魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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はやての口調が難しいんよ……まじで

原作とほぼ一緒や前にも話が出た話は大分飛ばしてますのでご了承下さい


たいせつなこと

 

 

 

 

 

 

「う……あれ?」

 

 ティアナが目を覚ました

ティアナは身体を起こすが、今の状況が理解できていないのか声を漏らす

その時、ドアが開いてシャマルが入ってきた

 

「あら、ティアナ。起きた?」

「シャマル先生……ここは……?」

 

 ティアナは、周りの様子を窺う

 

「ここは医務室ね」

 

 シャマルが、ベッドの横の椅子に腰掛けながら口を開く

 

「昼間の模擬戦で、撃墜されちゃった事は覚えてる?」

 

 シャマルの言葉で、ティアナにその時の記憶が蘇る。

 

「……はい」

 

 ティアナは小さく頷く

 

「ソウ君の力加減は的確だから身体にダメージは無いと思うんだけど……」

 

 シャマルは立ち上がり、ティアナのズボンを取り出した

 ティアナは、ベッドから降りようとして、ズボンを穿いてない事に気付き、頬を染めていた

 

「どこか、痛いところはある?」

 

 シャマルはズボンを手渡しながら尋ねる

 

「いえ……大丈夫です…」

 

 ティアナはそうバツが悪そうに呟くと視線を外し、ふと時計に目が行く

そこで時計の指していた時間を見て驚愕する

 

「9時過ぎ!?」

 

 ティアナは思わず窓の外を確認する。

 

「えっ!?夜!?」

「すごく熟睡してたわよ。まるで死んでるんじゃないかって思うくらい」

 

「最近、碌に寝てなかったでしょ?その疲れが、纏めて来たのよ」

 

 シャマルが笑顔でそう言うとティアナは呆然とした

 

「それから、ソウ君から伝言。「お前のことをちゃんと見てやれなくてすまない」。ちゃんと伝えたからね」

「はい……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なのは、ソウ」

「ん…フェイトちゃん?」

「どうかしたか?」

 

 なのちゃんと訓練場でチェックしているとフェイトが声をかけてきて、隊舎に戻ることになった

 

「さっき、オフィスにティアナとスバルが謝りに来てたよ」

「そうか……まだ、興奮気味だっただろ?特にスバルは」

「うん。ティアナは何処か暗かったけど、スバルは興奮気味だった」

「……」

 

 話していると、なのちゃんの足が止まった

 

「ねぇ、ソウ君、フェイトちゃん……私、間違ってるのかな?」

「なのは?」

「なのちゃんは何を間違ったって思ってるんだ?」

 

 ボクがなのちゃんに聞くとなのちゃんは空を見上げた

 

「私の教導……六課に来てから今日まで、ティアナ達フォワードを教えてきて今回のティアナとスバルの暴走で……少し私の教導が正しいのか、分からなくなってる…」

「なのは…」

 

 なのちゃんにフェイトは励まそうとするが言葉が見つからなかったらしく言葉が詰まっていた

 

「……ボクはなのちゃんの教導好きだよ。自分の得意、不得意を分からせた上で得意なことを伸ばして不得意なことはちゃんと克服させてるからね。でも、なのちゃんの教導は地味だから成長しているか疑いたくなるのも少し分かるよ、だからさ、なのちゃん?辛い話だと思うけど良い機会だからあの話をした方が良いと思う。なのちゃんの……うんん、高町なのは教導官としての教導の理由」

「ソウ君…うん、そうしようかな、!!」

 

 なのちゃんが言い終わると同時にアラートが鳴り始めた

 

 

 

「ガジェットⅡ型が60機近くが何も無い場所を旋回中か……」

 

 アラート後の管制室で状況説明と話し合いが行われていた

 

「はやて、今回はボクとストレアだけで行かせてくれ」

「……理由を聞いても?」

「なのちゃんとフェイトはフォワード達に過去の話をしないといけない、特になのちゃんはコンディションが悪いから出すわけには行かない。過去の話をするならはやてと騎士達もいたほうがいいからな、ティアとプレミアだけだといざって時に対処できない可能性もある……それに、ボクも久しぶりにストレアとのユニゾン実戦をやっておきたい」

 

 ボクがそう言うとはやては少し考え込む

 

「ソウ君、任せてもええか?」

「勿論、ガラクタ如きに後れはとらない」

 

 

 

 

 

 

 

 

「今回は空の相手なんだけど、出撃はソウ隊長とストレアちゃんの二人だけ、私と残りの前線メンバーは待機から外れて少し話があるからみんな、この後はロビーに直行ね」

「「「「「「はい!!」」」」」」

「それから、ユイちゃん。少し辛いことを話してもらうことになるけど、大丈夫か?」

 

 ヘリポートでボクたち隊長陣とフォワード陣は軽く話していた

 

「はい!問題ありませんよ、にぃにぃ!!」

「……なら、いい。明日のおやつはユイちゃんの好きなやつを作ってやるからな」

「はい、楽しみにしてます!ストレアも頑張ってくださいね?」

「ユイに言われなくてもわかってるよ~」

 

 少し緊張した空気をユイちゃんとストレアの姉妹会話で少し明るくなった気がした

 

「あの、ソウさん……」

「……言いたいことはたくさんあるが…なのちゃん達とユイちゃんの話をしっかり聞いておけ」

「……はい」

 

 ボクはそれだけ言うとヘリに乗り込んだ

 

 

 

 

 

『プリンス1、ストレア、敵とエンゲージ』

 

 ロビーではやて、なのは、フェイト、ヴィータ、シグナム、ユイがフォワード陣に隊長達の昔話を話しているとガジェットドローンⅡ型の殲滅に向かったソウとストレアが戦闘空域に到達したとロングアーチから連絡があった

 

「話はここまでにして、ソウ君達の戦闘を見て見そうか」

 

 なのはがそう言うとその場の全員がモニターに目を移す。

映像ではソウとストレアがユニゾンした所だった

 

「アレが、ユニゾンデバイスとのユニゾン……」

「あたし、初めて見た」

「僕もです」

「私も…」

「私達は、お兄ちゃんが何度かしているのは見たことあります」

「うん…」

 

 ユニゾンデバイスとのユニゾンを見たフォワード陣はそれぞれ声を上げた

 

「そや、少しユニゾンデバイスとユニゾンの説明やけど、ユニゾンデバイスが量産されなかった理由はわかる?」

「確か、強力ですけど微調整が難しくて意思や人格があるから「融合事故」が起こりやすいって…」

「ティアナの言う通りや。ユニゾンデバイスは使用者との微調整がかなり難しい、その上、融合事故……ユニゾンデバイスが使用者を乗っ取ってしまうこともあるんよ」

「それに、ユニゾンは使用者とのシンクロ率が低いとあまり性能を発揮できない」

「あの、ユニゾンしている仲間のシンクロ率を確認するにはどうしたらいいんでしょうか?」

 

 はやての質問にティアナが答え、シンクロ率に疑問を持ったキャロがはやて達に質問してきた

 

「ぱっと見でわかりやすいのは見た目やね」

「見た目ですか?」

「うん。シンクロ率が低いと見た目がユニゾンデバイスの方に近づく……そう言えばちょうど良い対象相手がモニターにいるよ」

「ソウさん……ですか?」

 

 フェイトの言葉にキャロが呟き、フォワード陣の視線はモニターに戻る

 

「うん、ソウ君ははやてちゃんやシグナムさん、ヴィータちゃん達と比べてシンクロ率はかなり低いんだ。ほら、見た目もストレアちゃんに近いんだよ」

「それでも、ユニゾンしているソウ君には同じくユニゾンしているあたし達は一度も模擬戦で勝ててねぇ」

「どう…して?」

 

 ヴィータの言葉にティアナは驚きながら声を振り絞った

 

「ソウ君は……うんん、【ソウ】は私と…私達と会う前から正真正銘の【戦士】として戦い続けていたからなんだよ」

「戦士……どういうことですか?確かにお兄ちゃんには秘密にしている過去があるのは知ってますけど……」

「ここからは私が説明します。そのためににぃにぃは私をここに残して出撃したんですから」

 

 ミユが疑問を投げかけると先程から黙っていたユイが口を開いた

 

「にぃにぃと私は本来、この暦には存在していません」

「「「「「「え!?」」」」」」

 

 ユイのぶっ飛んだ一言はフォワード陣とヴィータ、シグナムを驚かせた

 

「私がにぃにぃと出会ったのは数百年前の地球……とあるゲームの世界ででした」

「ゲームの名前は《ソードアート・オンライン》。世界初のフルダイブVRMMOとして初回1万個発売され人気を呼びました」

「ですが…《ソードアート・オンライン》通称《SAO》は

 

 

 

 

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 ユイのその一言はその場の全員を静まりかえらせた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソウ君…」

「ソウさん…」

 

 ガジェットドローンⅡ型を殲滅してから隊舎に戻るとなのちゃんとティナが話していると言うことでボクがそこに向かうとなのちゃん達が気がついた

 

「聞きました…ソウさんの過去」

「過去に縛られて前にも進めないダメな男の話をか?」

「い、いえ!違います」

 

 ボクがそう言うとティナは慌てて否定していた

 

「冗談。まあ、なんだ。お前達フォワードはとびきりの原石なんだ。無理せず焦らず努力していけば原石は磨かれ必ず宝石になる」

「はい、なのはさんにも同じことを言われました」

「そうか……なら、ボクが言えることは無いな。ボクの原石は最初からくすんでいたからな……おっと、こういう話は無しだ。ボクはもう行くから二人とも長居して風邪引くなよ」

「うん、おやすみなさい、ソウ君」

「はい、分かってます。おやすみなさい……()()()()()

 

 ボクは二人と挨拶を交わしてから隊舎に戻った

 

 

 

続く

 

 




設定変更
原作ではユニゾンデバイスとのユニゾンで使用者が制御出来てるかで見た目が変わるところを今作ではシンクロ率と置き換えてあります。
理由としては無理矢理ユニゾンしていてそれを「制御している」とどうしても思えなかったからです。
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