The music of mind for twintail .   作:紅鮭

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エピローグは無しで、次回から新章突入して行こうと思います。
後、関係ありませんが、水沢先生のサイン会楽しみです。整理券貰えてよかった!


登場人物・裏設定・用語解説(1巻までのネタバレあり)

【テナー・オランジュス/テイルファング】

 種族・ファンガイア族(チェックメイトファイブ・クィーン)

 真名・空腹な廃墟は黒曜色の雷鳴を鳴らす

 年齢・19歳

(人間に換算しての年齢・16歳ちょっと)

身長174㎝(ハイヒール+7㎝・181㎝)

B94cm/W65cm/H92cm

 好きな物・酒、甘味、響輔の料理

 嫌いな物・匂いの強い食べ物

 趣味・自己鍛錬、湯浴み、歌、旅行

 髪色・ワインレッド。

 ツインテールの特徴(獣の牙みたいなジグザグの分け目、鎖で繋がれた枷のような髪留め、伊勢海老みたいにやや後方の上向き結び、日本刀みたいな房)

 服装・丈の長い漆黒のロングコートとショートパンツとフード付きのケープ、インナーは血のように赤いタンクトップ、レザー製のフィンガーレスグローブ、編み上げたヒールのブーツ。普段はフードを目深く被り、そこにある二つの穴から深紅のツインテールを流す。

 頭脳明晰、冷静沈着、ストイックでプライドが高く、高慢な振る舞いが目立つも情には厚い、根は優しい性格。言葉遣いは古風で非常に流麗かつ格調高い。興味のない物には全く興味を示さないが美しい物や一度興味を持ったものは見極めようとする子供っぽい探究心がある。一族の重鎮として規律や掟は基本守るが自分が定めた事は決して曲げない強い信念を持つ。

 幼少の頃より鍛錬を積んでいるので戦いは非常に洗練されており、徒手空拳を基本とした格闘戦、短剣による二刀流、ファンガイア特有の影創造(シャドウ・クラフト)を得意とする(戦闘スタイルは元ヴァンパイアギルディのキバットに学んでいるので、二刀流の剣捌きなど戦い方がヴァンパイアギルディに似通っていると言われている)。

 幼少期は貧困な暮らしを営んでおり、5歳の時響輔の父・紅音也の荷物を置き引きしようとした際に拾われる。12歳の時詳細は不明だが、音也は死にかけた自分の命を繋ぐ為に自分の(プシュケー)を渡して亡くなる。それから丸7年キバットから戦い方を学び、チェックメイトファイブの紋章に選ばれ、クィーンの座に就く。

 

 

 

 

(くれない) 響輔(きょうすけ)

 種族・人間(アントローポス)

 年齢・15歳

 誕生日・11月11日

 身長・168㎝

 一人称・僕

 好きな物・焼き飯系、餡たっぷりの和菓子

 嫌いな物・奈良漬け、酒饅頭

 趣味・料理、掃除、楽器の演奏(何でもできる)

 髪色・赤茶色。

 争いを好まない心優しい人間の少年。人の心を音楽として聞く事が出来る特異な能力を持つが、その能力のおかげで人の心に敏感となるあまり、人と仲良く出来ないでいた。しかしおかげで空気を読んだりする事は得意。ツインテールを真摯に好む総二には尊敬の念を持っており、彼にもっと近付こうとツインテール部へ自ら入部しようと考えている。身体の弱い母・真夜がいるため掃除好きで、料理も得意としている。

 トードギルディの攻撃からテナーを庇い、肉体が破損し、一時死亡するが呪術研究者・マルシルの技術により身体の修復までの間響輔とテナーは二心同体となる(『二心同体』の言葉が象徴する通り、テナーの肉体に響輔の人格および記憶((プシュケー)および生命(プネウマ))を移植する形で二心同体を実現している。この移植の影響により、テナーは常に身体へ負荷がかかった状態であるため、ただでさえ大喰らいである彼女の燃費が更に悪くなった。一方響輔は、眼鏡なしでは日常生活に支障を生じるほどの近視が治った)。

 容姿および服装は自由に切り替えつつテイルファングとしての二重生活を送ることになるも、肉体を共有しているため外見は響輔のままで、テナーの意志で自由に動かす事もできる。その際にはファンガイア族の特徴である金色の瞳の色に変化する。ただし、響輔の姿でテナーの運動能力を発揮するには限界がある上に響輔はそれを好ましく思わない。感覚などは、視覚はテナーと完全共有し、聴覚も共有しているが響輔だけが聴こえる『心の音楽』は響輔のみ聞き取ることが可能。声や味覚はテナーの意思で切り替えられ、痛覚は表に出ている人格のみ感じ取る。人格・記憶については互いに独立しており、片方だけが知っている知識については基本的に発話によるコミュニケーションを介してでしか伝達されない。表に出ていない方の人格から、表に出ている方の人格への意思の伝達は思考によって行われるが、その逆は口頭で行われる。そのため、妙な独り言を喋っていると、周囲からおかしな目で見られることがしばしばある。

 

 

 

 

【キバット・バット三世】

 自称「名門・バット家三代目伯爵」

 軽薄で軟派で軽口が目立つ性格だが、音也が亡くなってからはテナーを支え、戦い方や生きる術を教えてきたテナーにとって兄貴分的存在。その正体は10体のアルティメギル討伐精鋭部隊・獄の十戒(パー・ガトリ・アルク)の隊長にして、反逆のエレメリアン・ヴァンパイアギルディ・ツインテール属性(本人曰く、エレメリアンの頃は八頭身でかっこよかったらしい)。現在はツインテール属性と命をゴーレムへ内蔵させ、キバの鎧の制御装置になって、戦いでテナーをサポートしている。音也とは20年前に出会い、14年前音也と共にテナーと出会う。

 

 

【藍沢 次狼/ガルル】

 人間時身長・175cm

 種族・ウルフェン族

 人間に換算しての年齢・約20歳

 好きな物・珈琲、肉

 趣味・テナーと自己鍛錬、イラスト制作

 人間態の容姿は若く、精悍な顔つきのイケメン。義理堅く、思慮深い性格。城内ではタキシード、外出時は毛皮付きのレザージャケットを愛用し、マルシルと共にテナーを支えるサブリーダー的存在。元々ウルフェンの世界で徒党を組み、ファンガイア相手に盗賊まがいの所業をしていたが偶然クィーンとなって初めてテナーが異世界調査に来訪してきた際、返り討ちに会う。その後色々あって仲間に入った経緯を持つ。

 

 

 

【緑ヶ浜 ラモン/バッシャー】

 種族・マーマン族

 人間時身長・145cm

 人間に換算しての年齢・約13歳

 好きな物・魚介類全般(特に秋刀魚)

 趣味・力とバイト、ナンパ

 人間態の容姿は小柄な身体に中性的な童顔、城内ではショートパンツのセーラー服、外出時は長袖短パンにベレー帽を愛用している。顔つきから声を聞かなければ女と勘違いされる事もしばしばあり、その事をコンプレックスにしている。人畜無害で無邪気、人懐っこい性格からキャッスルドランの中ではムードメーカー的な存在。人の名前を呼ぶ時は君、ちゃん、さんを付ける(テナー→テナおねえちゃん、響輔→響輔おにいちゃん、マルシル→マルちゃん、ヴェディ→ヴェディちゃん、キバットと次狼と力→呼び捨て)。ラモンは一族の中でも小柄であり、群れから離れて独りだった所をテナーに拾われた経緯を持つ。

 

 

 

 

【藤咲 力/ドッガ】

 種族・フランケン族

 人間時身長・190cm

 人間に換算しての年齢・約30歳

 好きな物・響輔の料理

 趣味・料理、ラモンとバイト

 筋骨隆々なオールバックの大男。城内での服装は燕尾服で外出時はタンクトップにジーンズなラフな格好をよくしている。言葉は拙く無口だが意外と表情は豊か、気は優しく、意外と気が利く性格。図体に似合わず手先はなかなか器用。ラモンとは気が合い、屋台、マッサージ、飲食店のバイトで小遣いを稼いだり、よく一緒にいる事が多い。過去にファンガイアに奴隷として売買される最中、テナーによって救われ、そのまま付いていく事になった。

 

 

 

【マルシル・ホウェイトルブ/アルテ】

 種族・エルフィン族

 人間時身長・171cm(ヒール+5cm・176㎝)

 人間に換算しての年齢・約24歳

 好きな物・白米、煮込み料理

 趣味・読書、研究

 城内での服装は黒いローブを羽織って、外出時は露出が控えめなカジュアルな服装でいることが多い。唯一、音也の知人の一人で、キャッスルドランの中では実際の年齢が最年長の古株。頭が良く、元々は故郷で若くして大学の教授を勤める呪術研究者。音也が亡くなった際にはキバットと同じくテナーの面倒をみていた。テナーとは母姉というより教師と教え子に近い存在であり、テナーの戦いや鎧を研究し、互いに切磋琢磨する仲である。

 

 

 

【ヴェディアルイク・イエロード・スフィールズ・モンタルク

(通称・ヴェディ)/シュレイディ】

 人間時身長・120cm

 人間に換算しての年齢・約28歳

 好きな物・魚介類全般、鰹出汁の味噌汁

趣味・キバの鎧のメンテ、薬草栽培、ゴスロリ服とぬいぐるみ集め

 見た目は10歳ほどの幼女だが立派な成人。その為性格は大人びており、達観している。だが、ゴスロリなど子供っぽい服装を好み、魔女みたいな三角帽子をいつも被っている。故郷では腕利きの魔道具職人であり、普段テナーが身に付けている魔道具もヴェディのお手製。実は既婚で、故郷には夫に3男3女の大家族がいる。

 

 

 

 

・用語解説

 

 

魔の者(ダイモーン)

 セレーネに存在する種族でファンガイアを除いた魔の者(ダイモーン)は人間態と戦闘態の二つの姿を持ち合わせている。

 

【人間】

 魔の者(ダイモーン)からは『アントローポス』と呼ばれ、大多数の世界にその存在が確認されている。人間は自分の(プシュケー)を自力で力に転換できない故、力や寿命は魔の者(ダイモーン)に及ばないないながらも、その愛や勇気、(プシュケー)の濃度は魔の者(ダイモーン)に比べてはるかに高い。

 

【ファンガイア族】

 魔の者(ダイモーン)最強種であり、ツインテールを愛する一族。

『チェックメイトファイブ』という重鎮を中心にセレーネを仕切り、ヘリオスを監視し、すべての世界の均衡を守る一族。『キバの鎧』という秘宝を所持し、闘争本能が刺激されると瞳が金色になり、下顎にステンドグラスの模様が浮かぶ。各自が社会での名前や一族の勲章の他に、固有の詩的な真名を持つ者もいる。上位の力を持つ者は影創造(シャドウ・クラフト)という固有の能力を持ち、自身の(プシュケー)を泥の様な流動体へ変化させ、武器へ整形コントロールする事が可能。しかし。運用は困難を極め、(プシュケー)を糧にそれをコントロールするためにも体力と精神力を大きく削る上に、一度に使用できる影創造(シャドウ・クラフト)の量にも個人差がある。ちなみにキバの鎧を着用できる者になれば、その応用で固有の結界を作り出し、自身の力をさらに高める事ができる。人間に比べてファンガイアは寿命が長く、15歳まで人間と同じ成長速度だが、15を境に成長速度が3分の1程低下する。

 

【ウルフェン族】

 集団で狩りをする狩猟民族であり、仲間意識が高い。ポニーテールの亜種、一つ結い(ワンタイ)を愛する一族であり、その一つ結いは一人前の戦士としての証である。脚力が非常に高く、瞬足で、空中を跳ねたり、文字通り滑空することができる。

 

【マーマン族】

 短髪(ショートカット)を愛する長命種族であり、人間の約10倍は長生きする。主に湿地帯や人里離れた水域に生息し、非常に視力が良く、水中活動にも陸上活動にも長けている。また、他の魔族と比べて非常に長命な種族であり、中には1000歳に届こうかという個体も存在した。この種族には男しかいない種族でもあり、女性しかいないマーメイ族とつがいを成す。ちなみにラモンはマーマン族の中では小柄な方。

 

【フランケン族】

 300年前誕生した最も歴史の浅い種族。1700年代に生まれたフランケンシュタイン博士が作り出した人造人間フランケンシュタインの怪物を始祖とする。知能は高くないが、純粋無垢で性格は穏やか、仲間に対しては恩義を尽くし、額出(オールバック)を好む。全ての魔の者(ダイモーン)の中で最も腕力に長けた種族で、その剛腕はファンガイアでさえ脅威に感じたほど。極寒の地を住処とし、どんな環境でも生きていける頑強な体を持つ。その為、奴隷として売買されることも少なくない。

 

【エルフィン族】

 マーマンと同じく長命種族。半端結(ハーフアップ)俗に言う『お嬢様結び』を好む種族で、大木生い茂る森の中、木の上に住み家とし、背中の翼による飛行、高い知能、ファンガイアよりも高度な超能力と魔術を操る種族であり、シーケット族と共にレジェンドルガに対抗するためキバの鎧の製作に貢献した種族として有名である。ヘリオスではエルフや天使のモデルになった種族とされている。

 

【シーケット族】

 ウルフェン族の近縁種とされ、物づくりの技術に長けた二側結(ツーサイドアップ)を好む一族。唯一、ドラン族を飼い慣らす種族で、キャッスルドランやキバの鎧を実際に生成した一族でもある。寿命は約200年。成人の平均身長は約130cm前後、人間の子供の様な矮躯な体型である。ヘリオスではケットシーのモデルになった種族とされている。

 

【ドラン族】

 グレートワイバーン、ガオーラドラン、エルドラゴン、ファブアルニル、ラタンクス等様々種類が存在する。性質は非常に凶暴で、その強固な皮膚はシーケット族によって度々武器や鎧の素材にされたり、戦闘用の魔獣や移動要塞として使われた。キャッスルドランがそれにあたり、ファンガイアのキバの鎧の一部やゴウデン等のゴーレムに使われているのがドラン族の皮膚や骨である。基本凶暴な魔獣の種族であるが、シーケット族はうまく彼らを飼い慣らす事に成功した。

 

【レジェンドルガ族】

 本編では未登場のポニーテールを神格化していた絶滅種。ファンガイアとは宿敵関係にあった。どの種族とも違う形態と種族間の統一性のない外見を持ち世界中に残る様々なモンスター伝承を残す異形の種族。ファンガイアは他の種族の(プシュケー)生命(プネウマ)を食らっていたのに対し、レジェンドルガは他の種族にポニーテールを寄生させる事により洗脳、奴隷化して同族へ転化させて数を増やす特性を持っていた。ファンガイアよりも更に高次の存在だと自負し、この世の支配者となろうと目論んで太古の昔にファンガイアと大戦争を繰り広げたが、最後にはレジェンドルガに対抗するために開発された『サガの鎧』と5つの『キバの鎧』、当時のチェックメイトファイブの前に絶滅した。

 

【チェックメイトファイブ】

 ファンガイアの世界を統括する5人の重鎮。それらになるためには紋章自体に選ばれる必要がある(選定にはチェックメイトファイブ自身を含む個々の意思ではなく、紋章自体に意思があり、これから先ファンガイアの運命を見通して選定しているらしい)。

 キングから実力を認められ、候補の証である「ポーン」の紋章を授与された後、「キング」「クィーン」「ナイト」「ビショップ」「ルーク」のどれかの席が空席ならば候補者であるポーンから成り上がる(空席になるのは死亡・資格剥奪の場合が主な理由。時として紋章自体から見限られる例もある)。

 

【サガの鎧、キバの鎧】

 基本チェックメイトファイブの紋章を受け継ぐ者に賜わすファンガイア族の秘宝。その昔、ファンガイアを含む他の種族を侵略しようと活動していたレジェンドルガに対抗する為、エルフィン族とシーケット族の協力の元に作成された鎧である。行方不明の「暗黒のキバ」を除いてキングに「運命のサガ」、ナイトに「白銀のキバ」、ビショップに「赤銅のキバ」、ルークに「青銅のキバ」、クィーンであるテナーには「黄金のキバ」が賜わされた。

 

【心の音楽】

響輔のみ聴き取り、取り巻く五線譜を視認する事ができ、詳細は不明だが人間やエレメリアンの(プシュケー)(属性力)が旋律する特殊な音楽。感情によって音量、音程、音階を変化させ、エレメリアンが出現する際にも発生するらしく、出現の際の音楽は地球の反対側からでも可聴範囲内である。響輔はテナーと次狼達・アームズモンスター達の仲介役になる事により、キバの鎧をさらに強化する事ができる。

 

【セレーネ】

 魔の者(ダイモーン)が住む世界。

 

【ヘリオス】

 人間(アントローポス)が住む世界。

 

(プシュケー)生命(プネウマ)身体(ソーマ)

生物を構成する三つの要素。身体(ソーマ)の中に生命(プネウマ)生命(プネウマ)の中に(プシュケー)が存在する。(プシュケー)は他の世界では属性力(エレメーラ)命の色(ライフエナジー)と称されることもある。




今後、ちょくちょく不自然な文章など修正していくかもしれません。
本文はもう少し待ってくだっさい。
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