世界の引き金を引く者   作:曇天もよう

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今回初登場のボーダー隊員達

爆殺系剣取り扱います 天谷 翔
メテオラにより加速する剣を扱う当小説の主人公。両攻撃と見せ方のりや、意識の外からのバイパーとなかなかたちが悪いことでも有名でサディスティクな一面も取り揃えている一品。鈍感属性も完備していて主人公らしい。信頼も高く羨ましい限り。

鎌バカ 剣持 舞
剣持という苗字にもかかわらず鎌を扱ったりするA級4バカの一角。成績悪い、物覚えが悪い、仕事しないの三拍子が揃っている。だが姉御肌のため意外と友達も多く信頼も高い。ただ、成績が残念すぎる。

貴方の心も狙い撃ち 宇野 比奈
後輩属性、お嬢様、性格良いとどこかの恋愛ゲーに出てきそうな逸材。みんなに愛され今日も弓で貴方の心(トリオン体)を撃ち抜く。ボーダー内にファンクラブが存在する有望な若手筆頭である。

縁の下の力持ち 柳本 亜美
天谷隊の影の支配者。彼女に逆らうととんでも無いことになるといううわさが立っていることから本人は気にしている。主人公部隊で一番キャラ設定に悩んだ人物。これにより出番は少なくなると思われる。

貴方の気持ちを鳥かご 那須さん
弾バカ2号ことどう小説のヒロイン。作者は見た瞬間に心を奪われました。天谷に気づいてもらうためにあの手この手と頑張ってるけど気づいてもらえない不憫キャラも追加された。本編と比べると病気の症状は軽めとなっている。

ナスカレー いこさん
2016年初登場キャラインパクト第1位をかっさらった強烈キャラさん。ナスカレーという名言により那須さんを狙っているのでは?と言われている。本人は違うこと言ってるのに。関西弁が意外と難しくて大変なキャラ。

と、思うじゃん? よねやん
強い個性をもちそれでいてコミュ力も持つという投稿者助けのキャラ。扱いやすい、動かしやすいと完璧のため今後も出番が多めという見通しが立っている。

シスコンの体現者 三輪
シスコン、ネイバー絶対殺すマンと米屋とは違ったベクトルでキャラが立っているためこれまた使いやすいため作者は助かっている。天谷は同類だと思ってたが、まさかの自由派閥のためかなり嫌っている。





日常編
天谷翔①


月の光が差す中、すでに廃墟となってしまった民家に腰をかけて座る一人の男がいた。少し目をしょぼつかせていて眠そうにも見える。そんな彼はA級9位天谷隊隊長である、天谷翔である。腰には彼の武器である孤月がある。武器を携えているというのも不思議なことであるがこの三門市は戦争状態にある。今から4年前、突如として三門市は攻撃を受けた。その攻撃を止めた組織こそがボーダーである。そしてボーダーは日夜進行して来るネイバーと言われる兵器を倒している。そんな防衛任務と言われる物に今参加しているのが天谷隊である。

そんな男は欠伸をしながらしゃべった。

 

「はぁ〜、眠い… まだシフトチェンジまで時間ある?」

 

「あと1時間くらいですよ、頑張りましょう!」

 

そう声をかけたのは宇野 比奈。見た目は育ちの良さそうなお嬢様といった様子だ。彼女の武器は銃である。その銃は先に剣を取り付けていて自由に出し入れできる代物で、近距離での銃撃を得意とし、援護もトップクラスという人物だ。

 

その隣にいるのは髪を短くし、かなりボーイッシュな印象を受ける少女のような見た目をしている剣持 舞である。彼女は二刀流の剣を扱う天谷隊の中では比較的ステレオタイプな戦いをする。そんな彼女も特殊な戦闘スタイルを持っているが後々出そう。そんな彼女がしゃべる。

 

「暴れ足りないなー、トリオン兵来ないかな?」

 

『こら、トリオン兵が来ないっていうのはいいことなんだからそんなこと言わないの』

 

インカムを通して透き通るような声が聞こえて来る。この声を発した人物は柳本亜美、天谷隊のオペレーターである。そんな彼女が注意していると突如として声が変わる。

 

『トリオン兵が来るわよ、誤差は4.15よ。一匹は3人のいるとこから離れているから舞は先行して追いかけて。』

 

「了解、先に追います」

 

そう言って剣持は光る板を生成し、踏んだ。すると彼女は一気に推進力を得て追いかけて行く。そうしている間に他の二人が戦闘を開始した。

 

「そらそら、アステロイド!」

 

アステロイドが炸裂したトリオン兵は音とが鳴ると同時に破壊されて行く。そんな弾を打ち出した天谷を狙おうとしたモールモッドと呼ばれるトリオン兵は突如として現れた弾丸によってその攻撃を阻まれた。

 

「ハウンド!」

 

ボーダー屈指と謳われる宇野の援護により一挙にやられてしまい残ったトリオン兵は2体となってしまった。その残った二匹も宇野を狙おうとしたが、目の前に現れた天谷の剣により一刀両断されてしまい活動を停止した。

 

「こっちは全て片付きました。舞のほうはどうなりました?」

 

『舞も追いついて倒したわ、多分この後にトリオン兵が来ないと思うけど、注意しておいてね』

 

「「了解です」」

 

その後トリオン兵は来ることなく無事、防衛任務は終わった。

 

 

 

防衛任務を終えた新た俺たちは報告書を書き上げている。防衛任務終わりには報告書を書いて提出しなければならないからだ。みんな各々お菓子を持ち寄って食べながら作業をしている。そうしていると作戦室のドアが開いた。

 

「こんばんは、天谷くんいるかしら…?」

 

そこに立っていたのは那須玲。B級12位那須隊の隊長で、天谷の弟子である。

 

「あ、那須先輩こんばんは、天谷先輩いますよ。天谷先輩〜?」

 

「玲ちゃんこんばんは、これから時間が余ってるなら少し休憩していかない?お菓子もあるし。」

 

「いえ、大丈夫ですよ。このあと天谷くんとランク戦をする予定ですので。」

 

「あら、積極的なのね?こんなにいい子なのに気持ちに気がつかない翔は…」

 

「もう…止めてくださいよ。恥ずかしいですし…。」

 

「おう、那須すまんな、こっちが遅れてしまってるせいで」

 

「いえ、いいのよ。私から頼んだことだからね」

 

「玲ちゃんは何を約束してたの?」

 

「この後一緒にランク戦をする予定だったんだ。それで、時間が来てないけど、ちょっと早めに来ちゃったからこっちに寄ってみたの。」

 

「そうだったの!このバカのせいで迷惑かけたね。仕事はこっちがやっとくから連れて行っていいよ。」

 

「誰がバカだこの鎌バカ。仕事はいつも俺たちに押し付けるくせに何言ってんだ。」

 

「先輩今日こそはしてくださいよ? あ、天谷先輩はどうぞ行ってください。」

 

「いやでも、申し訳ないよ。仕事は後少しだからやってくよ」

 

「翔くんは心配しないで行ってきなさい。ちゃんとやっておくから。」

 

「分かりました。じゃあ行こうか那須。」

 

「ええ、行きましょう」

 

そう言って行こうとすると柳本先輩がしゃべる。

 

「あ、そういえばもちろんランク戦を終えた後は玲ちゃんを家まで送っていくのよ?」

 

「え?那須は親が迎えに来るから別にいいんじゃ?」

 

「いいから連れて帰りなさい」

 

「え、でも…」

 

「連れて帰ってくださいよ?先輩。」

 

俺は先輩、後輩からの謎の威圧を受けて連れて帰る他なくなったのだった

 

 

 

 

 

俺と那須はランク戦の会場にやってきた。今は夜のためランク戦をしにきている人も少ない。そのためすぐにランク戦のブースに入れた。

 

「俺は146番に入るから設定とか出来たら言ってきて。」

 

「分かったわ、129番に入るから準備できたら言うね。」

 

しばらくすると那須から連絡が来た。準備ができたらしい。その声を聞いて少しすると体が転送された。景色を見るとステージは市街地Bらしい。少し移動していると向かって左側から弾丸が飛んで来る。それを少し余裕を持って回避していると全方向から弾丸が囲うように飛んで来る。それを俺は両防御で守っているとさらに追撃で弾が飛んで来る。それを同様に防ごうとすると弾は一箇所に集中し俺の両防御を貫通する。その弾丸を俺は咄嗟に生成した剣で断ち切り回避する。すると那須が追撃としてさらに両攻撃のバイパーを放って来る。

 

「ちっ、なかなかめんどくさい弾道を引いてくる、かなりよくなったな」

 

「そういいながらも余裕を持って回避してるなんてまだまだそうね」

 

会話をしているがなかなか高い攻撃密度の前になかなか踏み込めない

でいると那須はアステロイドを打ち込んでくる。だがその打ち出す一瞬近くに仕掛けておいたメテオラが爆発する。それに驚いた瞬間旋空を発動し那須は体勢を崩す。そこで、俺は一気に那須に接近した。那須は咄嗟にシールドを出したが那須は後ろからの攻撃によって蜂の巣となりベイルアウトした。

その後も9戦行ったが、10戦全てを俺がとって終わった。

 

「お疲れ、なかなか良くなってたぞ。」

 

「ありがとう。でもまだまだね。一本も取れなかったわ。」

 

「いやいや、一本も中盤まではこっちから攻撃をすることできずに防戦一方だったし、7戦目の合成弾もきれいにできていたからな」

 

「じゃあ次はきっちりトドメをさせるように頑張るわね?」

 

そういいながら反省会をしていると一人の男が話しかけてくる。

 

「翔と那須ちゃんやないかい。珍しいの、この時間にいるなんて」

 

「あ、生駒先輩こんばんは。」

 

「いこさんこんばんは。」

 

「なんや、二人で仲よう修行かいに?仲睦まじいの」

 

「はいそうですけど、生駒さんは何しに来たんです?」

 

「そうやそうや、米屋とランク戦に来たんや。」

 

「米屋くんはさっき見ましたけどね?」

 

「よ!翔、お前もランク戦か?この後一緒にランク戦しないか?」

 

「あーすまんな、那須を送って帰るからできん、わりーな」

 

「那須を送ってくのか?ようやくお前は気づいたのか、そうかそうか兄ちゃんは嬉しいぞ。」

 

「は?何言ってんだお前は?俺が何に気づいてないってんだ?」

 

「はぁ、翔お前はまだ気づいてへんのかい」

 

「いこさんも何だっていうんです?」

 

「那須ちゃんも大変やの…」

 

「はい…でも絶対気づかせてみせますから!」

 

「健気でかわいいなぁ〜。こんな子に気付かないなんて全く翔は…」

 

「本当になんだっていうんです?教えてくださいよ?」

 

「自分で気づくことだな。早く分かってやれよ?」

 

「米屋に分かってて、俺に分からないってのはなんだか屈辱だな…」

 

「そりゃ酷いぜ翔。」

 

「確かに米屋くんに負けてるってのはちょっと…ね?」

 

「那須も酷いな?」

 

「ははは、おもろいな。」

 

「米屋…後ろや後ろ。」

 

「ん?何です?いこさん。」

 

「米屋くん、後ろを見てみればすぐに分かるわよ?」

 

「…?」

 

米屋が後ろを見るとそこには明らかに怒った表情を浮かべる三輪がいた。

 

「米屋?お前、課題もやらずにどうしてランク戦をしにきているんだ?」

 

「………」

 

「さあ、課題やるぞ米屋」

 

そう言って米屋は三輪に連れてかれた。そこに居た3人も時間も時間だと言うことで解散した。

 

 

 

 

「今日はありがとうね?しかも送ってくれるなんてとっても嬉しいな」

 

「いやいや、帰る方向も同じだしいいよ。それよりも体は大丈夫?

本当は迎えにきてもらうんだったんでしょ?」

 

「ええ大丈夫よ。心配かけてごめんなさいね?」

 

「こっちこそ大丈夫だよ。それよりもさっきから話してたことって何?」

 

「いえ、いいのよ?まだ知らなくてね。」

「?」

 

「あ、もううちが見えてきたわ。本当にありがとうね。またランク戦しましょ?」

 

「またしような!それじゃまたね。」

 

「おやすみなさい」

 

「うん、おやすみ。」

 

「…でも、絶対に気づかせてあげるからね?」

 

何か那須は言ったようだが俺には聞き取れなかった。それでも気に留めず俺は暗い夜道を歩いて帰った。

 

 

 

 




新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。次の投稿は2月くらいになってしまいそうなので見てくださってる人は気長に待っていてください。
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