魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~ 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
公開陳述会当日、昨夜から警備を続けていたボク達、機動六課前線メンバー
今はスバルとイリヤと歩いているがそろそろ中に入る時間になってきた
「スバル、私とソウ隊長はそろそろ中に入るから…」
「イリヤ、ボクもなのちゃんと一緒に入らないと」
ボクとなのちゃんはそれぞれ、ポケットからソードハート・リベレイターとレイジングハートを取り出す
「内部警備の時はデバイスは持ち込めないから、スバル。レイジングハートをお願いしていい?」
「イリヤもリベレイターを頼んだ」
「あ、はい!」
「うん!」
「前線のメンバーでフェイト隊長からも預かっておいてね」
「はい、わかりました!」
「まかせて!」
そして夜は明けてきていよいよ公開意見陳述会が始まろうとしいた
ヴィータSide
会議が始まってから四時間が経過した
もう夕暮れで空が赤く染まっている
ティアナが腕時計を確認しながら……
「開始から四時間ちょっと、中の方もそろそろ終わりね」
「最後まで気を抜かずにしっかりやろう!」
「「はい!」」
「キュクルー!」
「はい!」
スバルが元気な声を上げながらそう言い、エリオとキャロ、イリヤが元気よく「はい!」と答え、フリードも一緒になって鳴く
真面目で結構だな
しかし、いつも六人セットで一緒にいるのに、今は美遊の姿が見えねーな?
リインも気づいたのかフォワード連中に「ギンガと美遊はどこに?」と尋ねる
「あ、2人でしたら北エントランスに報告に行ってくれています」
ミユがイリヤから離れるなんて珍しいな
「ミユは『何か嫌な予感がする』って言ってました。」
「わかった。おまえら、警戒を強めておけ!」
「「「「「はい!!」」」」」
襲撃により、ビルの機能が全て落とされてしまい、ビル内部に閉じ込められたボクとなのちゃん、フェイト
外では戦闘が始まっていた
「会議室や非常口への道は、完全に隔壁ロックされてる」
「うん」
「だな」
なのちゃんの言葉にボクとフェイトが頷く
「中とも連絡がつかない」
「エレベーターも動かないし、外とも通信が繋がらない」
「デバイスも無いから飛んで外のを殲滅なんてことも出来ない」
ボク達、3人がふと見ると、エレベーターの扉をこじ開けようとしている局員達が居た
「フォワード達にはもしものための合流地点は伝えてあるしガジェットなら問題ないと思うよ。私達も、ここでジッとしてるわけにはいかない」
そう言って、なのちゃんがエレベーターの方に行こうとした時…
「きゃぁあああああっ!!」
「うわぁあああああっ!!」
突然悲鳴が聞こえ、ボク達は振り返った
ガシャァァァァァン!!!
その瞬間、もの凄い音と共に窓をぶち破って、人型のガジェットドローンが紛れ込んだ
「なのちゃん、フェイト。コイツらはボクが対処する。先に行ってくれ」
「で、でも!リベレイター無しじゃ!」
人型のガジェットドローン……白式、それから外にもブルーティアーズやラファール・リヴァイブカスタムⅡと言ったボクになじみ深いIS型が見えた範囲で数百はいた
「忘れたのか、なのちゃん?
ボクは杖と昔から戦闘服として使っていたコートを羽織り、雷の斧を振り下ろした
「ボクは魔法使いだ。デバイスが無くても戦える!!だから、なのちゃん達はフォワードと合流して、他のところを頼む」
「……うん、分かった!」
「了解」
ボクはなのちゃんとフェイトにそう言うとなのちゃん達は雷の斧の余波で吹き飛んだエレベーターから下に降りていった
「さあ、ぶっ壊してやる!」
「
白式が割った窓から外に出たボクは、即座に遅延させておいた雷系、最高クラスの火力を持つ【
室内では被害を気にして使わなかったが誰も居ない空なら心置きなく使うことが出来る!
「
広範囲魔法、【
敵が圧倒的な数だろうと【古代魔法】は広範囲魔法が多い分、戦いやすいだけど……
「(歴代でも魔力が少ないボクで果たしてどこまで、1人で抑えられるだろうか……)」
そう、地下書庫で見つけられた範囲だったが、ボクは歴代の中でもかなり魔力が少ない、外部から魔力を取り込めると
「(でも……)」
頭に過るのはなのちゃんの顔、そして、フェイト、はやてや仲間達の顔
「なのちゃんに任せろと言ったんだ。お前ら如きに負ける俺じゃねぇ!!」
ボクは気合いを入れ直して動き出した
続く