魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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集結 後編

 

 

 

 

 ボクとなのちゃんは一足先に教導隊制服に着替え、訓練場前に待機しているとメカニックのシャーリー、その後直ぐにフォワード陣が走ってきた

 

「今返したデバイスにはデータ記録用のチップが入っているからちょとだけ大切に扱ってね?」

「「「「「「はい!!」」」」」」

「それとメカニックのシャーリーから一言」

「ええー…メカニックデザイナー兼機動六課通信主任のシャリオ・フィニーノ一等陸士です。

みんなからはシャーリーって呼ばれているのでよかったらそう呼んでね。

みんなのデバイスを改良したり調整したりもするので時々訓練を見せてもらったりします。

デバイスの相談とかあったら遠慮なく言ってね」

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

 なのちゃんの簡単な説明とシャーリーからの説明を聞き、元気よく返事をするフォワード達

 

「じゃ、さっそく訓練に入ろうか?」

「は、はい…」

「でも、ここでですか…?」

「うん。シャーリー?」

「はーい!」

 

 フォワード陣はなのちゃんがここで訓練を始めようとすることに戸惑いを隠せずにいる中、なのちゃんがシャーリーに声をかけるとシャーリーが返事をして色々とモニターを展開した

 

「機動六課自慢の訓練スペース。なのはさん、ソウさん完全監修の陸戦用空間シュミレーター…ステージセット!」

 

 すると人工島のような水上の平地から突然ビル群が現れてきた

そのことにフォワード陣は驚いていた

まあ、最初に聞いたボクも驚いたけどね

 

 

 

 

「私達の仕事は捜索指定ロストロギアの保守管理。その目的のために私達が戦う事になる相手は…これ!」

 

 なのちゃんの指示でターゲットが出現する、少し細長く丸い機械ロボット……名はガジェット・ドローン一型。

ボクはなのちゃんが大怪我してからあまりこの世界のロボットが好きでは無くなっていた

 

「第一回模擬戦訓練。ミッション目的。逃走するターゲット12体を破壊または捕獲、15分以内…それではミッションスタート!」

 

 なのちゃんの指示でガジェット・ドローンはスタートと同時に逃走を開始する

 

 

 

 

 訓練開始直後、ローラーブーツで機動力があるスバルがいち早く攻撃を仕掛けるがどれもこれも素早いスピードで避けられてしまう 

エリオも先回りして槍を振るうがそれも避けられてしまう…

ティナの魔力弾が撃ち込まれるが、なにかのバリアで防がれてしまう

 

『バリア…!?』

『いえ、違います。フィールド系!』

『魔力がかき消された!?』

「そう、ガジェットドローンにはちょっと厄介な性質があるよ。

魔力をかき消すアンチマギリンクフィールド、AMF。普通の射撃は通用しないし…」

 

 なのちゃんがそう説明している中、ガジェットがビルを超えた為、スバルが先行して移動系魔法『ウィングロード』で突っ走るが、それは発生したAMFにかき消されて消滅した。

 

「それにAMFを全開にされると飛翔や足場作り…移動系の魔法の発動は困難になる……スバル、大丈夫?」

『は、はい…なんとか……』

 

 ビルの窓ガラスを突き破ってビルの壁に激突していたがスバルは無事だったようだ

 

「AMFのフィールドを越える方法はいくつかあるから自分達で考えてみろ」

『『『『はい!!』』』』

 

 スバル達、スターズとエリオ達、ライトニングが返事をする中、イリヤ達、プリンセスからの返事が無かった

 

『…うん。そうだね、試しにやってみよう!ルビー、ディバイン・シューター、セット!!』

≪はい、は~い!!ディバイン・シューター、バレット・4、セット!!≫

 

 イリヤの指示にデバイスから人の声に近い声が聞こえると桜色よりも薄い薄桜(うすざくら)色の魔力光のミッド式魔方陣が現れると同じく薄桜(うすざくら)色の魔力弾を四つ形成する

 

『ヴァリアブル・シューター……やっちゃえ!!』

 

 イリヤは薄桜(うすざくら)色の魔力弾の上から桜色の膜で被うとそれをガジェットに向かって放った

イリヤの魔力弾はガジェットのAMFを突き抜け本体を破壊した

 

「ヴァリアブルシュート…本来ならAA魔導士のスキルなんだけど…それをシューターで行うなんて……」

「まあ、イリヤには一通り誘導弾、バスター系の知識は教えてあるからな。このくらいは出来ると思うぞ。ティナも同じことを思いついたみたいだな」

 

 イリヤのシューターを見たからかティナもヴァリアブルシュートでガジェットを破壊していた

 

「おの…ソウさん?まだ、幼いイリヤにそんさ高等技術を教えても良かったんですか?身体的にも負担がかかるのでは……」

「イリヤや美遊には早い段階で自己防衛出来るほどの力を身につけてもらわないと困るからな…ボクがいつでも側に入れるわけじゃないしな…」

「あの、それって……」

「その話は後で私からも説明するよ……その前にミユちゃんが動き出したみたい」

 

 シャーリーから訓練所に目線を移すと美遊がガジェットに向かって居た

 

 

 

 

 

「行くよ、サファイア」

≪はい、マスター≫

 

 私の一言で足下に深縹(こきはなだ)色の魔力光のミッド式魔方陣が現れるとサファイアの杖先から実体剣が展開された

 

「一撃……剛斬!!……エクス・カリバー!!」

 

 私がサファイアを振り下ろすと魔力刃が地面をえぐりながらガジェット2機を破壊した

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、ソウ君…今のって……」

「美遊のオリジナル魔法、〝エクス・カリバー〟。デバイスから鎌鼬の要領で高威力魔法刃を放つ魔法……デメリットとして仲間を巻き込む可能性があるからおいそれとは使えない上に、カードリッジシステムを積まないと放つことすら出来ないほどの威力持ちってこと……美遊は馬鹿げた魔力を持ってるからカードリッジシステムを積んで無くても放つことが出来る。本来はバスターなんだが……美遊は魔力刃の方が良いみたいだったから魔力刃になった」

 

 高火力のエクス・カリバーを見てなのちゃんもシャーリーも唖然としていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

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