魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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それは小さな願いなの後編

 

 

 

 

 

「ぶっ叩け!アイゼン!」

≪ラケーテンフォーム!!≫

 

 赤い帽子の少女は再び高速回転しなのはに迫ってきた

 

「あ…」

 

 なのはがそれに気がついた時には既にプロテクションを貼るには間に合わない距離まで近付いていた

そして、赤い帽子の少女のデバイスがなのはに当たろうとしたとき……

 

 

 

 

 

「【Dēflectiō(デフレクシオ)】!!」

 

 

 謎の声と共になのはと赤い帽子の少女は爆煙包まれた

 

「なのは!」

 

「「……」」

 

 なのはが爆煙に包まれ心配し叫ぶユーノと戦闘を中断し爆煙地をフェイトとシグナムと呼ばれている女性が見つめる

 

「「!!」」

 

 爆煙が晴れるとなのはの前で赤い帽子の少女のラケーテン・ハンマーを風の盾で防いでる水色のフードとコートの少年がいた

 

「クゥ……堅ぇ…うわぁ!!」

 

「………」

 

 少年は何も言わずに赤い帽子の少女を吹き飛ばした

 

 

「【逆巻け(ウェルタートゥル・テンペスタース)夏の嵐(・アエスティーウァ)彼の者等に (イリース・カルカレム)竜巻く牢獄を (キルクムウェルテンテム)風花(フランス・)旋風(カルカル・ウェンティ・)風牢壁(ウェルテンティス)!!】」

 

 少年の詠唱でなのは、少年、赤い帽子の少女三人の周りに竜巻が発生して三人を包み込んだ

 

 

 

 

 

 風花旋風・風牢壁内部

 

「おい、お前!どう言うつもりだ!」

 

「……邪魔だ。【風花(フランス・)旋風(カルカル・ウェンティ・)風牢壁(ウェルテンティス)!!】」

 

「話を…聞きやがれ!」

 

 少年は赤い帽子の少女の問に何も答えずにもう一度【風花旋風・風牢壁】で赤い帽子の少女だけを別に閉じ込めた

 

「……久しぶりになるのかな…なのは…」

 

「うん。そうなるね…ソウ君」

 

 フードを取った少年…ソウはなのはに少し微笑んだ

 

「さっきは助けてくれてありがとう…」

 

「…あぁ。気にするな、俺がしなくちゃならないことだからな……それよりも少し話を聞いてくれないか?」

 

「…今じゃなきゃダメなの?戦闘中だし…」

 

「後ででもいいとは思う…だけど今、話しておきたいんだ……本当の僕を始めるためにもね……」

 

「………わかったの…」

 

 なのははソウから何かを感じて話を聞くことにした

 

「まずは…ここでは10日前になるのかな?あの時はごめん。俺の言葉でなのはを傷つけた…」

 

「うんん。こちらこそごめんなさい。私もソウ君を傷つけた……前みたいに友達にとして一緒に居て欲しいな…」

 

 なのはは自分の気持ちに嘘を付き、ソウと今までの()()としての関係を求めることにしていた

 

「うんん。それじゃダメだ。僕もあれから色々考えて修行して……漸く、本当の僕を始める勇気を得ることが出来た……だから、僕はなのはの下に戻ってきた……僕の気持ちを伝えるためにね…」

 

「……嫌だ…そんなの…聞きたくないよ…」

 

 なのはは何かを感じてかソウから離れようとする

 

「逃げないでくれ、なのは……頼むから」

 

「嫌だよ!ソウ君の気持ちなんて聞きたくないの!!」

 

「なのは!」

 

 ソウの気持ちを聞くのを嫌がり離れようとするなのはをソウは力一杯抱きしめた

 

「ボクは……ソウ・S・スプリングフィールドはなのはが……高町なのは好きなんだ!過去の更識蒼や木綿季は関係ない!ボクはなのは好きなんだ!」

 

「ッ!!」

 

 ソウの言葉になのはは力が抜けたのか少し暴れていたが静になる……なのはが静になるとソウの肩に水滴が何度も当たる

 

「……なのは?」

 

 ソウがそれに気が付きなのはの顔を見るとなのはの目から大粒の涙が流れていた

 

「…嘘…嘘……だって…ソウ君……ユウキさんのことが好きだって……」

 

「……確かに俺は木綿季の事が好きだ…それは、変わらない…だけど、それは更識蒼であって…ソウ・S・スプリングフィールドじゃない。もう一度、言うよ。ボクは…ソウ・S・スプリングフィールドはなのはが……高町なのは好きなんだ。過去の更識蒼や木綿季は関係ない。ボクはなのはだから好きなんだ」

 

「ッ!!ソウ君!」

 

 ソウのもう一度の告白になのはは自分からソウを抱きしめる

 

「私も…私もソウ君の事が好き!!ずっと好きだったの!!」

 

「ッ!!あぁ!分かってる!なのはの気持ちは分かってる!でも、ずっと怖かったんだ…ずっと怖かった……前世で沢山の人達を殺し不幸にしてきて前世に置いてきた大切な木綿季達の事をずっと未練にしている事をなのはに話して…嫌われるんじゃないかって…なのはを傷つけるんじゃ無いかって…それに未練が残したまま、なのはを好きになるのは…なのはに辛い思いをさせちゃうかも知れなくて……それで…それで…」

 

 なのはのソウへの気持ちのに触れたソウは悲しみと嬉しさがごっちゃに混ざりあった涙を流していた

 

「うんん!関係ないよ、ソウ君はソウ君でしょ?私は私の知るソウ・S・スプリングフィールドが好きなんだよ!」

 

「ありがとう…なのは…ありがとう…」

 

「うっ、ソウ君…痛いよ」

 

 なのはの言葉にソウはなのはを力一杯抱きしめるとなのはは少し痛がっていた

 

「あ…ごめん、なのは」

 

「うんん、いいよ、気にしないで…」

 

 なのははソウに向けて最高の笑顔を見せ、ソウはそれにつられて笑顔になる

 

「それじゃあ、ソウ君?この竜巻?解除して?戦闘中だし…あの子もずっとほったらかしだから」

 

「あぁ、分かってる」

 

 なのはの言葉にソウは頷き赤い帽子の少女と自分達のいる【風花旋風・風牢壁】を解除した

 

「ったく、漸く出されたか…」

 

 赤い帽子の少女が待ちくたびれたように出てきてなのはとソウを睨んだ

だったが……

 

「ソウ君!上!」

 

「あぁ!!」

 

 なのはの声にソウは上を一瞬確認して頷いた

上には結界を外から破壊しようとするように紫電が落ちていて結界を破壊しようとする

 

「鉄槌の騎士、ヴィータ。お前達は?」

 

「……高町なのは」

 

「ソウ・S・スプリングフィールド」

 

「高町なの…なの……ソウ・S・スプ……スプ…………ええい!長い!」

 

「「ぎゃ、逆ギレ!?」」

 

 赤い帽子の少女……ヴィータと名乗る少女に名前を聞かれ答える二人だったが何故か逆ギレされてしまった

 

「次は絶てぇー潰す!絶てぇーだからな!」

 

 ヴィータはそれだけ言うとその場を離れ離脱してしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

続く




はい。と、言うことで戦闘中に何やってんだとかは無しでソウとなのはが両思いだったと分かる話になりました。
都合がいい?それが二次作ですよね?そうですよね?
それではまた、次回おわいしましょうね!
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