クラフィ/Aliceの夢の物語り   作:クラフィ好きのサイヤ人

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第15話 彩翼の唱天史と電子歌姫

「で、楽しめたのか?」

 

「もちろん!」

 

 と、未だに興奮している式部は大きめの声で返事をした。

 

「そうだ、助手クン! ルシファーさんの所へ行きましょ!」

 

「る、ルシファー!? ルシファーってあの……?」

 

「そうよ! ほらほら早く着替えて!」

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

 

 俺は、半強制的にルシファーのいる所へと連れていかれた。

 そこには、野次馬として来ているアバター達を薙ぎ払う者の姿があった。

 

「先生、あの人は……?」

 

「べ、ベルゼブブさんよ……(し、しまった……!)」

 

 その彼の……いや、彼女の勢いについ、俺は脂汗をかく。

 

「くっ、次から次へと……! あなた達も排除してあげるわ!」

 

「えッ!? 俺たち!?」

 

「確かにあの娘は可愛いわよ……だけど、私の目が黒い内は不埒な輩は全員排除よ!」

 

「わ、私達はルシファーを連れ戻すために来たのよ!」

 

「ふん、そんな嘘で私を騙せると思っているのかしら?」

 

「くっ!」

 

 ベルゼブブは、一心不乱に俺たちをナイフで斬りかかった。

 俺達はその攻撃をかわしたり、守ったりして戦う。

 

「あなた達、案外やるじゃないの……さっきの嘘、信じてあげてもいいわ! 共同線と行きましょ!」

 

「はい! 分かりました!!」

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

 

 

「ルシファー、もう帰りましょ!」

 

「私……まだ帰らないから! イベントが終わるまで楽しむのっ!」

 

「俺からも、お願いだ」

 

「あなた達、ベルゼに言われて来たのね? ……どうしても連れていくの?」

 

「ええ、このままだと野次馬が……」

 

「ちょっと待って!」

 

 ルシファーを説得する俺達の後ろから、透き通った綺麗な声が聞こえてくる。

 そこには、制服っぽい服を着た、薄く緑がかった水色の髪のツインテールの少女が立っていた。

 そう、彼女は今回の主役・初音ミクV4Xだ!

 

「ミ、ミ、ミクさん!!?!?!?!? どうしてここに!?!?」

 

 

「そこの可愛いお嬢さんの噂を聞きつけて、ぜひ一緒に歌いたいと思ってね♪」

 

「わ、私と……!? 私なんかとでいいのなら……!」

 

「よし! そうとなればさっそく……!」

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

 

 

 

ミク「また冬が来るたびに ほら、大人になるのさ」

 

ルシ「雪を手に何を作ろうかって 震えた声」

 

ミクルシ「星の降る街をうつむいて歩く いつかまた、泣くならば笑ってー!  笑ってー!」

 

 

ミクルシ「Starlight Stage! いつのまにか今日が今日じゃなくなってったって

吐いた息はほら 僕ら生きているんだー!

積もっていく想い出がずっと

何年も重なって  地球を覆うまできっと愛を歌うよ! LaLaLa!」

 

 

ミク「こみ上げてくばかりで ほら何も残せない」

 

ルシ「私はもう、私のままでいようと星に願う」

 

ミクルシ「さぁ、新雪に足をとられるまま

歩く街が綺麗だ そんな顔でー! 笑って──!!」

 

 

ミクルシ「White Landscape!  追いかけてた  きっと何年過ぎ去ったって  描いた日にはまだ 届かなくて泣くんだー

雪が降った後のこの世界がまだ好きだって

笑ってみせるには今日はちょっと寒いよー! LaLaLa!」

 

 

ミク「星の降る街 夜空に浮かぶメロディー 」

 

ルシ「生きていく どうせならば笑ってー  笑ってー」

 

 

ミク「繋がってく星空をこんなふうに眺めている」

 

ルシ「それもいつの日か懐かしいと思うかな…」

 

ミクルシ「積もっていく想い出に息苦しくならないよう せめて僕ら今日もただ今日を生きていくんだ」

 

 

ミクルシ「Starlight Stage! いつのまにか今日が今日じゃなくなってったって

吐いた息はほら  僕ら生きているんだー!

積もっていく想い出がずっと何年も重なって  地球を覆うまできっと愛を歌うよー!LaLaLaーーー!!」

 

 

 

 

「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッ!!!!!!!!」」」

 

 2人の歌が終わると、拍手喝采大歓声!

 野次馬……いや、観客達は500人は優に超えていて、 大通りはライブ会場へと姿を変えていた。

 

 

「ルシファー! あなた最高に可愛いわー!」

 

「すげぇー! こんどボカロの曲聴いてみようかな……!」

 

「ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッ!!!

最ッッッッ高ッッッッ!!!!!!!!

コスプレさせてあげて、歌を教えてあげた甲斐がありすぎたわ……!」

 

「え!? 先生がルシファーに仕組んだのか!?!?」

 

「そうだったのね……」

 

「仕組んだなんて人聞きが悪いわよ! イベントの最高の楽しみ方を教えてあげたの!」

 

「式部さん、最高の思い出のきっかけになってくれて本当にありがとう!」

 

「いえいえ! 私も最高の思い出にもなりましたしー!」

 

 

「ミクさんも、私と一緒に歌っていただいて、本当に本当にありがとうございました!」

 

「えへへ、また一緒に歌おうね〜♪」

 

 とルシファーへ言って、ミクはどこかへ消えていった。

 

「あ、ミクさんサインと握手をしてくだs……」

 

「行っちゃったな……」

 

「さ、私達も帰るわよルシファー」

 

「うん♪ あなた達も、ありがとうね!」

 

 

 こうして、1月39日雪ミクの日はとても楽しい1日を終えたのだった。




ルシファーと初音ミクV4Xがデュエットしたのは『スターナイトスノウ』という曲です。
本来はデュエットの曲ではないのですが、いい曲だったのでデュエットとして使わせていただきました!
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