織斑さん家の一夏君   作:解読

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皆様お久しぶりです。

私生きています。

遅くなって申し訳ございません。


何故か○○になりました

朝起きると僕の隣のベッドにいる筈のルームメイトがいませんでした。

現在の時刻 8:10

・・・今日は朝ごはんを食べている暇はなさそうだ。

 

「はぁ」

 

ほんの少しだけルームメイトを恨んだって僕は悪くないはずだ。

起きなかった僕が一番悪いんだろうけどね。

始業は8:40だから間に合うのは間に合うけど

 

「・・・はぁ」

 

朝ごはんを食べれないと考えると少し憂鬱になる。

こういう事嫌な事を考えてる時の方が早く目的地に着いたりするのはなんでなんだろうね。

 

「はぁ」

 

今日三度目のため息を吐きながらも教室に向かう。

 

 

 

 

 

              キーンコーンカーンコーン♪

 

 

 

 

朝のホームルーム

この時間になってもまだルームメイト基シャルロットの姿が見えない。

そしてボーデヴィッヒさんの姿も見えない。

こっちはシャルロットの行方不明と違って休養やら事情聴取やらがあるからわかるんだけどね。

 

ガラガラ

「み、皆さん、おはようございます・・・・・・」

 

疲れた様相で教室に入って来た山田先生

子どもみたいな理由で疲れているのか、はたまた大人の事情か。

どちらにせよ、ご愁傷様です。

 

「織斑くん、何を考えているかわかりませんが私の事を子供扱いしようとしてませんか?先生怒りますよ?・・・はぁ」

 

怒ります、といった割には覇気がないように見えるんだけど・・・もしかして朝ごはんを抜いて来た、なんてね。

 

「・・・」

 

・・・すみませんでした。

 

「今日は、ですね・・・皆さんに転校生を紹介します。転校生といいますか、もう皆さんには自己紹介は済んでいると言いますか、えっと・・・」

 

要領をえない説明とはこうゆう事を言うんだろうね。

僕も含めてクラスのみんなも「?」って顔をしているし、ただわからないなりに転校生の言葉に反応して少しずつ騒がしくなる。

また転校生ってこのクラスに三人目になるけど、多過ぎやしないかい?

・・・もしかして、ね。

 

「じゃあ、入ってきてください」

 

「失礼します」

 

ああ、この声はもしかしなくてももしかするわけだね。

 

「シャルロット・デュノアです。改めて、よろしくお願いします」

 

予想通りの人物が笑顔で入って来たには来たんだけど、まさか正装してくるとはね。

元の鞘に収まったというか何と言うか。

・・・本人が気を張らずに学園生活を送れるっていうのは良いけど、どうしたんだろう?

事実を全て話した?それならもっとニュースか何かになってるはずだし

泣き落とし?それそこ根掘り葉掘り聞かれるはずだし

学園の弱みを握った?現実味がなさすぎるか

まぁ、何にせよ本人が笑顔ならそれでいいかな?

 

(そしてなんだろうか?この背筋を這い回る嫌な感じは)

 

「ええと、デュノア君はデュノアさんでした。という事です。ああ、これでまた寮の部屋割りを考え直さないと・・・」

 

もしかして、それは姉さんの仕事なんじゃないのかな・・・寮長が部屋割りを決めないなんてあり得ると言えばあり得るのかな?

もし姉さんの仕事なら申し訳ない

 

「え?デュノア君って女?」

 

「デュノア君は美少年じゃなくて美少女だったのね!」

 

「同室の織斑くんが知らないってことは————」

 

「そんな事より皆!昨日は男子が大浴場を使っていた日よ!!」

 

「「「「!?!?!?」」」」

 

ああ、なんでだろう、姉さんがサムズアップしながら

「デュノアと入ったんだ姉である私と大欲情に一緒に入ってもおかしくあるまい」

っていい笑顔が頭の中に浮かんだのはなんでだろうか?

 

ダァン!!

「いぃちぃぃかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

新しく追加された武装であろう鈴の右肩から延びる銃身、銃口からは硝煙が上がっている。

どうやって扉だけ吹き飛ばしたのか気になるけど、僕の生涯はここで幕を閉じるかもしれないな。

ギルガメシュの王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)を突っ切る時より恐怖を感じるのはなんでだろうね。

 

ウィィン

ガシャン!

 

(ここで終わりか)

 

ガァン!!

 

「ふー!ふー!ふー!」

 

怒り方だけ見たら猫が威嚇してるみたいでかわいいんだけど、その肩に載っているのが怖すぎてその可愛さもマイナスだよ。

・・・・・・あれ、生きてる

瞑っていた目を開けると僕の目の前には”シュバルツェア・レーゲン”を纏ったボーデヴィッヒさんの姿だった。

どうにかこうにかしてあの凶悪な武器から放たれた凶弾を逸らしてくれたみたいだ。

 

「ありがとう、ボーデヴィッヒさん。ISはもう大丈夫なのかい?」

 

「コアが無事だったからな、予備のパーツで組みなおした」

 

「そうなん—————んぐっ」

 

うん、ボーデヴィッヒさんってまつ毛が長いんだね。

いきなりの事過ぎて、考えが追いついてないけどキスされてるんだよね?

 

「お、お前は、わ、わた、私のよ、嫁にしゅる!い、いりょんはみとめん!!いいな!!」

 

「・・・嫁?婿じゃなくて?」

 

涙目になって頬を赤く染めてるのは良いけど、これ誰が収拾するんだい?

周りの皆は口を鯉みたいにパクパクさせてるだけだし

唯一の救いは姉さんに見られていないという事か。

この事が漏れたら何か失いそうで怖いな。

 

バシュン!

「あらあら、一夏様おいたがすぎましてよ」

 

少し前髪がご臨終したみたいだ。

 

チャキ

「一夏ドウイウ事カ説明シテモラウカ?」

 

箒さん、日本刀が僕の首の薄皮を切って血が出てるよ。

 

「フシャーー!」

 

鈴は猫化したみたいだね。

 

「キス、嫁とキス」

 

目の前のボーデヴィッヒさんはトリップしてるみたいだね。

唯一の救いを求めてシャルロットを見やる。

 

「————————————」

 

なになに、『頑張ってね、一夏』

僕に救いは無いようだ

 

 

 

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。

途中の大欲情は誤字ではありませんよ。

これからはスローペースかもしれませんが執筆を開始します。
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