魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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夜の終わり、旅の終わり 前編

 

 

時は少し戻り、はやて&ソウ、脱出前

 

 

『水色髪のお兄さんにもよろしくね』

 

「?!アリシア…どうして、ソウの事を?」

 

『それは、お兄さんから聞いてね。大丈夫だよ、フェイト。私はいつもフェイトと共にあるから』

 

「うん…ありがとう、お姉ちゃん」

 

 私とアリシアは雨の降る中、雨宿りしていた木の下で抱き合い、アリシアからソウの事を言われたのは驚いたが、アリシアは光となって消えてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「N&F中距離殲滅コンビネーション!」

「ブラストカラミティ!!」

 

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 [闇の書]の夢から覚めた私は、なのはを助けると四方八方に魔力弾を放つ[闇の書]に私となのははレイジングハートとバルデッシュを向けた

 

「「ファイアァァァァァァァァァァァ!!!!」」

 

 レイジングハートとバルデッシュから桃色と金色の魔力砲を放ち、無数の魔力弾が放たれ、[闇の書]を呑み込んだ

[闇の書]を魔力砲で呑み込んで直ぐ、同じ場所で天まで届きそうな光柱が現れ、光柱の周りをよく見るとバリアジャケット姿のシグナム達、守護騎士の四人が白光りの球体の四方を囲むように立っていて、白光りの球体が弾けると中からはやてが黒主体で黄色のラインの服で出てきた

 

「ヴィータちゃん!!はやてちゃん!!」

「シグナム!!はやて!!」

 

 私となのはははやての名前を呼ぶ、すると、はやては私達の方を向き少し微笑んでくれた……だが、はやてや守護騎士達が戻ってきたのにソウの姿が無い…

夢に囚われた所為なのか少し、心配になっている自分がいる…[闇の書]の見せる夢は自分が望んだ世界……ソウの夢はきっと…

 

『〝仮想に輝け、白銀の妖精〟!!』

 

 そう思っていると何処からか声が聞こえ、聞こえた上空を見ると見たことの無い深緋色のひし形魔方陣の上にはやてと同じ様な白主体の水色ラインの服に白のズボン姿のソウがいた。

 

「ソウ君!!」

「ソウ!!」

 

 私となのははソウの名を呼ぶ、なのはは本当に嬉しそうな顔をしていた

 

「来たれ、我を守護する戦士達!!」

 

 ソウがそう言うとソウの前に銀色、左右に空色、赤紫のソウと同じひし形の魔方陣が現れ、銀色の魔方陣には黒主体の服に黒髪ポニーテールで耳が尖っている、花の髪飾りを頭部の左前に付けている女性が、赤紫の魔方陣には銀髪ショートで金色の髪飾りをつけた女性、空色の魔方陣には黒髪ショートで金色の髪飾りをつけ、シーグリーンにパープルのラインが入った服を身に纏い、サンダルを履いた少女の三人が現れた

 

「俺がわかるか?」

「はい。ずっと信じてました…また、会えると…にぃにぃ!!」

 

 銀色の魔方陣の女性にソウが問いかけると女性はゆっくりと眼を開け、嬉しそうに微笑み、ソウに抱きついた。

それを見た、みんなは驚いていたが一人だけ……隣のなのはだけは黒いオーラを放ってそれを見ていた

 

「よしよし…大きくなったね……ユイちゃん」

「にぃにぃは小さくなりましたね…。でも、こっちの姿は余りにぃにぃに見せたくありません…なので…」

 

 ユイちゃんとソウに呼ばれた女性の体が光ると白いワンピースの幼い少女の姿に変わっていた

 

「にぃにぃといた頃のこっちの姿になります」

「…うん。わかった」

 

 ソウは嬉しそうに微笑み、ユイちゃんの頭を撫でる。ソウの下でははやてが守護騎士達と軽く話していた

 

「ソウ君?私達のこと、忘れてないよね?」

 

「!!??」

 

 なのはが痺れを切らしてソウに声をかけるとソウの顔はみるみる内に青ざめていった

 

「わ、忘れてないよ、なのちゃん。少し昔を思い出していた、だけだから……」

「なら、いいんだけど……ソウ君、その子と仲良いみたいだから……」

 

 なのはの声が徐々に小さくなり、ソウから顔を背けていた

 

「……ごめん、心配かけた」

「うんん、私の方こそ、ごめんなさい。ソウ君が他の女の子と一緒に居ると胸の辺りがモヤモヤしてくるの…だから、少し強く当たっちゃったの…」

 

 顔を背けているなのはの頭をソウが軽く撫で抱きしめた

 

「なのちゃんの気持ち、少し分かるよ。ボクもなのちゃんが他の男の子と一緒に居ると今のなのちゃんと同じ気持ちになるから…だから、気にしないでね」

「…うん」

 

 優しくなのはに問い掛けるソウと優しく問いかけられ、少し顔を赤くしているなのはを……何処か嫉ましく見ている自分がいた

 

「ソウ、なのは、聞きたいことが沢山あるが、取り敢えずそこまでにしてくれないだろうか?時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ。後、数分で[闇の書]の闇が暴走を始める。僕達はそれを止めなくてはならない。現在のプランは2つ。1つは凍結魔法で、凍結封印すること、もう一つはアルカンシェルでコアごと消滅させることだ。今の主や守護騎士達、他にないだろうか?」

 

 そんなこんなをしていると漸く到着したクロノが私達の前に降りてきた

 

「えっと、一つ目は無理だと思います。防衛プログラムは膨大な魔力ですから…それに、コアが残っている限り再生し続けます」

 

「アルカンシェルはぜってーダメだ!!はやての家までなくなっちまう!!」

 

「そんなに凄いの?」

「えっと、発動地点を中心に~」

「う、う~ん。分かったような……分からないような…」

 

 アルフと一緒に戻ってきていたユーノがなのはの隣でアルカンシェルについて説明したが途中からなのはの頭から煙が出始め、ソウの方に助けを求めるようにチラチラと見ていた

 

「…良くて海鳴市半壊、悪くて海鳴市壊滅に近隣の市にも被害がでる魔法……津波も考えるとこんな感じかな」

 

「!!あ、あの!それ、私も反対!!」

「「私も(や)!!」」

 

 ソウの分かり易い説明で理解できたなのはがクロノに反対と顔を近づけながら言い、私とはやても同じく反対する。

ソウに説明を持って行かれたユーノはそっぽを向いていた

 

「僕も艦長も()()()()()使いたく無いよ」

「この場では……どういう事だ?」

 

 ()()()()()と言う言葉に引っかかりを覚えたソウがクロノに聞いた

 

「あぁ、たった今、思いついた作戦……いや、作戦とは言い難いがもう一つプランがある……個人技能によるギャンブル性が高い……それは…」

 

 クロノが思いついたプラン……それは、この場にいるみんなで[闇の書]の防衛プログラムの6層からなるシールドを破壊し、私やなのは、はやての高威力魔法で防衛プログラムのコアを露出、ユーノやアルフ達でコアをアースラのいる衛星軌道上に強制転移させアルカンシェルで消滅させるだった

 

 

「「「「それで決定(や)!!」」」」

 

 

 私やなのは、はやて、ソウは即答でこの作戦にすることにした

 

 

 

 

 

続く

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