魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~ 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
『闇の書の闇、暴走臨界点。暴走始まるよ!!みんな、頑張って!!』
エイミィさんの一言と共に僕達の下の海に出来上がったどす黒い球体がひび割れていく……夜天の魔導書を[闇の書]と言わしめた[闇の書の闇]……自動防衛運用システム・
「最終確認だ。プレミアにティア……二人とも協力してくれるんだな?」
「はい。キリト達の仲間は私の仲間です」
「……(コク)」
ティアは無言で頷き、プレミアがそう言うと、プレミアは細剣をティアは両手剣を構えた
二人は元々、ボクが前世からいなくなった後、《ソードアート・オンライン》を元にしたフルダイブ型VRMMO《ソードアート・オリジン》、通称《SA:O》のNPCだったらしい。
SA:O内でキリト達に出会い、いざこざはあったものの仲良くなり、キリト達が仮想世界からいなくなるまで行動を共にしていたと言うらしい…
[闇の書]の内部にユイちゃんと一緒に閉じ込められていたのは、仮想世界が崩壊する直前に一緒に居た三人は謎の歪みで仮想世界から[闇の書]内部に飛ばされ、AIの三人は存在維持でエラーを引き起こし消えかかった所を管理人格……リインフォースに助けられ、生命維持をするためにあのカプセルの中に入れられていたらしい
「うわっ……なんと言うか…ギリシャ神話のスキュラみたいだな」
どす黒い球体が弾け、中からギリシャ神話のスキュラみたいな上半身が女性で下半身が人魚……いや、どちらかと言うとイカやタコみたいな触手の化け物が姿を現す
「まずは、なのはちゃんにヴィータちゃん!!」
「おう!!」
「はい!」
金髪の女性……湖の守護騎士のシャマルさんがサポートと指示で、最初のシールドを破壊するなのちゃんと赤い女の子、鉄槌の騎士ヴィータに声をかけると二人は動き出した
「ついて来いよ、高町なのは!」
「ヴィータちゃんもね!!」
ボクは少し前にアルフに言った言葉を思い出していた『お前は今の敵と仲良く出来るのか?俺が言いたい事はそれなんだ。暗殺者だった俺と剣を向けてくる敵……現と過の違いはあっても犯罪者であることは変わりが無い。お前はそれでもなお、仲良く出来るのか?』……と言ったが、目の前の光景はボクの言った言葉を嘲笑っていや、ボクのあの言葉は意味なんて無かったと……そう、思わせてきた。
『轟天爆砕!!ギガントシュラーク!!』
『エクセリオンバスタアァァァァァァァァァ!!!!!』
ヴィータの超巨大なハンマーの一撃となのちゃんの法撃が[闇の書の闇]の魔法・物理複合シールドの一層目に直撃し物の見事に破壊してくれた
「次!シグナム!テスタロッサちゃん!」
「あぁ!」
「はい!!」
次に剣の騎士シグナムとフェイトの二人でフェイトは上空へ、シグナムは海面へと移動する
『刃、連結刃に続く、もう一つの姿!!』
シグナムがそういい彼女のアームドデバイス〝レヴァンティン〟と鞘を繫げると形が変わり弓矢となった
『撃ち抜け、雷神!』
『穿て、隼!!』
フェイトはバルデッシュの巨大な剣を振り下ろし、シグナムは矢を放つと炎の鳥の姿となり[闇の書の闇]のシールドを破壊した
「次!!ユイちゃん、プレミアちゃん、ティアちゃん」
「はい!!行きますよ、二人とも!!」
「はい」
「……(コク)」
ユイちゃんはプレミアとティアにそう言うと最初に会った時の女性アバターの姿になり、二人を連れシールドの上空へ
「!!……あ、あれは!?」
プレミアが空色の魔方陣を展開してシールドに落下していくと、プレミアの構えた細剣が紫色のライトエフェクトで輝きだした……ボクは同じ構えで同じライトエフェクトをするSSを知っていた……
『マザーズ・ロザリオ!!』
『バルムンク!!』
『アイスバレット・フルバースト!!』
そう……プレミアが放ったのは、
ティアのは見たことの無い奴だったがユイちゃんの魔法は……ALOのアイス・バレットをユイちゃんなりにカスタマイズしたのだろう…
「次、はやてちゃん!!ソウ君!!」
「私達の番やな!!ソウ君行こうか?」
「……あぁ、そうだな。はやて」
ボクは涙を拭き取りはやてと共に上空へと飛んだ
「ソウ君、大丈夫?」
「……あぁ、大丈夫だ」
はやてに心配されてしまい、気持ちを切り替えるボクに上空からユイちゃんが小さな妖精の姿で降りてきた
「にぃにぃ、行きますよ!!」
「あぁ、分かってる!!」
「「ユニゾン・イン!!」」
ボクとユイちゃんが交わり一つになる…ボクは黒基調の水色ラインのジャケットを羽織り、髪の毛は
「ほな、行こうかソウ君?」
「あぁ、行こうかはやて!!」
ユイちゃんと融合を果たしたボクとはやては[闇の書の闇]の頭上に静止する
「「彼方より来たれ、やどりぎの枝。銀月の槍となりて、撃ち貫け。石化の槍、ミストルティン!!」」
ボクとはやての魔法陣を中心に6本と、その中心から1本の最大7本の光の槍、計14本が[闇の書の闇]に降り注ぎ、[闇の書の闇]を石化させる
「決めろよ、クロノ!!」
「分かっている!!」
最後の大取としてグレアム提督から預かったらしいデバイス≪氷結の杖デュランダル≫……一つ目の手段の極大氷結魔法を使えるデバイスらしい……が、一応ボクにも広埸氷結魔法も存在はするがいまだボクは師匠の十分の一にすら届かない
「悠久なる凍土 凍てつく棺のうちにて 永遠の眠りを与えよ 凍てつけ!!」
クロノが詠唱すると[闇の書の闇]周辺が氷だし[闇の書の闇]は凍ってしまった
「これで、後は!!」
クロノの凍結は時間稼ぎ…なのちゃん達、三人の準備が整うその時までの時間稼ぎだった
「全力全開…スターライト……」
「雷光一閃…プラズマザンバー……」
「ごめんな、おやすみな……響け終焉の笛、ラグナロク!」
桃色、金色、白銀の光が[闇の書の闇]上空で光り輝き、その時を待っていた……そして…
「「「ブレイカー!!」」」
三つの光が[闇の書の闇]に降り注ぎこれで全てが終わると思われた……だが…
「ッ!!??」
全てが終わると思っているとなのちゃん達の〝トリプルブレイカー〟が[闇の書の闇]の少し前で緑の膜のような物で受け止められていた
「【
『もしかしたらですが、にぃにぃは一度、夜天の魔導書に蒐集されているのでにぃにぃが使える魔法を使えるのかも知れません』
「そういうことか…失念してたか…なのちゃんの〝スターライト・ブレイカー〟が使えたんだ…ボクのも使えても可笑しくは無かったな……ユイちゃん。この状況を打破する方法はあるか?」
【
『一つあります。SAO……《ソードアート・オンライン》に存在したシステムツール…〝オブジェクト・イレイサー〟を使うことです』
「〝オブジェクト・イレイサー〟……でも、それはSAOに存在したシステムツールだろ?使えないんじゃ無いか?」
『普通でしたらそうです……ですが、私の一部でもある〝白夜の魔導書〟には〝オブジェクト・イレイサー〟が
本来は存在しないSAO…《ソードアート・オンライン》のシステムツール〝オブジェクト・イレイサー〟…ユイちゃんを〝白夜の魔導書〟の管理人格にしてなければ使うことの出来なかった手でもあった
「……そう言うことなら、わかった!!なのちゃん達も長くは撃てないし連発も出来ない……だから、行くよ、ユイちゃん!!」
『はい、にぃにぃ!!』
ボクは急いでなのちゃん達のいる上空へ上がった
『三人とも、もう少しだけ耐えて!!ボクが直ぐに盾を破壊するから!!』
一方的な念話を三人に飛ばすと頁を開いた〝白夜の魔導書〟を片手に杖を掲げる
「来たれ
ボクの前に大きな空間の歪みが出現し中から巨大な赤い両手剣が剣先から出てきた
「『オブジェクト・イレイサー!!』」
ボクが杖を振り下ろすと赤い両手剣が真っ赤に燃えながら物凄い勢いで[闇の書の闇]に向かって〝トリプルブレイカー〟の中を落下していき[闇の書の闇]が張った【
「今だ!!」
「「「ブレイクシュート!!!!!」」」
【
「捕まえた!!」
「「衛星軌道上へ強制転移!!」」
〝トリプルブレイカー〟に呑み込まれ露出した[闇の書の闇]のコアをシャマルとユーノ、アルフの三人が捕らえアースラが待機している衛星軌道上へ強制転移した……そして、転移して少しすると薄暗い空が真っ白に光った
続く