今回はラウラのターン
遅くなって申し訳ありません
ワタクスの書いたラウラで良ければ皆ハスハス、ハァハァしていいお!
一面に広がる炎
立ち込める死臭
まとわり付く死
響く悲鳴
物言えぬ
ただこの悲劇を終わらすために
ただ大切な者達の
「……この命でも懸けてみるかな」
チュンチュン……。
「ん……」
懐かしい夢を見た気がする。
どんな夢かはっきりとは思い出せないけど、良い夢ではなかった気がするんだよね。
こうなんて言うか、熱いと言うか絶望に立ち向かうと言うか。
とにかく懐かしい夢で終わらせておこう。
……さて、そろそろ現実を見ないといけないかな。
起きた時から分かってはいたんだけど妙に胸元から下が生暖かいんだよね。
感じで言うと『人肌の温度』が一番しっくり暖かさかな?
それに上布団が盛り上がっているし、ほんの少しだけど上下に動いているし……誰かいるよね?
「にゃぁ……」
いざ、覚悟を決めて。
がばっ!
「…………ボーデヴィッヒさん?」
「ん、にゃぁ~」
どこから指摘するべきか?
全裸で人のベッドに入ってきたことを言うべきか?
それとも部屋(鍵は掛けていたはず)に入って来た事を言うべきか?
或いは男は皆狼なんだよ、と言うべきか?
全部言わないといけないのはわかってるんだけどね。
「んにゃ……。朝か……」
「ボーデヴィッヒさん、まず服を着てくれるかい?」
「服なら着て…いる……ぞ」
身を起こし自身の姿を見て一瞬で顔を真っ赤にするボーデヴィッヒさん
そして、僕の
……朝元気になっているこれは仕方ないと思うんだけど
「ここ、こここここれを、しし、しずめるのが、わ、わたしの、し、しゅごとだなっ!?」
シーツを纏うのはいいんだけど、その後の発言は頂けない。
顔を赤くしながら僕のボクサーパンツを脱がそうとしている。
僕はそれを阻止するためにボーデヴィッヒさんの手を掴む。
「にゃにをしゅる!」
「……とりあえずその手を外した上で服を着て落ち着こうか」
「わ、わたしはおちゅ、おちちゅいている!」
言い直しても噛んでいるし、パンツを掴んでいる手の力がさっきより強くなっている。
そろそろ、パンツが限界を超えそうなんだけどボーデヴィッヒさんは気づいてないよね。
ビリッ
「にゃ!」
「……」
「よ、よめの。け、けるんだいせいどうが、だいせいどうが……きゅう」
僕のあれを見てケルン大聖堂って、ケルン大聖堂は縦に長かったかな?
とりあえず、気絶したボーデヴィッヒさんをシーツに包んでベッドに寝かす。
(どうしたものかな?……とりあえずパンツを履くかな)
パンツを新しく履いて制服に着替えてから数分経ち現在午前7時。
まだ、ボーデヴィッヒさんは目覚める気配がない。
「にゃ♪にゃ♪いちかぁ♪」
気絶してから起きる事なくそのまま睡眠に移行したみたいだ。
「ふぅ、ボーデヴィッヒさん」
ユサユサ
「ん~にゃっ!」
シュ!
(……どこにナイフを仕込んでいたのかな?)
可愛い掛け声と全く違う物がシーツの中から僕の事を急襲した。
掠って頬から血が出てるんだけど……起こさないとね
このまま放置してボーデヴィッヒさんが遅刻すると、いらぬ誤解を招きそうだからね。
……姉さんの名前を使うかな。
使うと後々嫌な予感がするけど、背に腹は…どっちも辛いは辛いけど片方処理しておいた方が僕の身が安全だろうし
「起きないと織斑せんs」
「も、申し訳ございません!教官!!………にゃ?」
「おはようボーデヴィッヒさん、目は覚めたかい?」
「よ、嫁よ!これはどういう事だ!なんでわたしは裸なんだ!?」
「……君からしたことだろう?」
「?そういえば……っ!?」
「ん?」
「わ、私の眼帯は!?」
「そこにあるけど」
「……その、見たのか?」
「?何をだい」
「私の目だ」
「眼帯を外した状態で話をしたからね」
「き、気持ち悪くはないか?」
「ん?気持ち悪い?」
「片方だけ金色なんだぞ」
「金色の瞳も綺麗だと思うよ」
「そ、そうか、綺麗か――――――」
何か独り言ブツブツ呟き始めたけど大丈夫だよね?
「ボーデヴィッヒさん時間は大丈夫かい?」
「時間?時間なら大丈夫だぞ。そのボーデヴィッヒさんというのは頂けないぞ、嫁よ!私の事はラウラと呼べ!」
えっへん!と胸を張るボーデヴィッヒさん。
その姿は愛らしいけど、子供が背伸びしているようにしか見えないよ?
「わかったよ、
「そ、そそそそれでいいぞ!嫁よ。で、では学校でな!―――――にゃ!」
ベッドから滑り落ちるラウラ
顔から落ちたけど大丈夫かな?
「ラウラ、大丈夫かい?」
「だ、大丈夫だぞ!ではな!」
シーツを纏ったまま部屋から出ていくラウラ。
(ああ、変な噂が流れるんだろうな)
忙しい朝の幕開けだった
お読みいただきありがとうございます。
皆さん気づいていますか?
シレっと同室だったたっちゃんこと楯無さんが引っ越した事を
そして気づけばヤンデレシャルロットが同室になっていた事を
だが取り返しがつかない所まできてしまった気がするので話を進める事に専念します。