凍結:蒼き鋼とチート戦艦が世界に風穴を開ける話   作:糞駄文量産機(産廃)

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予告通りお話し合いです。


ヤマトと群像、ヤマトとイオナ

side ヤマト

 

ヒャッホーウ!艦首が海面を突き破った瞬間、興奮の余り叫んでしまった。

 

艦が水平になり、波が落ち着き始めたところで俺は重大なミスに気づいた。

 

それは……401になんと言って接触するのか考えてなかったのだ。

 

そしてつい焦ってしまった俺は言っちゃったのだ。

 

ヤッホー。元気ですか?と、マジやらかしたどうしよう?

 

も、もう仕方がない、このまま強行突破だ。

 

取り敢えず、もう一度艦外スピーカーから呼びかけるか。

 

「伊号401、蒼き鋼の皆さんですね?この艦について話がしたいので、上がって来て貰えませんか?」

 

クラインフィールドで401からヤマトに上がれる様に足場を作りながら言うと、

 

「相談の時間が欲しい。」と千早群像だと思われる青年が言って来たので了承すると、

 

艦内へ戻っていった。

 

side out

 

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side401艦橋

 

「で、どうすんだよ群像。あの霧の戦艦に乗るのか?」

 

艦橋に群像とイオナが戻って来た瞬間、杏平が切り出した。

 

「俺には、アレには敵意がない様に感じられたし、攻撃できるならもう既にやられているはずだ。

 

だが、アレは本当に霧なのかどうかまだわからないぞ、アレには霧の艦特有のバイナルパターンがない上

 

アレの姿は、とてもじゃないがWWⅡの戦艦に見えない。

 

イオナ、アレが霧かどうかわかるか?」

 

 

イオナは、目を閉じて少し考えてから答えた。

 

 

「あの艦に重力子反応を確認、さらにメンタルモデルの存在を感知した。

 

霧の艦で間違い無いと思う。だけど、私にはあの艦が何なのか全くわからない。

 

戦術ネットワークに検索をかけたけどヒットしなかった。

 

だけど、あの艦は似ている。」

 

「一体何に似ていると言うのですか?私には似た艦は思い付かないのですが。」

 

副長の疑問にイオナは、

 

「ヤマト、総旗艦ヤマトに似ている。だけどあの艦は総旗艦ではない。ただ一つわかっていることは、

 

私ではあの艦に勝てないと言うこと。」

 

そして、しばらく艦橋を沈黙が支配する。

 

だが唐突にその沈黙を破った者がいた。

 

「俺は行ってみようと思う。」

 

「「「え?」」」

 

群像の言葉にイオナ以外の人間が驚く。

 

だがそれも仕方の無いことでもある。自らの危険がす

 

「確かに、アレの正体はわからずその目的すらわからない存在だ

 

だが、どうせ戦いになったら勝てないんだ、行くしかないだろう。」

 

群像の言葉に一同が納得の表情を見せる。そして副長の僧が人選をどうするのかを聞くと、

 

「俺とイオナだけで行って来る。アレには出来るだけこちらの情報を渡したくない。」

 

「気をつけて行ってきなよ~あんたは私らの艦長なんだからさ。」

 

機関室のいおりが激励してくるとソナー手の静も、注意を促す。

 

「くれぐれも無茶だけはしないでくださいね。」

 

「ははは、確かにウチの艦長は無理無茶危険、上等の人だからな。

 

付け加えるならこの前のヒュウガ戦の時も相当賭けだったしな。」

 

杏平はそれを冷やかして場を和ませた。

 

「じゃあ、行ってくるよ。」

 

そう言って群像はイオナを連れ立って艦橋を去った。

 

side out

 

 

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side ヤマト

 

千早群像達が艦内へ戻ってから暫く待っていると、

 

何か覚悟を決めた様な表情でハッチから出てきた。

 

まあそれもそうだよな、いきなり目の前に得体の知れない戦艦が

 

現れた上にそれに乗れと言われたら普通は何かしら覚悟をするよな。

 

 

そんなことを考えていると千早群像が、

 

「話し合った結果そちらと対談することに決定した。今からそちらに移る。」

 

そう声をかけて来たので、クラインフィールドで左舷ハッチまでの道を作る。

 

 

 

左舷ハッチで暫く待っていると千早群像とイオナが登って来た。

 

「ようこそヤマトへ。こちらへどうぞ。」

 

そう言って、2199でメルダが話し合いに使っていた会議室に案内する。

 

彼らを席に促して、自分も座って自己紹介から始める。

 

「俺がこの艦のメンタルモデルのヤマトだ。

 

正式名称は型式番号BBY-01恒星間航行用超弩級戦艦ヤマトだ。

 

長いのでヤマトで結構、建艦は西暦2199年だ。」

 

ここまで説明すると、千早群像が

 

「西暦2199年だと?君は自分が未来の艦だとでも言うつもりか?」

 

と言ったので、まさか実は転生者だとでも言うわけにはいかないので

 

あらかじめ決めておいた説明をする。

 

「そうだ、正確には並行世界の未来の艦だがな。

 

俺はこの世界の艦では無い理由は俺の記録に霧なんていう

 

存在はないからだ、それに俺はここに来るときにとても奇妙な体験をしている。

 

俺は俺の正式名称の通り恒星間航行をするための艦だからな、その為にワープを

 

することができるんだが、実はこの世界に来る前のワープで何らかの事故が起こり、

 

この世界に来てしまったらしいのだ、ただここで問題になる事は、

 

俺自身が本来のそれと比べてかなり変質してしまっているのだ。

 

変質した箇所は主に武装とエンジンそれと俺というメンタルモデルだ。

 

そもそもこの艦、いや俺たちの世界にメンタルモデルという存在は無く

 

この艦も元々は人間の手で動かされていたのだ。

 

だがこの世界に来た途端、突然人間達がいなくなり俺というメンタルモデルが生まれた。

 

そして武装とエンジンは大幅に弱体化した。

 

そして伊号401、蒼き鋼に接触しようと考えた理由は、

 

この世界に来て俺が目覚めた瞬間に、アドミラリティー・コードとやらから、

 

この世界の霧についての情報などを強制的に押し付けられ、

 

霧の海上封鎖網に加われと命令を出して来たんだが、俺はそれを拒否したからな、

 

大戦艦級なら倒せるだろうが弱体化した俺では超戦艦級に出張って来られたら

 

良くて相打ち、最悪は撃沈だからな。

 

同じく霧の裏切り者である、伊号401と同盟か何かを組んで少しでも戦力を増強したいんだ。

 

それが主な理由だな。

 

何か質問はあるか?」

 

そこまで言うと千早群像が、

 

「君は、どうしてアドミラリティ・コードの命令を拒否して霧を裏切ったんだ?

 

君が元は霧ではないからか?」

 

と質問してきた。これには、俺のヤマトへの想いも込めて答える。

 

「あーうん、実は俺って元の世界で人類滅亡の危機を救った艦なんだ。

 

だからな、その艦が人類の危機を手助けする訳にもいかないだろ?

 

だから俺はアドミラリティ・コードの命令を拒否し、霧を裏切ったんだ。

 

まあ元々は霧じゃないから俺自身は裏切ったつもりはないけどな。」

 

そう答えると、千早群像はどこか納得したようだった。

 

俺はイオナにも質問がないかを聞いてみた。

 

「伊号401、何か質問はあるか?出来るだけ答えるつもりだが。」

 

すると、

 

「どうして貴方からは、総旗艦ヤマトと同じ様な感じがするの?

 

名前だけが共通点じゃないと思う。」

 

「それは多分俺も総旗艦ヤマトと同じ様に戦艦大和を元に

 

造られたからじゃないか?しかも俺は戦艦大和の鋼材を一部使用しているしな。

 

俺がわかるのはこれぐらいだな。

 

他に何かあるか?」

 

イオナからの質問に答えると千早群像が質問してきた。

 

「そういえば、どうして君は浮上してきた時にあんな挨拶をしてきたんだ?」

 

「う…そっそれはだな、アレだうんあーうん仕方がないが答えよう。

 

実はインパクトのある登場の方法を考えすぎて、挨拶を特に考えて無くて

 

焦って答えたらああなった。」

 

「くっくくくははははははは。」

 

「笑うな!」

 

「いや、すまない。

 

今までの印象と全然違うもんだからつい笑ってしまった。

 

本来の君がこんな性格ならいい艦隊が組めそうだ。」

 

正直に答えたら笑われてしまったが、最後のやつはもしや…

 

「それは俺に蒼き鋼に入れと言うことか?」

 

「やはり自分より自分よりも弱いやつの指揮下に入るのは嫌か?」

 

「いや、やはり艦は人に使われて初めて真価を発揮出来るものだ。

 

喜んで蒼き鋼の指揮下に入らせてもらおう。」

 

「よかった、今度は401に来てくれないか?他のメンバーに君を紹介したい。」

 

よっしゃー!協力者どころか蒼き鋼の一員に誘われたぜ!

 

この提案受けない訳がない。 さらに401に来るよう言われたのでちょっくら

 

いってくるぜ。

 

「了解した。それでは向かうとしよう。」

 

こうして俺は、401に乗艦することになった。

 

ああイオナにも挨拶をしなきゃな、

 

「伊号401、これからよろしく頼む。」

 

「イオナでいい。こちらこそよろしく。」

 

「じゃあイオナ一つ質問いいか?」

 

イオナが了承する。

 

「何故あっさり俺みたいなのを受け入れたんだ?」

 

「群像が貴方を信用しているから。それだけのこと。」

 

「そうか…ありがとう。」

 

イオナがあまり喋らなかったから少し不安になって

 

聞いてみたけど特に問題はなさそうだな。

 

そうこうしているうちに左舷ハッチまで到着したので、

 

クラインフィールドでまた道を作る。

 

そして、俺は401に乗艦した。

 

side out




この主人公、真面目モードもちゃんと出来るんです。
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