魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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今回はさらっと凄いことを言っています……多分


外伝 女子会

 

 

 

 

 

「お久しぶりです、エヴァさん」

 

「久しぶりやな~エヴァちゃん~」

 

 ソウがエヴァンジェリン・A・K(アタナシア・キティ)・マクダウェルとの修行を終え、海鳴市に戻った翌日、エヴァンジェリンの下に赤白の狩衣を着た2人の女性が客として招かれていた

 

「あぁ、そうだな。刹奈、木乃葉」

 

 2人の女性の名は刹奈に木乃葉。

一番最初の守護騎士達との戦闘時にソウ達の助っ人にきた2人だった

 

「それで、私達をお呼びになったのはどのような御用件でしょうか?」

 

「いやなに、坊やをずっと見てきたお前達の話を聞こうと思ってな」

 

「……坊やとは、ソウ君のことですね?わかりました、私がこれまで彼と過ごした日々と私が彼に感じた物をお話しします」

 

 刹奈は出されていた紅茶を一口飲むと軽く深呼吸をし話し始めた

 

「私が、ソウ君と出会ったのは、彼が私の家でもある道場の前をランニングしていた時に呼び止めた時です」

 

 

─最初の印象は運動好きの努力家少年ですが、その時点で少し違和感を感じました。

六歳にしては知的でどことなく大人ぽさがありましたから

もう一つ、ソウ君は両手足に1㌔ずつ、計4㌔と腰ベルトに2㌔、計6㌔の重りを着けていたことに驚きました

 

─それから暫くはほぼ毎日、道場に来て貰い、剣の稽古で何度も打ち合ったり、夕飯を一緒に食べている内にソウ君の違和感の一端を見ました

ソウ君には両親がいなくて、料理などの家事を一人で行っているそうです。

 

─両親がいないソウ君が小学校……私立に通う時に私が姉の変わりとして名を貸して家庭訪問にも姉の変わりとしてソウ君のお手伝いをしてあげたこともありますね。

 

─ソウ君が小学校に通い、始めてからは月に数度来て貰い、稽古や夕飯を一緒にしました

ソウ君は体の操作にソウ君の体が追いついていなかったので毎回注意してましたが、なかなか直してくれなかったんですよね

 

─つい先日、発動された範囲結界に巻き込まれて町中で桃色の光が見えたので向かうとソウ君が重傷で倒れていて、ソウ君が重傷で茶髪の女の子庇うように赤い服でハンマー…どちらかというとゲートボールのスティックのような物を持った少女に背を向けていました

 

─ソウ君の目の前に到着した時、ソウ君の周りに緑色の魔方陣が現れ、ソウ君達を襲った少女には金髪の黒い軽装備にマント、黄色の宝石の施された杖を持った少女が立ち塞がっていました

 

─金髪の少女…フェイト・テスタロッサが赤衣の少女を追いかけ、私と緑色の魔方陣の使用者、ユーノ・スクライアの2人でソウ君と茶髪の女の子…高町なのはをビルの屋上に連れて行き、ユーノ・スクライアが治癒魔法でゆっくりですが2人の治療を行いました

 

─その後は赤衣の少女を相手にしていたフェイト・テスタロッサが奇襲で落とされてしまったので私とユーノ・スクライアはフェイト・テスタロッサの下に向かいましたのでこの戦闘終了後まではどうなっていたかは分かりません。

 

 

 

 

 

「私が知っているのはこの辺ですかね」

「ふむ。すまないな、刹奈」

 

 刹奈が話を終えるとエヴァンジェリンは紅茶を一気に飲み干した

 

「刹奈、お前にとってソウはどうだ?」

「…弟……ですかね。ソウ君を赤の他人とは思えないんです。私とソウ君の先祖が教師と教え子の関係だったから……とは違います、生き別れた姉弟のような……そんな感じがソウ君といると感じます」

 

 刹奈の答えにエヴァンジェリンは少し笑みを浮かべるとミニステル・マギの茶々丸が紅茶のおかわりを持ってきて、三人のカップに注いでいった

 

「お前の感じている物はある意味、間違っていないぞ?」

「それは…どういう事ですか?」

「お前達の先祖、ネギ・スプリングフィールドと桜咲刹那は教師と教え子の関係よりも先の関係…2人は結婚しているからな」

「「!!??」」

 

 刹奈と木乃葉はエヴァンジェリンの言葉に驚愕していて刹奈は手に持っていたカップを落としそうになっていた

 

「では、ソウ君と私は本当の姉弟?……ですが、」

「お前達はある意味血が繋がっているが繋がってないとも言える…それはなぜか……お前達の先祖、ボウヤと刹那は子が産まれるときにある誓いを立てた。男は【魔の道(スプリングフィールド)】、女は【武の道(桜咲)】とな。お前と坊やの親は違うが元を正せば同じ先祖に辿り着くってことだ」

 

「そないこともあるんやな~。?せっちゃん、どないしたん?」

「……あ、いえ。何でも無いですよ、お嬢様。ただ……事実を飲みきれていないだけです」

 

 

 エヴァンジェリンの話を飲みきれずに動揺を隠せない刹奈を木乃葉は心配し刹奈の肩に軽く手を置いた

 

「はっきり言うて、ウチもや。せっちゃんとソウクンがある意味の姉弟って言われても直ぐに信じ切れへん。エイプリルフールっと思ったくらいやからな」

「…直ぐに整理はつかないだろうな。今日はもう、帰っていいぞ。聞きたいことも聞けたしな」

 

 エヴァンジェリンの言葉に2人は「失礼します」と言ってこのくうかんから出ていった

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスター、よろしかったのでしょうか?お二人にあの事を伝えなくて」

「坊やの家、海鳴市全体に〝坊やの両親が死んで坊やが一人で、知り合いの援助を受けて暮らしている〟と、記憶操作が行われたことをか?別にいいだろ、アイツらもその辺のことは気がついているだろうからな。魔法を使える奴らにはこの記憶操作は聞かないしな。それに、念には念を入れて私とボウヤが知人の振りをして近くの家を回っていたからな」

 

 

 

 

 

 エヴァンジェリンは茶々丸にそう言うと紅茶を飲み干した

 

 

 

続く




ここではっきりさせておくべきなのが一つ

エヴァの坊や=ソウ
エヴァのボウヤ=ネギ
同じ意味でも指している人が変わるのでその辺はご理解下さい

stsにてソウの分隊のフォワード陣アンケ2(アンケ上位の2名を登場させます)なお、キャラは他アニメと同姓同名の別人です

  • 美遊 プリヤより
  • イリヤ プリヤより
  • 英エミヤ Fateより
  • エース FF零
  • レム FF零
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