魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~ 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「バレット、ファイア!!」
「無駄よ!」
私の魔力弾を防ぐ、クロエ。爆煙に紛れて接近しようとすると、私の目の前にミユが現れた
「ッ…ミユ!」
「……!」
ミユは何も返事をしてくれず、ただ剣を振るってきた
「トライシールド!」
強い青色のバリアがミユの剣を弾き、その間に距離を離した
「ギンガさん、助かりました」
「うん、サポートは任せてイリヤちゃん。何度でも防いであげる!」
「はい!」
後ろで防御魔法を使ってサポートしてくれるギンガさん。安心して動ける!
「って!ギンガさん!避けて!」
ミユがミユのオリジナル魔法エクス・カリバーを放つ動作を視て、ギンガさんに叫んだ
「エクス………カリバー!」
エクス・カリバーの斬撃は私とギンガさんの間を抜け道路を真っ二つにしてしまう
「イリヤちゃん今のは!?」
「ミユのオリジナル魔法のエクス・カリバーです!威力はなのはお姉ちゃんのブレイカーと同等だと思ってください!」
「ブレイカーと同等!?」
なのはお姉ちゃんの必殺の砲撃、スターライトブレイカー。それとデータ上同等のミユのオリジナル魔法、エクス・カリバー。ミユの魔力はお姉ちゃんを上回り、私の最大魔力より少し少ないくらい、最低でも後二発は放てるはずだったよね?
「剣には剣でいくしか無いよね……、ルビー!サファイアとチェンジ!」
≪そんは!?早いですよイリヤさん!≫
≪まあまあ、姉さん落ち着いてください。イリヤさま、セイバーフォルムにてチェンジします≫
自分のデバイス……ルビーとミユのデバイスのサファイアを交換して、杖では無く剣を構える。
バリアジャケットも変化して桜色の服に銀色ブーツ、髪はポニーテールとなっていてミユが使っていたときとは違うような感じだ
「いくよ、サファイア!」
≪はい、イリヤさま≫
私が動くのと同時にミユも動きだし、クロエは動かない
「やあぁ!!」
「……」
中央で接敵して私は剣を振るう、ミユもほぼ同時に剣を振るい、剣と剣が火花を散らす
ミユの瞳からは何も感じることができなかった
「ストライク・エア!」
「ッ!!」
ミユの剣が風を纏い、重みが増した
私は咄嗟に避けたけど、ミユの剣の風で後方に吹き飛ばされた
「イリヤちゃん!」
「あら、余所見してもいいのかしら?」
「ッ!トライシールド!」
私を助けようとするギンガさんをクロエが追撃、咄嗟にシールドを張ってクロエの攻撃を防いだ
「いてて……今のは風の魔力変換?」
≪はい、美遊様は風の魔力変換資質の持ち主です。使用は創造主から禁止されておりました≫
パパから何も聞いてないんですけど!!あの時に話してほしかった!
「でも、パパが禁止していたなら今がミユの本気ってことだよね……それなら!ルビー!サファイア!やるよ!」
≪もう、止めてもダメみたいですね~、わかりました!行きますよ、妹よ!≫
≪はい、姉さん。それから変なテンションはやめてください≫
ルビーとサファイア、姉妹デバイスとして作られた2機のやりとりを軽く聞き流して、ルビーとサファイアを同時展開させる
「フルドライヴ・ツヴァイフォーム!」
ルビーとサファイアが1つの杖に合体して、バリアジャケットも私のとミユのが合わさった少し、チグハグなジャケットになり、背中に蝶のような魔力の羽が形勢された……確か、パパが言っていたけど、リンカーコアは半分近くが封印されていて、フルドライヴは封印を完全カットするから溢れでた魔力を私の負担にならないように体外排出したら、羽のような感じになったみたい
「行くよ!ミユ、クロエ!」
私は地面を蹴って飛翔する
ミユが風の魔力変換をを禁止されていたように、私もお姉ちゃん達が使う飛行魔法を禁止されていた
「オリジナルだけ飛べるなんて卑怯じゃ無い!」
「そう言ってるクロエも奥の手持ってるんでしょ!?さっきから余裕そうだけど!?ディバインシューター・マルチプルショット!」
口喧嘩をする私とクロエ、ミユが呆れ顔していたけど、きっと気のせいだよね?
「この程度で私達2人を落とせると思っていたのかしら?!」
「そんな分けないじゃ無い!ディバインバスター!」
「ロー・アイアス!」
なのはお姉ちゃん直伝のディバインバスター、クロエは地上本部で使った花びらの盾で防いできた
その隙にミユが剣を構えていた
「エクス・カリバー!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
私は無理矢理、ディバインバスターの軌道を変えて、ミユのエクス・カリバーを相殺した
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ…ディバイン・ブレードってところ…かな」
「馬鹿にも限度があるわね。美遊のエクス・カリバーは防御の上からでも堕とせる威力があって回避が間に合わないからって無理矢理、砲撃の軌道を変えるなんてね」
相殺しききるけど、肩で息をする私と、馬鹿にするように言ってくるクロエ
「そうでも無いよ……ギンガさん!」
「チェーンバインド!」
「ッ!!??」
確かにミユのエクス・カリバーは防御の上からでも堕とせる威力があるけど、ギンガさんとの二重防御なら防げたとは思う。それをしなかったのはギンガさんにバインドを使ってもらうため!
「それは!?」
バインドから抜け出そうとしているクロエが私が溜めている魔力を見て、焦りだした
「昔ね、なのはお姉ちゃんが教導隊に所属する前に私とミユがなのはお姉ちゃんに鍛えてもらったの……その時にミユはフェイトお姉ちゃんのプラズマザンバーを教えてもらった……そして、私は!!」
ちょうど良く魔力の集束が終わり、私の最大最強の集束砲撃魔法!!
「行くよ、ミユ!クロエ!なのはお姉ちゃん直伝!全力全開!スターライト・ブレイカー!!」
私が放った桜色の閃光……スターライト・ブレイカーにミユとクロエは飲み込まれた
「痛た……美遊が倒しって言ったみたいだけど、流石にあれは無いわよ」
「ぅ……で、でも!なのはお姉ちゃんが言ってたんだよ!話したいや助けたいはまずは全力全開で打ち倒せって!」
「そんな考え方今すぐやめなさいよ!?貴方たちの保護者は何も言わないわけ!?」
「パパはなのはお姉ちゃんの考え方に賛成してますけど?」
「どうして賛成できるのよ!?」
「パパはお姉ちゃんが大好きだから?」
スターライト・ブレイカーが2人を飲み込んでから確認したら、2人とも気絶してて、少ししたらクロエが目を覚まして、口論になった
「はぁ……もう、いいわよ……私達の負け。約束通り、美遊は帰すわ。ほら、目を覚ましてるのでしょ?」
「………」
クロエに言われると起き上がってきたミユは気まずそうにしていた
「その…イリヤ……ご、」
パチン!
私はミユに謝れる前に引っ叩いた、クロエもギンガさんも本当にするとは思っていなかったのか驚いていて、ミユは涙を流していた
「私もパパもお姉ちゃん達も、それにスバルさんやギンガさん、ティアナさん、キャロやエリオくんも心配したんだよ?クロエのことが気になったのはわかる……けど、さ、一言くらい相談してくれても良かったんじゃ無い?ね、ミユ?」
「ごめん…なさい、心配かけて……ごめんなさい」
私はミユを引っ叩いてから優しく抱きしめる、短い間だったけど、ミユが居ないのは寂しかった
「行こう、ミユ!クロエも!」
「はぁ!?どうして敵だった私も連れて行こうとしてるのよ?それに、どこに行こうとしてるのよ?」
「ゆりかご!パパに会いに!」
そう、2人をパパに会わせないと行けない!2人が会うには最後のチャンスなんだから!
「お兄ちゃんに?どうして……この戦いが終わっても会えるはずだけど……」
「うんん、パパとはこの戦いが終わったら、多分会えない」
「どうして?」
「どうしてよ?」
「イリヤちゃん、どういうこと?」
このことに気がついているフォワードは恐らく私だけ……いや、六課で気がついているのは多分、お姉ちゃん達と私だけかな?
「パパはこの戦いで………
続く