魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~ 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
管理外世界 雪
「ねぇ、ヴィータちゃん。出る前にソウ君と話してたみたいだけど……」
「…お前のことを頼まれただけだ」
演習任務が滞りなく終わったなのは・ヴィータ達一行は雪が降る中、帰りの転移ポータルまで戻っていた
「ソウ君、私のこと信用してないのかな…」
「そんなことあるか、アイツのことはお前よりは分かんねぇ……けどよアイツがお前のことを大切にしていることは分かってるつもりだ。だから…お前のことを危険な目に遭わせたくないって気持ちはよくわかるんだよ……あたしにはな……」
「ヴィータちゃん……うん…そうだね」
少し怒っているヴィータと少しだけ顔色が良くないなのは…ポータルに着けば全てが終わると思っていたとき……
『こちら、本局。そちらの世界にて謎のエネルギー反応を確認しました。調査をお願いします』
「……わかった。正確な場所を送ってくれ」
「謎のエネルギー……何だろうな、ヴィータちゃん」
「分かんねぇな……兎に角行くぞ(念のためだ、アイツにも連絡入れ置くか……)」
ヴィータは心の中でそう、呟くと本局に居るはずの
『(おい)』
「(その声……ヴィータか?)」
なのちゃん達が戻ってくる間、時間を潰すために食堂でコーヒーを飲んでいるといきなり念話で声を掛けられた
『(時間もねぇから簡単に話すぞ。演習後、こっちの世界で謎のエネルギー反応を確認した。アタシ達はそれを調査することになった。念のために伝えておくぞ)』
「(あぁ、助かった。ボクも直ぐにそっちに行く。出来るだけなのちゃんに戦闘はさせないでくれ)」
『(……分かってる)』
ヴィータはそれだけ言うと念話を切ってしまう
「何も無ければ良いけど……頼む。ボクが行くまで何もないでくれ」
ボクはそれだけ呟くと走って食堂を出て転移ポータル部屋までいそいだ
「エネルギー反応はこの辺だけど……」
「あぁ、妙な足跡があるな……周辺警戒!」
「「「「は、はい!!」」」」
本局からの指示で謎のエネルギー反応を調査をするため、私、ヴィータちゃん、それから武装局員四人は反応のあった場所まで来ると尖った物で突き刺したような足跡をヴィータちゃんが見つけ、周囲を警戒することになりました
≪マスター!!≫
「うん!北からアンノウン、数機接近!!ヴィータちゃん!!」
「わぁってる!!なのはは遠方から援護法撃!!絶対に近づいたり無茶するなよな!?」
「う、うん…」
ヴィータちゃんも少し可笑しいなぁ……私を戦闘から遠ざけようとしてるみたい……
「アクセルシューター……シュート!!」
私は援護の為、アクセルシューターを放った……だけど…
「ッ!!??アクセルシューターが!?」
「チィ!?魔法を無効化したのか!?」
アンノウンに当たる前にアクセルシューターが掻き消えちゃった…魔法を無効化…それか、威力低下……どのみち魔力攻撃は通りにくい…
「なのは、お前は帰還しろ!!魔法が通りにくい相手に魔砲特化のお前は相性が悪い!!」
「ヴィータちゃん!?」
待って!!そんなことしたらヴィータちゃん達が!?
「あたしにもはやてがいるからな、こんな所で倒れるつもりはねぇ!!速く
いけ!!」
「わかった……みんなを連れて戻ってくるからそれまで持ち堪えて!!」
私はヴィータちゃん達にそれだけを伝えて転移ポータルまで戻ろうとしたの……だけど…
「え……」
「な…のは?なのは!!」
戻ろうと私がヴィータちゃん達に背を向けて直ぐ、私は腹部に違和感を感じ確認しすると……鎌のような鋭い爪が私の腹部を後ろから貫通していた…
「あ…あう……(痛い、痛いよ……)」
「なのは!!クソ、どけぇ!!」
ヴィータちゃんが私のことを助けようと動こうとしてるけど、アンノウンがヴィータちゃんや他の武装局員を取り囲んで助けに来れない……その間にも腹部を貫いたアンノウンと私を囲んだ他のアンノウン機が鋭い爪とビームに私は何度も曝されていた
「(痛いよ…痛いよ……誰か助けてよ……お願い誰か助けて…………助けてよ……
ソウ君)」
「おい、
間に合わなかった……だけど、最悪の展開は避けれた
「ソウ……すまねぇ…」
「謝るな、ヴィータ。なのちゃんの傷に障る」
「あぁ……」
なのちゃんを助けられなかった所為かいつも以上に元気の無い、ヴィータ
「ヴィータ、なのちゃんを連れて急いで離脱しろ。その前に……〝ユン・ユリ・ソノ・ミウラ・スキル・マギステル〟【
近衛木乃葉さんから教わった
「お、おい!お前はどうするんだ!?此奴らには魔法は通りにくいぞ!?」
「うんなもん、かんけいねぇ……魔法が通りにくい?だったら、
拡散
無数の白い球体から白き雷が拡散して打ち出され複数のアンノウン機に直撃するがあまりダメージを与えられていなかった
「拡散型じゃあ、あまりダメージを与えられないか……ヴィータ、速く行け。ここにいてもお前らは邪魔で、足手纏いだ」
「クッ…わかってる…なのはを守れなかったんだからな……」
冷たく言い放つ俺にヴィータは軽く呟くと武装局員を連れて転移ポータルの方へと飛んでいった
「さて、本気で滅殺するから覚悟しろよな!」
「なのはとソウは!!??」
「フェイトちゃん、病院なんだから、静にしないとあかんよ?」
試験勉強中にクロノから緊急で呼び出された私は急いで本局の病院に走った。
病院の手術室前にははやてと、シグナム、そして顔が暗いヴィータが椅子に座っていた
「ソウ君は浅い傷だったから、手当てされて今は、病室で寝てるはずや。ソウ君にはリンディさんやなのはちゃんの御両親がついてるはずや」
「そう、なんだ……ヴィータ、何があったの?」
はやての話を聞いてほんの少しホッとした私はヴィータにその時のことを聞こうとするとヴィータは「ビクッ」として俯いたまま話し出した
「魔法が……彼奴らには魔法が通りにくかったんだ…それに、なのはを逃がそうとしたら、何もいない筈のなのはの後ろから急に現れて、バリアジャケットを抜いてビームや爪を何度も何度も……」
「魔力結合を阻害する機能とステレス機能付き機械兵器と言うことになるな。スプリングフィールドはお前達を逃がして一人でその機械達と戦ったのか?」
「ああ……」
ヴィータははやてにすら顔を合わせず俯いたまま話、シグナムが聞いてきたことにも軽く頷くだけ……そんな、時、誰かの足音が聞こえてきた
「ヴィータ、何くらい顔をしてるんだ?、いつもの口の悪さはどうしたんだ?」
「ソウ君!?」
「ソウ!?」
「スプリングフィールド!?」
「……ソウ!?」
なのはとヴィータを助けに出て怪我をし病室で寝ているはずのソウが右腕と右脇腹に包帯を巻いた状態で普通に歩いてきた
「ソウ、大丈夫なの?」
「ン?あぁ、問題ない。少しビームが掠っただけだからな」
「右脇腹を貫かれてるのを掠ったとは言いませんよ?」
「そうだぞ、ソウ君」
「そうよ、ソウ君」
右脇腹を貫かれてるのを「掠った」で終わらせようとしたソウにリンディ母さん、なのはの両親から総ツッコミを受けたソウ……だけど、ソウはそれを気にも留めずに手術室の戸を見ていた
「なのちゃんはまだ?」
「うん、まだや」
「そうか……」
ソウが少し不安な顔をして直ぐに手術室のランプが消え医師が出て来た
「一命は取り留めましたが、かなり疲労が溜まっていました。動きの鈍りも無茶のある魔法の行使をし過ぎたのが原因でしょう。今後の彼女次第ですが最悪の場合、歩けなくなる可能性もあります」
「「「「!!!???」」」」
そんな、なのはが歩けなくなる!?
「……ありがとう御座います」
ソウがそれだけ言うと医師はこの場を離れてなのはが病室に移された。
「……はやて、ヴィータ。なのちゃんを頼む。ボクはなのちゃんの為にやらなくちゃならない事があるから…」
「なのはちゃんの為に?今、やんないとアカンことなんか?」
「あぁ……フェイトの執務官試験を合格させる。なのちゃんの為にもな」
「「「!!???」」」
なのはの為に私に試験を合格させる?なんの関係が……
「どうして、私の試験がなのはのことと関係が……」
「なのちゃんの性格を考えてみろ、フェイト。なのちゃんが大怪我をした後にお前が試験に落ちたらなのちゃんはどうすると思う?」
「……きっと、自分を責めちゃうと思う」
なのはなら自分の所為だと思い込む……ソウに言われて漸く気が付く事が出来た
「だろ?なら、フェイトがやることはなんだ?」
「……試験に落ちないように勉強する…でも、私一人じゃあなのはが心配で…」
「手につかないだろうな。だから、ボクがお前の勉強を見てやる。それが、なのちゃんのためにボクができることだ」
私がなのはの事が心配で勉強に手がつか無くなることもお見通しなんだ…
「そういう事なら任しとき!そのかわり必ず受からせないとアカンよ?」
「当たり前だ」
「うん。必ず受かってみせるよ」
私とソウははやてになのはを任せると転移ポータルで地球に帰った
続く
stsにてソウの分隊のフォワード陣アンケ2(アンケ上位の2名を登場させます)なお、キャラは他アニメと同姓同名の別人です
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美遊 プリヤより
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イリヤ プリヤより
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英エミヤ Fateより
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エース FF零
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レム FF零