魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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どうも更識蒼です

最近忙しくて他が投稿できなくて申し訳ありません……5月超えれば他の更新も昔のように出来るかと思いますのでもう少しお待ち下さい


決戦は海の上なの 後編

 

 

 

 

 

 

アースラから転移で飛ばされたのは雲の上……俺となのちゃんは転移してから重力で落下していた……

 

 

「……この雲の下は多分………海……だったら!」

 

俺は右手に持った〈思慮する木菟の杖〉の飛行魔法で落下しているなのちゃんを助けようとすると………

 

 

『(私は大丈夫ですから、刹那さんは先に行って下さい!)』

 

『(……分かった。先に行かせてもらう)』

 

なのちゃんから念話が飛んできて俺はなのちゃんより先に戦闘空域に突入した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり、モニターごしと目の前で見るのは違うな」

 

なのちゃんより先に戦闘空域の雲の下に出て直ぐに、そんな感想をもった……巨大な渦を六角形で包むように竜巻が吹き荒れモニター越と比べて迫力があった……まるで映画のなかに入り込んだ……そんな感じだ

 

 

 

「……っと、こんな事をしている訳には行かないよな………美しい……」

 

こんなことをしている間になのちゃんもデバイスを身にまとい雲の上から降りてきた………降りてきたなのちゃんはまるで……天界から降りてきた天使の事し………

 

『(君達が何をしているのかわかっているのか!?)』

 

「ッ!」

 

見とれてしまっていると、アースラの通信機を使ってクロノ・ハラオウンが怒鳴ってきた

 

 

『(勝手なことしてごめんなさい。でも、フェイトちゃんは一人で頑張ってるから…………一人の辛さは私……少しだけどわかるから……私が一人の時にソウ君が支えてくれたように……私もフェイトちゃんの隣で支えて上げたいと思ったから!)』

 

なのちゃんは念話で俺やアースラのブリッジメンバーに訴えるとフェイト・テスタロッサの……ジュエルシードの方に進んでいく……

なのちゃんはどこまでも優しい……きっかけは……ジュエルシード……敵として立ちはだかるフェイト・テスタロッサにでもなのちゃんは隣に立ちたいと……友達になりたいと願う彼女の優しさに……俺は惹かれたのだろう……

 

 

「(……なのちゃんになら…俺の全てを話せるのかも知れない……なのちゃんなら………俺の全てを……

 

 

 

 

 

 

 

ゆうちゃんみたいに………)ッ!」

 

 

 

 

 

ダメだ………ゆうちゃんとなのちゃんは違う……それになのちゃんは幼すぎる……例えなのちゃんが俺の全てを受け入れてくれても………俺の闇がなのちゃんを壊してしまうかも知れない……それだけはだめだ

 

 

「【Accelerēt(アクケレレット)!】」

 

俺は今の考えを振り払うように速度を上げなのちゃんとフェイト・テスタロッサの前に行く

 

「【Rapidē Subsistāt(ラピデー・スプシスタット)】 俺は刹那。時間がないから簡易的に隣の白衣の子が話したと思うが……今回は敵対するつもりは無い。今はジュエルシードの封印を手伝いたい………これから俺はジュエルシードの暴走体を君達二人の話す時間を作るために時間稼ぎをする。どうしてほしいかはフェイト・テスタロッサ……君が決めることだ……まあ、断っても手伝うと思うけどな」

 

俺はフェイト・テスタロッサに言ってからジュエルシードの暴走体に向かった

 

 

 

 

 

「〝ユン・ユリ・ソノ・ミウラ・スキル・マギステル〟」

 

杖を操りながらジュエルシードの暴走体に近づいていくが………暴走体の攻撃…とは違うような水しぶき巧みに避けていく……

 

「【Septendecim(セブテンデキム・)Spīritūs Āeriālēs(スピリトゥス・アエリアーレス)Vinculum Factī (ウィンクルム・ファクティ)Inimīcum Captent(イニミクム・カプテント)Sagitta Magica(サギタ・マギカ),Āēr Captūrae(アエール・カプトゥーラエ)!】」

 

詠唱中から17の風の弾丸が俺の周辺に形成され、詠唱後、17の風の弾丸は六つの竜巻に四つずつ当たり、ユーノ・スクライアが得意とするミッド式のバインドと似たように竜巻を捕縛する

 

「……少しだけ保ってくれよ」

 

俺の放った風の弾丸……日本語訳をすると【戒めの風矢】はユーノ・スクライアが得意とするバインド系に似た捕縛系の魔法でダメージを与えずに捕縛するのが特徴でもある

だが……ミッド式のバインドと比べて捕縛できる時間はそこまで長くないだろう……

 

 

「〝ユン・ユリ・ソノ・ミウラ・スキル・マギステル〟」

 

次の魔法を使おうとすると俺の横をなのちゃんが通り過ぎた

 

『(ありがとう、刹那さん!後は任せて下さい!)』

 

『(……了解した…)』

 

なのちゃんからの念話を返した俺はなのちゃんとフェイト・テスタロッサを見守る

 

 

『サンダー………』

 

『ディバイン……』

 

なのちゃんもフェイト・テスタロッサもお互いの魔法を準備する………そして………

 

『レイジィィィィ!』

 

『バスタァァァァ!』

 

なのちゃんの桃色魔力砲とフェイト・テスタロッサの雷が渦の中心を直撃した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………分け合いたいんだ……友達になりたいんだ」

 

「『!?』」

 

渦潮と六つの竜巻が収まってから直ぐ……なのちゃんとフェイト・テスタロッサの前には六つのジュエルシード……なのちゃんはフェイト・テスタロッサと対面してなのちゃんは漸くフェイト・テスタロッサに思いを伝える事が出来たのだった

フェイト・テスタロッサはなのちゃんの言葉に動揺してどうすればいいか分からなくなっていた………すると……空から強大な魔力を感じた

 

「ツ!なのちゃん!フェイト・テスタロッサ!纏まって!早く!」

 

「……母さん?」

 

俺は焦るがフェイト・テスタロッサは空の紫色の雷を見て〝母さん〟と呟いて動こうとしなかった

 

「クソ!なのちゃん!フェイト・テスタロッサを連れて俺の後ろに!早く!〝ユン・ユリ・ソノ・ミウラ・スキル・マギステル〟」

 

「え、あっ、はい!」

 

「【Līmes Āeriālēs! (リーメス・アエリアーリス)】!」

 

なのちゃんに素丸出しで指示を飛ばしてから何重かの障壁を展開するさらに………

 

「〝ユン・ユリ・ソノ・ミウラ・スキル・マギステル〟【 Vente!Nōs((ウェンテ・ノース))!】」

 

俺、なのちゃん、フェイト・テスタロッサの周りに薄い風の膜を作り出した

 

「その膜は保険としての盾………その前に貼った障壁が持てばいいが……」

 

俺が説明をしていると紫色の雷が落ちてきて直ぐに障壁に亀裂が入る

 

「長くは持たないか………仕方ない……なのちゃんはフェイト・テスタロッサと自分自身を守って!」

 

「う、うん!」

 

なのちゃんは俺………いや、刹那になのちゃんと言われて軽く動揺しているのか反応が遅れた

 

 

「〝ユン・ユリ・ソノ・ミウラ・スキル・マギステル〟」

 

俺の貼った【風陣結界】は紫色の雷によってどんどん亀裂が大きくなっていく

 

「【Dēflectiō(デフレクシオ)】」

 

俺が新たに魔法の盾を作った瞬間、【風陣結界】が崩壊して発動した【風楯】に接触した

 

「だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

紫色の雷は【風陣結界】で威力が下がったが【風楯】はどんどん亀裂が増えていきもう耐えれなさそうな所で紫色の雷は消えて何とか防ぎきれた

 

「…はぁ…はぁ…はぁ………フェイト・テスタロッサ…早く……この場から去れ………それから……」

 

 

「………ソウくん?」

 

 

疲れきった俺になのちゃんの冷たい声が響いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

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