魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~ 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
外伝 クリスマス会1
「「「「お邪魔しま~す」」」」
「なのはちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃん、ソウ君。来てくれてありがとう!!」
「四人とも待ってたわよ!!」
すずかの家に到着するとすずかとアリサが出迎えてくれた
「お誘いありがとうすずか。大した物は作れなかったけどこれどうぞ」
「いつもありがとう、ソウ君」
「そんなことよりも早く行くわよ」
朝早くから簡単にだが焼いたクッキーをすずかに渡すと少しムッとしているアリサが先に歩いていってしまう
「なんや、アリサちゃん。怒ってる?」
「どちらかと言うとボクやなのちゃん達の話を早く聞きたがってるかんじだな」
「きっとそうだと思うよ。アリサちゃん家に来てからずっと待ってたから……それに、私もだよ。……話してくれるんだよね?」
「あぁ、ボクの話せる話は話すよ」
「「…うん」」
「そうやな」
少し暗いすずかの問にボク達は静に頷くとすずかと一緒に部屋に入るとアリサが待っていた
「さぁ~て、私達に隠してることを洗いざらい話してもらうわよ!!もちろん、ソウ?あんたの、昔の友達についてもね」
「まあ……そうだな、お前達にも話さないと行けないな…………まず、俺が話すことは嘘じゃない、全てが真実だ」
ボクは暗殺者だったこと以外を包み隠さず話した……なのちゃんを前世の恋人…ゆうちゃんの変わりと見ていたことも
「ソウ君が一度死んでるなんて嘘やろ!?」
「正確にはこの後で話すのもあわせて二度だな…」
「なのはちゃんとソウ君が暫くの間、喧嘩してた本当の理由がソウ君がなのはちゃんを前世の恋人と被せてたからなんだね…」
「ソウ、あんたって最低だったのね」
「アリサちゃん!!、それは言い過ぎやろ!?」
アリサの言い方にはやてが怒鳴るがボクはそれを止めた
「いいんだ、はやて。アリサの言っていることは言い過ぎでもなんでも無い…本当に最低だからね、好きな女の子に前世の恋人の影を追いかけていたんだから…」
「それでも、ソウはなのはの隣に居ることを選んだんだよね。だから、ここにいるんだよね?」
「フェイトちゃん…それってどういう…?」
「…昨日、起きた出来事を含めて一緒に話す……なのは達から…お願い」
「うん」
フェイトがそう言うとなのちゃんは魔法に出会った半年近く前の事件について話し出した。
「最初の頃、ボクはなのちゃんやフェイト、時空管理局の人達に素顔と本名を明かさなかった…その時使っていた名前は刹那・F・セイエイ。明かさなかったのは、なのちゃんにボクが魔法を使えると教えたくなかった……それでも名前を隠してまで、なのちゃんに協力したのは、なのちゃんがボクの見てないところで戦って大怪我して欲しくなかったから…。」
「だから、あの時期ソウ君もなのはちゃんと一緒に休んでたんだね」
「じゃあ、ソウは……」
「アリサの怒る気持ちもなのちゃんの隠したい気持ちも両方とも分かってたからなのちゃん寄りの中立を取るしか無かった…アリサにはすずかがついてたからね」
「アリサちゃん、あの時期はごめんなさいなの…」
「もういいわよ。なのはが私達を巻き込みたくなかったのは分かってたから……でも、今度からは話なさいよ?」
「うん!!」
はやてを少し置いてけぼりにしてしまったがあの時期の話を終え、なのちゃんとフェイトがP・T事件終盤を話し出した
「…フェイトちゃんが……クローン?」
「嘘……な、分けないわよね」
「うん。本当のことだよ……私は母さん……プレシア・テスタロッサの娘…アリシア・テスタロッサの失敗作クローン……うぅ…ソウ、痛い」
自分のことを〝失敗作〟と言ったフェイトにボクが軽くデコピンをするとフェイトは痛がっていた
「自分のことを失敗作と言うからだ。クローン技術は同じ姿を作り出すことは出来るけど、全く同じ人物を作り出すことは出来ない。兵器として作り出されない限りな。ボク達の友達で仲間のお前はフェイト・テスタロッサで、アリシア・テスタロッサじゃない……お前はクローンだろうが人間だ」
「ソウ君の言う通りやよ?フェイトちゃん」
「そうだよ、フェイトちゃん」
「さっきの話を聞いた後にソウが言うと説得力あるわね」
アリサの一言がなんか刺さったが今は気にしない方がいいな
「ありがとう、ソウ、みんな」
フェイトは頬を少し赤くし涙を手で吹きながら御礼を言ってきた
それから、ボクが虚数空間に落ちて目を覚ますまでのことをなのちゃんが話してくれた
「ソウ君がそんなことになってたなんてな……」
「あの時のなのはは何処か空元気だったのはそう言うわけね……」
「……うん」
「ボクを虚数空間から助けてくれたのは
「あんた、助けて貰った人のことを知らなかったわけ?」
「なのちゃんもあまり話したがらなかったからずっと聞かなかったんだよ。それに、フェイトとはあまりあの事件のことは話さないようにしてたからな」
実際の所、フェイトとは再会して直ぐにボクがこの海鳴市を離れたり、守護騎士達との戦闘などで息つく暇も無く、更にフェイトの母が首謀者だったあの事件のことはフェイトにはなるべく聞かないようにしていた
「これで、私達の最初の事件……P・T事件はお終い……その前に…ソウ、なのは……クロノから聞いたんだけど……」
「フェイト、その話は今回の事件の話が終わってからで良いか?多分、ボクの想像している話だとおもうけど…それを話すとなのちゃんがショートするだろうからさ……な、なのちゃん?」
「う、うん……そうしてくれると……私も…」
フェイトの聞いてくるであろう話をボクは止めた、あの話を今すればなのちゃんはこの後の話で全く使えなくなると思ったから…実際に話の内容に気がついたなのちゃんは顔をほんのり赤くしてボクの顔を見ないようにしている
「…そ、そうだね」
フェイトも顔をほんのり赤くしている為に、あの話だとわかったが……止めて置いて正解だったな
「なんや?私達には話してくれへんのか?」
「今はまだ、話さないだけ。今回の事件の話が終われば話すよ」
ボクがそう言うがもちろん、アリサがいい顔をしていなかった
それから、はやてが守護騎士達との出会いを話してくれた
六月四日……はやての誕生日に闇の書が起動してはやての前に守護騎士達が現れたこと……平和に暮らしていたが暫くすると守護騎士達が家を空けるようになっていったこと……そして、今回の事件になったこと全てを話してくれた
「私とシグナム達との出会いはこんな所やな……」
「やっぱり、はやてちゃん思いなんだね……シグナムさんやシャマルさん達は…」
「うん。本当に良い子たちや…ここからは私はあまり知らないからなのはちゃん、フェイトちゃん、ソウ君、お願いできへんか?」
「「…うん」」
「…あぁ」
ボクとなのちゃんは一番最初に襲われた日のことを話した
なのちゃんがヴィータに襲われている事に気がついたボクが家から出るとザフィーラに襲われたこと
ザフィーラから逃げなのちゃんと合流するもヴィータの攻撃を生身で受けて大怪我をしたこと、なのちゃんも怪我をしたこと……フェイトと近衛師範、ユーノが助けに来てくれてボクとなのちゃんで結界を破壊したこと……
「ソウ君、なのはちゃん、フェイトちゃん、ホンマごめん!!」
「気にしなくていいよ、はやてちゃん」
「うん。そうだよ、はやて」
「二人の言うとおりだよ、はやて。確かにボクはヴィータの攻撃で大怪我はしたけどそれはボクが未熟だっただけなんだからね」
「そやけど…」
ボク達三人とも、「気にするな」と言うがはやては罪悪感を感じているのかごねてくる
「はやての気持ちも分かる……だから、これからボク達の友達として一緒に過ごしてくれ……それが、お前が一番出来ることだ……な?」
「ソウ君……うん…」
「「ム~~~」」
顔を俯かせているはやての頭を撫でながらそう言うとはやては顔をほんのり赤くする…それを見たなのちゃんとフェイトがむくれていた
「そう言えば、近衛師範?さんはどうしてその、戦いに参戦できたんや?そもそも、誰なんや?」
「私達も知らないよね、アリサちゃん?」
「えぇ、そう言えばそうだったわ。なのは達は?」
「私達も殆ど知らないよ?」
ボクはこの場のみんなに近衛師範のことを話していなかったことを思い出した
「近衛師範……近衛刹奈さんはボクの先祖……ネギ・スプリングフィールドの教え子、3―Aの一人、桜咲刹那の子孫でボクの姉みたいな存在かな」
ボクは近衛師範との出会いを話したが……ボクもあの事件後、近衛師範と話を出来てないので詳しくは話さなかった
「木乃葉さんも魔法を使えたみたいだから、近衛師範も魔法の存在…ボクの使う古代魔法の存在は知ってるんじゃ無いかな」
「…多分、そうだと思う。クロノと話している時も特に驚きもしてなかったから…」
フェイトの話を聞き、ボクは近衛師範達にいろいろと話を聞かないと行けないと心の中で考えていた
続く
活動報告とアンケにてアンケートを実証してます。
期限が迫っていますので是非ご協力をよろしくお願いします
stsにてソウの分隊のフォワード陣アンケ2(アンケ上位の2名を登場させます)なお、キャラは他アニメと同姓同名の別人です
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美遊 プリヤより
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イリヤ プリヤより
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英エミヤ Fateより
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エース FF零
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レム FF零