織斑さん家の一夏君   作:解読

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そして、対決の日~前哨戦~

 

 

ピットから出た僕に飛び込んできた色は、蒼

 

「(ずいぶん待たせてしまったから、機嫌がかなり悪そうだね。)」

 

「あら、逃げずに来ましたのね」

 

笑顔で言われたけど、怒気が全体的に含まれてるね。

・・・機体名”ブルー・ティアーズ”直訳すると青い涙

でもティアーズは雫とも読めるから青い雫かな?

見た目は、青を基調に四枚のフィン・アーマーが羽のように待機してある。

青天白日の騎士のように思える。

—————色も相まって、《彼女》のように見える

もう会えないだろう人の事を思い出しても仕方ないか。

 

「ふふっ、最後のチャンスを差し上げますわ。」

 

「チャンス?」

 

僕が考え事をしているのを何か間違った方向にとらえたのかな?

腰に手を当てて、ずいぶん余裕をもっているけど。

確かにISでは、素人だけど闘いでは僕の方が上だよ。

 

「わたくしが勝利を収めるのは自明の理。ボロボロの惨めな姿を晒したくないというのでしたら、今ここで謝るなら許してあげてよくってよ。」

 

言うと同時に、ロックオンされた事を知らせる警告のブザーが鳴った。

 

「(いつでも、撃てるって脅しな訳か)」

 

「どうしますの?」

 

「そういうチャンスは、お断りさせていただくよ。」

 

「そう?残念ですわ。それなら—————」

 

    警告、敵IS武器 エネルギー反応確認。

 

「お別れですわね。」

 

耳を劈くような音と主に、僕に向かって閃光が奔る。—————だけど

 

「なっ!躱しましたの!?」

 

「”一発”だけなら避けるのはそう、難しくないんだよ。」

 

「・・・」

 

「説明がいるならするけど、どうする?」

 

「いりませんわ。あなたはこれからわたくしとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)で踊るのですから!」

 

「精一杯お相手させてもらうよ。」

 

とは言ったものの、やはり一次移行(ファースト・シフト)してない機体じゃ少し辛いものがあるね。

機体の方が時々僕の反応速度について来てない。

裏技使ってるから仕方ないのは仕方ないんだけど。

 

「(武器はっと・・・え」

 

武器一覧はあるんだけど・・・まったくの空欄は何でなんだい?

とにかく、一次移行(ファースト・シフト)が済むまで、逃げに徹するとしようか?

 

「貴方ふざけていますの?」

 

「ん?何がだい?」

 

「こちらに攻撃を一度もせずに逃げ回って、それでも男性ですの?」

 

武器がないせいでふざけている風に見えたのかな?

 

「勝機がないうちは、勝負に出ないそれが僕のやり方でね。」

 

「勝機がない?なら、そろそろ閉幕(フィナーレ)と参りましょう。」

 

戦闘開始から大方15分、逃げに徹していたからある程度、オルコットさんの弱点はわかったけど、素手の上に、反応が付いてこないISでBT兵器の弾幕は無茶しないと突破できないよ。

まぁ、色々わかったのは、聞いてないのに向こうから話してくれたおかげなんだけど・・・。

 

「(どうしようかな?ほんと。)」

 

    現在ISのシールドエネルギー(以降SE)200

 

左右から二機ブルー・ティアーズ(BT)が左右から挟撃を仕掛けてくる

僕は真後ろに回避

それを追って、もう二機のBTが追撃してくるのは予想済み。

 

「(真後ろに回避した時、手に持っている”スターライトmkⅢ”で追撃すればいいのにね。)」

 

出来ないと知ってるから、簡単に真後ろになんて下がるんだけど距離を開けるとこっちが不利なんだよね。

 

「(はぁ、ほんとどうしようかな?)」

 

無理して突破でもしますか。

突破に必要なのは、四機のBT兵器の弾幕を切り抜ける。

その弾幕が止んだ時に来る、スターライトmkⅢの直撃を回避しながら近づく。

そして打撃ダメージを与える。

 

「(相手に隠し玉がないとは、思わないけど。このまま、何もしないっていうのも男としてね。)」

 

勝機がなくとも、一撃は入れる。

また、四機のBTが取り囲むように配置されようとする。

 

「(攻めるなら今かな。)」

 

覚悟を決めて、前に進む。

BTの弾幕を抜け次のステージに

 

     残り約60m

 

次にスターライトmkⅢの弾幕のステージに

 

         

         一発

         

                            二発

 

                  三発

 

   四発

 

                                  五発

                        

 

そして六発

スターライトmkⅢの銃弾を潜り抜け、あと少しの距離まで近づく

 

「(後、一発避ければ)」

 

「ふふっ、残念ですわね。ブルー・ティアーズは六機あってよ!」

 

「!だが、このまま突き通す。」

 

「な!?」

 

拳が当たるとほぼ同時に、爆発が起きる。

 

「けほっ、けほっ、これで終わりましたわね。」

 

「残念だけどまだ、終わってないよ。」

 

爆炎を”歪な黒い大剣”で切り裂き新たな白が姿を現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




また、予定の所まで行かなかったです。

2000字まで行ってないですが、約2000字程度ならほぼ毎日かけるので自分の目安にしてるのですが、2000字ではいかんせん前に進まないですね。

こんな、ワタクスですが、お付き合いのほどをこれからもよろしくお願いします。


一夏の能力は、『fate/気づいたら切嗣』の劣化版だと思ってください。
また、一夏の能力値などなどは書きます。
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