魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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どうも更識蒼です!

今回も長いです……はい、長いです
更に今回は長くなってしまったので前編・後編に分けてあります
ご不便をお掛けします

それではどうぞ!



決戦は海の上なの 前編

 

 

 

 

 

 

「戦い方を教えてほしい?」

 

時空管理局が現れてから六日……結局、なのちゃんは管理局に力を貸す事になり、ユーノ・スクライアと次元航行艦「アースラ」に出向く時に俺も付いてきたのだ……もちろん、素顔も出さず、本名も言わずに……

 

「はい」

 

そして、今………アースラのトレーニングルームで一人、特訓しているとなのちゃんが入ってきた

 

 

「なぜ、俺なんだ?ここ五日の俺の戦い方や7日前の話を聞いたり、見たりしているはずだ」

 

「……はい…わかっています。刹那さんの魔法は……私やユーノ君が使っている魔法じゃないこと……でも……ユーノ君に頼ってばかりじゃあ、行けないので……頼めるのは刹那さんだけ、なんです!お願いします!」

 

そう、なのちゃんは俺に戦い方を教わりに来ていた……俺……刹那に……

 

「…………わからないな…なぜ、ユーノ・スクライアに巻き込まれた、君が……つい最近までは普通の女の子だった…君が強くなりたいと言う理由がな」

 

「……私……最初はユーノ君のお手伝いとして…ジュエルシードを集めてました……だけど……私が…一度、ジュエルシードを持っているのを気づいていたのに知らないふりをして……たくさんの人に迷惑…かけてしまってからは…自分でやると決めました!それに……」

 

「……フェイト・テスタロッサに認めてもらいたいか……」

 

「……はい」

 

なのちゃんはあの子……フェイト・テスタロッサの事を思い出したのか俯いてしまう

 

「……さっきも言ったが俺の魔法は君やユーノ・スクライアの〝ミッド式〟じゃないし……戦い方も君とは全く違うスタイルだ……それでも良いなら…君を鍛えよう」

 

俺は本心を〝ギュッと〟抑えてなのちゃんの前にいる〝赤の他人(刹那)〟を演じきろうとする

 

「ありがとうございます!」

 

なのちゃんは何時もの笑顔でお礼を言い、俺はその笑顔を見ると胸元が締め付けられ苦しかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……今日で十日か…」

 

なのちゃんが時空管理局に協力し始めて十日目……この十日で新たにジュエルシードを二つ手に入れた……だが、管理局側で割り出した二つのジュエルシードはフェイト・テスタロッサに先を越されてしまった……

 

「……なのちゃんもこの五日で大分強くなったな」

 

なのちゃんを鍛えはじめて五日……なのちゃんはみるみる腕を上げていて時空管理局執務官のクロノ・ハラオウンですら驚愕する程に強くなった

 

 

「問題は俺か……」

 

なのちゃんは確かに強くなった……だが、なのちゃんを鍛えている間も鍛錬は怠らずに鍛えてきたが……ほぼ進展なんてなかった……

 

「…師が見つかればいいんだがな……」

 

 

それも無理に決まってる……そもそも、俺が使う【古代魔法(エンシェント・スペル)】は既に消失している魔法群で現代にて使えるのは確認されているのは俺だけみたいだった………時空管理局の艦長、執務官が【古代魔法(エンシェント・スペル)】を全く知らなかったのも大きい……

まあ、それも仕方ないのだろう……地下の魔導書の中には【古代魔法(エンシェント・スペル)】と先祖の【ネギ・スプリングフィールド】の生きていた時代の歴史書も置いてあったのを読んだところによると………ネギ・スプリングフィールドは数千年前の存在で今の海鳴市はその頃は巨大な学園都市「麻帆良学園」の一部だったらしい

それから百年近くたった子孫の超鈴音(チャオ・リンシェン)が生きてた頃に地球は一度、滅亡したと書かれていた

そのため地球では魔法は衰退して忘れ去られてしまったのだろう……

 

「………もし、生きているとしたらエヴァンジェリン・A・K・ マクダウェルだけか……」

 

エヴァンジェリン・A・K(アタナシア・キティ)・マクダウェル………歴史書に書いてあったがこの人は吸血鬼で不労不死らしい……彼女の居場所が分かれば弟子入りをしたいところだ……まあ、できる可能性は薄いだろうがな

 

 

「……なんだ?」

 

色々と考えてたり思い出していると

、艦内にSIRENが鳴り響いた

 

 

 

 

 

「フェイトちゃん!」

 

ブリッジに急ぎ入るとなのちゃんがモニターの映像を見て声を上げていた

 

「あの、私も直ぐに現場に……」

 

「その必要はないよ。放っておけば、あの子は自滅する

 

なのちゃんは階段を上がりながら聞いたがクロノ・ハラオウンの冷徹な声で足を止めた

 

「仮に自滅しなかったとしても、力を使い果たしたところを叩けばいい」

 

「…でも…」

 

なのちゃんはクロノ・ハラオウンの言葉に全く納得できていなかった……それはもちろん、俺も同じだ

 

「…最低な組織だな……時空管理局は…」

 

「……なんだと?」

 

クロノ・ハラオウンは俺を睨んでくる

 

「そうだろ?フェイト・テスタロッサが力の限り戦っているところを横から絡め取ろうとしているのを最低以外でなんと言えばいいんだ?自分達の行動が善だと思い上がるなよ?」

 

「キサマァ!」

 

クロノ・ハラオウンは激怒しデバイスを展開して俺に向けてきた

 

「執務官足るもの、冷静で無くてはならない……そうだろ?時空管理局執務官殿?」

 

「クッ!」

 

クロノ・ハラオウンは俺を敵を見るような眼で睨み続ける

 

「高町なのは……君はどうしたいんだ?」

 

「…私は……」

 

なのちゃんは俺に〝どうしたい〟と聞かれて少しだけ俯いてから顔を上げた

 

「……フェイトちゃんを助けたい!助けて話を………友達になりたい!」

 

なのちゃんの覚悟…意志はこのブリッジ内のメンバーに届いただろう

 

「……ユーノ・スクライア…ゲートを開け」

 

「……はい」

 

 

ユーノ・スクライアは俺の声に少し遅れてゲートを開く

 

「……高町なのはは……(なのちゃんは)俺が守る」

 

「えっと……はい!」

 

なのちゃんは俺の言葉に少し首を傾げたが何時もの笑顔を向けてくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

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