部屋の清掃し終わって腰が痛い・・・
最近母さんがMに目覚めつつあって悩ましい思いをしているソフィアだよ。
誰か原作のように姉御肌でしっかり者に戻す方法を知っていたら教えてくれないか?
現在私は船が出航可能になるまでの三日間をどう過ごすか考えている。
母さん曰く海を眺めるのもいいし、1度くらいハメを外してカジノに行ってみるのもいいかもしれないと勧めてくれた。
ちなみに母さんは現在隣のベッドで賢者タイム中らしく凹んでいる。クンカーなうえに娘限定とはいえオ○ニー鑑賞とは既にハードルが高いのではないだろうか?一刻も早く父さんを探し出し、ストレスを発散させて私の胃を守らなければ!
--数時間後--
何はともあれ結果として私達母娘は現在カジノ船が停泊している港に来ている。どうやら今回たまたま運がよかったらしい。
「私カジノなんて来るの初めてだわ!」
「あれ?私が産まれる前に来た事あるんじゃないの?」
不思議に思い母さんに尋ねると意外な答えが帰ってきた。
「当時はフローラさんを手助けする為に一緒に来ただけだったから遊んでいる暇なんてなかったのよ」
それだけその時は結婚式で大変だったという事なのだろう。ならば折角だし楽しもうじゃないか!
「ビアンカさ~ん!ソフィアちゃ~ん!!」
さぁ、行くぞ!と意気込んだ所に私達を大声で呼ぶ声が聞こえてきた。おのれタイミングの悪い!くるりと呼ばれた方角へ振り向くと・・・
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・間にあったぁ~」
そこにはリリアンに引っ張られて燃え尽きていたメイドさんが現れた。どうしたんだろうか?
「どうしたのメイドさん?」
「随分慌ててましたね」
私達母娘は困惑しながらも労う。するとサッと宝箱を差し出してきた。
「こちら旦那様からのプレゼントでして、旦那様自慢のカジノを楽しんで欲しいとの事です!」
どんだけあの人太っ腹なんだよ・・・・・・・しかしそこまでしてもらう理由が思い当たらない。何故ルドマンはそこまで私達に手を尽くしてくれるのだろうか?疑問に思ったのでメイドさんに聞いてみた。
「あの、何故ルドマンさんは私達にそこまでしてくれるのでしょうか?船を用意してくれるだけでも大助かりなのに・・・」
「ああ、それでしたら!」
--回想--
「メイドよ、こちらの現金をビアンカ母娘に渡してきてくれんかね。大至急だ」
「あの、失礼ですがあのお二人は旦那様にとってはお嬢様に害を与える方々なのではないですか?それなのに何故・・・?」
「確かに君の言うことは間違いではない。だが、彼女はそれでも私の娘の友人であり更にその娘は親戚と言える。それにあの子はきっと普通ではない、これは商人としての私の勘だ」
「私の勘が囁くのだよ。あの子を逃がしてはならないと。あの子はきっと大物になるぞ!ぐわっはっはっはっ!」
--回想終了--
「と、いった次第でして」
「・・・・・・大商人に普通じゃないと言われて喜ぶべきなのか凹むべきなのか」
うぬぬと唸っている私をスルーして母さんが宝箱に手をつける
「本当、ルドマンさんには頭が上がらないわね・・・・・・・わあ!3000Gもあるじゃない!こんな大金本当にいいのかしら!?」
おおぅ、流石大富豪ぽんとくれる額が半端じゃない。ちなみに私の体感だが1G=日本円で100~200円くらいの価値である。そう考えるとどれほどすごいか伝わるんじゃないだろうか?そう、少なくとも30万円をお小遣いとしてぽんともらったようなものである。
「では、確かにお渡ししました!健闘を祈ります!」
そう言い残し猛ダッシュでルドマンの屋敷方面へ駆け出して行った。
「まぁ、折角頂いたのだし楽しみましょうか!」
満面の笑みで私にそう語りかけてくる母さんは何処かワクワクしてる子供のようにも見えた。
--カジノ内--
とりあえず私達は現金をコインに換金する事にした。2000Gを換金して100枚。お互い50枚ずつに分け合い別れた。バニーさんのオパイは大きかったと言っておこう。
さて、母さんはどうやらカードゲームに狙いを定めたらしくディーラーさんに詳しくルールを聞いている。私は闘技場に趣いた。対戦表を見て掛ける対象を選ぶ。目指すはモンスター3体かつ倍率が2,0倍前後!
さぁ、来い!私のゲームで得た知識を舐めるなよ!!ヒャッハー!一気に50枚掛けだー!
--1時間後--
「ふ、ふふふ。私の読みは冴え渡っているぞぉぉぉ」
ざわざわと視線を感じるが敢えて無視する。私は毎回50枚賭けをして手堅く枚数を増やしていく。そして目標の500枚まで達成した。さぁ、次のターゲット10コインスロットだ。目指すは1万枚!
--2時間後--
「ふふ・・・アカン。燃え尽きそうや・・・・・・」
私は下手な関西弁が漏れるぐらい意気消沈していた。モノの見事に食われ元手の50枚まで手持ちが減っていたのである。
「だが・・・私は諦めない!!」ガシャコン
チーンチーンチーン!テッテレレレレレッテレレッレレレーン!
「」
スロ台<2000枚やで
「よっしゃー!」
私は思わずガッツポーズを取ってしまう。するとポンッと肩を叩かれた。なんだろう?と後ろを振り向くと
「ねえ・・・・・・ソフィア・・・・・・少し分けて貰えないかしら?」
そこには目が虚ろになった母さんがいた。私は思わず変な声が出そうになった。それほどまでに母さんの目が怖かったのだ。危うくチビりそうになった。
「じゃ、じゃあ100枚あげるね!母さんも頑張って!」
「ええ、次こそ勝って見せるわ!」
ギラギラとした眼でコインを持って去っていった。これは不味い、母さんが賭け事独特の罠にハマりかけている(自分の事は棚上げ)早く目標地点に到達しなければ!
--更に1時間後--
「はぁはぁ・・・・・・私はついに、ついにやったのだ!」
私は目標の1万枚に達成した。さあ、ラストバトルだ。行くぞ、カジノ船。コインの貯蔵は十分か!?
ザワッ!!と一際大きな声があがる。当然だろう魔の100コインスロットに私のような6歳児が座ろうとしているのだから。慌てて店員が駆け寄ってくる。
「お客様、こちらの台はとてもレートが高い物となっております。お座りになる台をお間違えではないでしょうか?」
「ん!」
私は無言で1万枚入った袋を見せた。店員は唖然としていたが納得したのか下がっていった。
私はなるべく早く来てくれよ・・・・・・スイカ!と祈りを込めてスロットを回し始めた。
--更に1時間後--
チーンチーンチーン!テッテレレレレレッテレレッレレレーン!
私は無言でコロンビアのポーズを取っていた。
稼ぎすぎてイカサマを疑われても困るので最終目標の60万枚を集めた瞬間すぐさまスロットを切り上げた。母さんに見つかると大変な目に合うと思ったからだ。そのままの足で私は景品交換所へ向かう。
「すみません!コインを景品と交換したいんですけど!」
「はぁい、どれになさいますか?ソフィア様は現在ろ、60万枚のコインをお持ちですが」
うん、こんな子供がそんな大量の枚数持ってきたらどもるよね。
「グリンガムの鞭とキラーピアスを二つ下さい!」
「はーい、52万枚になりまーす。残り8万枚ですがどうなさいますか?」
「じゃあメタルキングの剣を一つとメガンテの腕輪を一つ」
「はいはーい、残り25000枚でーす」
むう、意外と残ってるな・・・・・・出来れば使いきりたいんだけど
「じゃあ世界樹の葉を10枚と妖精の飲み薬を50個お願いします」
「はーい、有難うございました~!」
よし、これで全部使いきった!それにMP回復は大事だしこれから先必要になるだろう。目的は果たしたし母さんを探そう。
暫くして真っ白に燃え尽きた母さんを発見した。
「か、母さん!大丈夫!?」
「ええ、大丈夫よソフィア。ああ、天に昇るような気分だわ~」
・・・・・・アカン!急いで正気に戻さねば!クッ、しかしどうすれば・・・・・・はっ!とある手段に気づいた私は一瞬躊躇ったが行動に移した。そう、それは・・・・・・
「母さん、今夜可愛がって あ げ る」ボソッ
そう、最近Mになりつつある母さんを後押しする行為。だが、効果があったのかクワッ!と目が見開きその後惚けた顔になる
「う、うん。楽しみにしているわね」モジモジ
誰か!誰か本気で助けてくれ!!6歳児の娘に欲情している母親をどうにかする方法を!!くっ!まずは例のブツを渡す事だ
「あ、あのね母さん。私実はさっきスロットで滅茶苦茶大勝ちしたの。それでもう景品に変えてきたんだけどよかったら貰ってくれないかな?」
上目遣いでそっと私はグリンガムの鞭とキラーピアスを差し出す。
すると母さんはゴクリと唾を飲んだ。何故だ・・・・・・あっ。気づいた時には遅かった。
「こ、これで今晩私を可愛がってくれるって事なのね?母さん感激よ!」
やっちまったぁぁぁぁ!!っていうかグリンガムの鞭でぶったりしたら母さん死んじゃうよ!
なんて唸っているとガッと身体を抱えられた。
「へっ?」
「さぁ、こうしては居られないわ!すぐ宿屋へ戻りましょう。直ぐ向かいましょう!」
目をキラキラさせながら私は宿屋へと拉致られていった。
翌日、肌がツヤツヤとしたビアンカとハイライトが消えて隈を作ったソフィアが街中を歩いているのが目撃された。
あかん、ビアンカがどんどん駄目な方向へ進んで行く。どうすればいいんだ!
教えてくれ主人公!!
1G=100円~200円は作者の独自設定です。
グリンガムの鞭を二つ購入したのはルビスの杖だけだとチートすぎるからと女キャラなら鞭も使え無いとね!と思ったから。メタキン剣は男の子(弟)に譲る事になります。ソフィアの鞭はいずれ女の子(妹)に譲るかもしれません。
カジノは本来オラクルベリーか海上にあるカジノ船に自分の船で向かうかしかないので今回はサラボナの港にたまたま停泊してる設定にしました。