魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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ハッピーニューイヤー!!!!!!!
ことしもよろしくおねがいします!!!!


スタンバイ・レディ 前編

 

 

「ここは…」

 

 私が目を覚ますとそこは私の家の私の部屋だった…シグナム達は何処に…?と思い、上半身だけを上げると胸元が急に痛み出した

 

「リイン……フォース…?」

 

 リインフォースが居なくなる…そんな不安が私に襲いかかってきた…

私は直ぐにでもリインフォースが居る場所に向かおうと車椅子に移動しようとすると私の部屋の戸が開いて誰か入ってきた

 

「はやて、起きたんだな」

「ソウ君!!??」

 

 入ってきたのはソウ君やった……どうして家に?と聞こうと思ったが今はそんなことを聞ける状況でもない…!!

 

「リインフォースの所に行くんだな?」

「ッ!!……ソウ君、何か知ってるんか!?リインフォースが何をやっているんかを!?知ってるなら、教えて!!」

「あぁ…知っている。リインフォースは今、自ら消えようとしている」

「そんなぁ!?どうして、ソウ君!!」

 

 リインフォースが自ら消えようとしている…?…どうして…

 

「夜天の魔導書の闇……防衛プログラムは確かに破壊した…だけど、リインフォースの話だと夜天の魔導書、本体は直ぐに新たな防衛プログラムを構築させてしまう……リインフォースからも本来の夜天の魔導書の形も失われているから修復は無理らしい…」

 

「そんな…なんとかできへんの?」

「防衛プログラムを元の正常な形に戻せればあるいは……だけど、それは無理に等しい…マスターのはやてにもな」

 

 漸く救われたのに…リインフォース……こんなのあんまりや……でも、数回しか会ってへんけど、ソウ君が真剣に言ってきてるのはわかる…ソウ君は冗談を言っない

 

「ホンマに私に出来ることはないんやね…」

「はやて、それは違うぞ。まだ、お前には出来ることがある」

「え?どういう事や?」

「彼奴を…リインフォースを笑って送り出してやれ。マスターでありリインフォースの家族なんだから……サヨナラじゃなくていってらっしゃいと」

 

「ソウ君……うん!!そうやな、私はリインフォースのマスターで家族や!!ちゃんと家族の門出を笑顔で祝わんとな!!」

 

 そうや…悲しんでるだけじゃだめなんや、ソウ君の言う通りやな!!

 

「決まったな?それじゃあ、速くしたほうがいい、手遅れになる前にな。だから、少し失礼するぞ」

 

「うん、そうやな……!!??」

 

 ソウ君はそう言うと、私をお姫様抱っこをしてきて私は顔を赤らめた

 

「あ、あんな、ソウ君…車椅子に」

 

「少し我慢して、こうした方が速いからな……〝ユン・ユリ・ソノ・ミウラ・スキル・マギステル風精召喚(エウォカーティオ・ウァルキュリアールム・) 剣を執る戦友(コントゥベルナーリア・グラディアーリア)手伝って!!(・アウクシリウム) 〟」

 

 ソウ君が何かの呪文を呟くと驚くことにもう一人、ソウ君が現れて車椅子を背負いだした

 

「急ぐからしっかり捕まっていてな!!」

 

 ソウ君は玄関から外に出てからそう言うと速いを通り越して高速で走り出した…私は、ソウ君に何を言っても聞いて貰えないと思い、ソウ君の体にしがみついた。

時にはジャンプで屋根を超え、時には屋根と屋根を飛び越えてソウ君は走っていた

 

「見えたぞ!!」

 

「ッ!!……リインフォース!!」

 

 お姫様抱っこされていた私にソウ君が叫び、私は少し下を見るとそこにはシグナム達となのはちゃんとフェイトちゃん……それから、リインフォースがいて……私は思わず叫んでしまった

 

「主!!??」

 

 ソウ君が降り立つとみんな、私の状況に驚いたのとソウ君が降りてきたのと二つの驚きの顔を見せるがなのはちゃんだけ、目が笑っていなかった……それよりも…

 

「リインフォース!!勝手に消えるなんてアカン!!マスターの私が許さへん!!」

 

 もう、覚悟は決めたんや…リインフォースを引き止めるんや無い…リインフォースを暖かく送りだすんや……それが、私に出来ることやから

 

「主はやて、これでいいのですよ。随分と長い時を生きてきましたが…最後に私はあなたに綺麗な名前と心をいただけました……騎士達もあなたの側に残せました……だから、私は心配なく逝けます」

 

「心配とかそんな…違うんやよ、違うんやよリインフォース……ウゥ!」

 

 私は我慢できずに涙を流してしまう

 

「分かっております、我が主……大丈夫です、私はもう、あなたに十分な幸せをいただけました…私は一番幸福な魔導書です。………そうです、我が主。最後に私のワガママを一つ聞いて下さりませんか?」

「……うん。聞く、一つなんて言わずに何個でも!!」

 

 私は涙を拭き、リインフォースの最後のワガママ(願い)を聞いた

 

「私は小さな欠片へと姿を変えます…そこで、私の名を欠片では無く、新たな風に贈って下さりませんか?祝福の風・リインフォース…」

「うん。分かってる…大丈夫や!!リインフォースのワガママ……ちゃんと叶えたる!!だから、リインフォース……あなたも!!」

 

「…答えは得ました………騎士達、小さな騎士達と死神、そして、我が主……ありがとう……サヨナラ…」

 

「……サヨナラじゃないよ、リインフォース!!、私達は家族なんや……いってらっしゃいや、リインフォース」

 

「……はい…、いってきます、我が主」

 

 

 

 

 

 

 リインフォースは光となって旅だった……悲しい別れやけど、リインフォースは最後まで微笑んでいた…。

 

 

 

 

 

続く

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