

 

「ノーガードだよ!」

「ならドライブチェックね、行くわよチェック!」

デッキからカードを一枚めくりお互いに確認する

「引いたのはまぁるがる…って事はゲット!ドロートリガー!」

「お、中々いい引きだねしぶりん」

「まぁね、トリガーの効果でドロー!パワーはそにっくがるに!」

トリガーの能力でそにっくがるが強化される

「ならダメージチェック、邯鄲の夢のギアキャット!スタンドトリガーだねパワーをヴァンガードに」

ダメージチェックで引いたトリガーで未央のヴァンガードも同様に強化される

「未央も大概じゃない…けどこのまま行くわよ!閃きの騎士ミーリウスのブースト、そにっくがるでヴァンガードに攻撃!」

 

そにっくがる

P 7000

+DT5000

P 12000

+B5000

計P 17000

↓攻撃!

スチームワーカーエタナ

P 7000

+ST5000

計P 12000

 

「ならパラドクスカノン・ドラコキッドでガードだよ!」

 

そにっくがる

計P 17000

↓攻撃!

スチームワーカーエタナ

G+10000

計P 22000

 

防御成功!

 

「そのままいけると思った?甘いよしぶりん!」

「くっ、ターンエンドよ」

私のターンは終了、未央にターンが回る

「いいよしぶりん、前々から誘おうと思ってたけど、こりゃ誘って正解だよ!だって…」

「めちゃくちゃ楽しい?」

「その通り!ドロー!そしてライド!クロックフェンサー・ドラゴン!更にヴァンガードの後ろにスチームスナイパー・リシュマを、そして右前列にアップストリーム・ドラゴン、左後列にスチームファイター ナンネアをコール!」

 

未央の盤面

V クロックフェンサー・ドラゴン

R V後方 スチームスナイパー・リシュマ

R 右前列 アップストリーム・ドラゴン

R 右後列 ガンナーギア・ドラコキッド

R 左前列 スチームファイター ナンネア

 

「…そこのナンネアは出しただけなの?」

せっかくリアガードを出したのに前に出さないのは何故か問う

「大丈夫、すぐにわかるよ!まずはガンナーギア・ドラコキッドのブースト!アップストリーム・ドラゴンでヴァンガードに攻撃!」

 

アップストリーム・ドラゴン

P 9000

+B5000

計P14000

↓攻撃!

逆風の騎士セリム

P 7000

 

「ここは幸運の運び手エポナでガードよ」

 

アップストリーム・ドラゴン

計P 14000

↓攻撃!

逆風の騎士セリム

G+10000

計P 17000

 

防御成功!

 

「次はリシュマのブースト!クロックフェンサーでヴァンガードに攻撃!時を経て洗礼された剣技を見よ‼」

 

クロックフェンサー・ドラゴン

P 9000

+B7000

計P 16000

↓攻撃!

逆風の騎士セリム

P 7000

 

「これは…ノーガード」

「ドライブチェック!スチームブレスドラゴン、トリガーは無しだよ」

「ダメージチェック!ナイトオブツインソード、こっちもトリガーは無しね」

ダメージチェックでトリガーが来ないのを確認した未央はニヤリと笑う

「な、なによ未央」

「なんでもないよ、ただしぶりんにギアクロニクルの力を見せようかなってね!攻撃終了時リシュマの能力発動!ソウルブラスト‼」

未央のヴァンガードにあったソウルを一枚ドロップゾーンに送りヴァンガード後方にいるリシュマの能力が発動する

「リシュマを時翔(タイムリープ)!バインドゾーンに置きグレードが1高いユニットをコールする!来い!二体目のアップストリーム・ドラゴン‼」

リシュマがバインドゾーンという場所に置かれ、左前列に二体目のアップストリーム・ドラゴンが現れる

「な、なによこれ!?」

「時翔、これがギアクロニクルのクラン特性だよ!」

「くっ…本で読んではいたけどこんな厄介な能力だなんて…」

「まだ終わりじゃないよ!リシュマが時翔でバインドゾーンに送られた時、ナンネアの能力で自身のパワーを4000上昇!」

更にリシュマがバインドゾーンに置かれた事によりナンネアが強化される

「わざわざ前を空けてたのはこの為ってわけね…」

「そういう事、てなわけでナンネアのブースト、いっけぇアップストリーム‼」

 

アップストリーム・ドラゴン

P 9000

+B10000

計P 19000

↓攻撃!

逆風の騎士セリム

P 7000

 

「ノーガード、ダメージチェック…貫徹の騎士フルゲニウス、トリガーは無しね」

「じゃあ私のターンは終了、時翔の能力で二体目のアップストリームはデッキの下へ、バインドゾーンのリシュマはヴァンガードの後ろへ戻す」

私にターンが回る

「ねぇ未央、今私の顔どうなってる?」

「今世紀稀に見る楽しそうな顔」

未央はニヤニヤしながら言う

「責任取ってよ未央、私このゲームハマっちゃったかも!」

「いいよそんな責任ならいくらでも持ったげる!だから来なよしぶりん‼」

「言われなくても!ライド!ホープソングエンジェル‼」

楽しくて堪らない、こんな楽しいゲームを今まで知らなかった事が損だと思える程に

今日この時点で私の趣味にヴァンガードが追加されたのは言うまでもない事である

 

 

 




どうも皆さん霞ヶ原です

友人がヴァンガードの小説を投稿し始めたので我慢できなくなって自分も投稿する形になりました

題材としてアイドルマスターシンデレラガールズの子達を使っています

主に今出てるニュージェネレーションの三人がメインでやっていく予定です

もちろんラブライカや*の子達も登場する予定です
(というかシンデレラプロジェクトの子達は全員出る予定です)

もちろん例の妖怪名刺だけでももそう遠くない内に出ます

それ以外ではタグを追加しますがヴァンガードのキャラも出す他、オリジナルのキャラも多数出る事でしょう

話の中のファイトの部分ですが他の人達の作品を参考にしていますが分かりづらい所があったりしましたら感想等で言って下さると助かります

それではもうすぐ新年ですがこのヴァンガードマスター略してヴァンマスをよろしくお願いします‼
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。