弱者が転生したのは間違っているだろうか   作:あーーaaa

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遅れて本当に申し訳ございません。なんか毎回のようにこれ書いてますね。本当にごめんなさい。


1日店員

懐かしい夢を見て、私は目を覚ました。視界に入ったのは知らない木製の天上。

 

……ここ、何処?

 

状況を整理するため私は起き上がる。木製のベットがギイギイなるがそれを無視して立ち上がり、もう一度状況を整理する。

 

いや、ホントにここどこ?

 

今の私は白いキャミソールワンピースを着ている状態。

 

何故こんな格好を?と思い、たまたま視界に入った鏡を見て絶句する。鏡に写ったその姿は髪が真っ白で頭の上に髪の色と同じ猫の耳がついていた。私の髪は灰色で白に近かったけどこんなに真っ白ではなかった。そして頭の上にある猫耳。

 

私は少しパニックになり、うへぇっ!?と変な声を出してしまった。それが恥ずかしくなり、その場で俯くとと私の足にふさりと細い何かが当たる。ふさふさした細い何かはどうやら私の腰辺りから生えているようだった。

 

は?えっ、はぁっ!?な、なにこれ!?どうなってんの!?

 

軽くどころかかなりのパニックに陥っていると誰かがコンコンとノックをして、この部屋に入ってきた。

 

「あっ、目が覚めたんですね!」

 

両手をパンっと合わせ、嬉々とした表情で聞いてくる灰色の髪をお団子に纏めた女の子。少し私ににている。

 

「あっと、その、…此処は?」

 

私は今気になっていることを聞いた。

 

「?覚えてないですか?ここの裏で倒れてたんですよ?」

「すいません。覚え………て?」

 

そう言えば、私は何故ここにいるのだろうか。だって私は………!

 

「あっ、ぐぃぁ、ぁあああっ!?」

「っ!?どうしました!?」

「あっ、頭が!」

 

痛い!ものすごく痛い。よく小説なんかである『頭が割れるみたい。』とはまさしくこの事だろう。

 

 

 

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「大丈夫でしたか?」

「はっ、はいぃ。おお見苦しいところおっ!」

 

十数分後私は目の前の女の子、シルさんと言うそうだ。に支えられている。あの酷い頭痛も無くなり、やっといつもの調子が出てきた。と言ってもまあ、まだ猫耳については驚いているけどね。

 

「もう大丈夫でしたら一度下に来てください。ミアお母さんに目が覚めたら呼ぶようにいわれてるので」

「あっ、はいぃ」

 

この十数分間にシルさんに聞いてわかったことだけれど私はてんせい?をしたようだ。文字は全く解らなかったし、神様がいるそうだ。そしてこの猫耳もこの世界では当たり前のようだ。

 

なんか、君が読んでたラノベ?みたいな展開になっちゃったよ。佐々木君っ!君こういうの好きだったよね!

 

 

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な~んね気楽に思ってた時期がありました。はい。目の前のおっきいオバサ…ひいっ!?

お、おおお姉さん?お母さんか。に睨まれてます。はい。怖いです。はい。もう一度言うね。怖いです。マジで。

 

「……どこも怪我してないようだね。ならここで働きな!」

「はっ、はいぃ!?」

「別におかしな事はないだろ。看病してやった礼だ。今日だけでいい。」

わっ、私、バイトなんてしたことないけどだだっ、大丈夫かなぁ?

 

「別に裏方で腕を振る舞えって訳じゃないさ。表で適当に接客してりゃあいいのさ。」

「てっ、適当でいいんですかねぇ?」

「ああ、適当でいいのさ。あそこにいるリューなんて触って来た客ぶっ飛ばしてるからねぇ。」

 

さっ、さわっただけでぶっ飛ばすとかリューさんって豪快!

 

「まあ、適当とは言ったもののサボってたら流石に怒るけどねぇ!」

「ひいっ!?」

 

てっ、手がバキバキいってますけど!?従業員さん達お顔真っ青になってますけど!?

 

 

 

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私がこの飲食店、『豊穣の女主人』で働き初めて数刻、席は鎧を着た人達、冒険者の人が大半を占めていた。ガハハッと豪快に笑う人達で溢れ返った店内はかなり暑くなっている。エッ、エアコンとかないのかなぁ。

 

私は既に酒の入って酔っている人達に結構体を触られている。俗に言う痴漢というやつ。まあ、最初に触られた時は怖くて縮こまっちゃったけどリューさんが手を払いのけて助けてくれた。リューさんかっこよかった!いや、男の人の腕メッチャ赤くなってたからね!?強すぎるよリューさん!?

 

その後も立て続けて何回か触られてその度にひぃっ、と縮こまっていたら私の体はしっぽの付け根が敏感ということがわかってしまって裏でクロエさんとアーニャさんに捕まってます。はい。二人とも目が光ってます。メッチャニュフフフ言ってますよ。

 

「さぁ、オミャーは観念するニャ」

「大人しくしてたら痛くしないニャ」

「二人とも怖いですよ!?」

 

と、言っていたらクロエさんとアーニャさんが私に飛び付いてきて私を固定する。ちょっ、二人とも力強すぎ!びくともしてないじゃん!?

 

「やっ、ちょっ、まっ、や、やめてくださいっ!」

「シオン、それは逆に責めてと言っているようなものニャ。」

「そうニャそうニャ、と言うわけで、早速イタズラするニャ」

「どーゆう訳ですかぁ!?」

 

私は二人から逃げるために必死にもがくが、やっぱりびくともせず、両手をなんかこうワキワキしてるアーニャさんの手が近付いて来る。

 

そして私のしっぽのさきを優しく包むと少しキュッと掴んで徐々に根本に下げていく。

 

「ふぁっ、やっ、あっ、や、んっ、んんっ!」

 

まるで背筋をなぞられたような感じがしてしっぽがピーンと真っ直ぐに伸びる。私はどういう原理か分からないけれど獣人になってしまった。私の種族は猫人(キャット・ピープル)と言うそう。そしてそれは今日いきなりだったのだ。そのせいでしっぽの毛を逆になぞられる感覚になれていない。つまり敏感に感じてしまうのだ。

 

「あっ、やっ、だめっ、それっ、だめぇっ!」

 

その後もしっぽの付け根を執拗に責めてきて恥ずかしい声を聞かれながら膝をガクガク震わせていた。まあ、途中でミアさんが

 

「さっさとぉ!仕事しなあぁ!!!!」

 

とメチャメチャ怖い顔をしながら裏口のドアを蹴り飛ばして出てきてくれたお陰であの二人から解放された。まあ、その後ものっそい怒られたけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして夜、私はあの子と再会する。

 

 

 




一話と九話の設定を少し変えました。
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