魔法少女リリカルなのは~魔法使いな蒼い死神~   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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鉄槌の騎士と子孫達 後編

 

 

「ぶっ飛べ!」

「は!」

魔法の射手 (サギタ・マギカ) 収束(コンウェルゲンティア) 水の17矢!!(・セリエス・アクアーリス!!)

魔法の射手 連弾雷の17矢!!(サギタ・マギカ セリエス フルグラーリス)

 

 駆動炉に向かう四人の前にガジェットドローンⅠ型が押し寄せるが、ヴィータのグラーフアイゼンの打撃、刹奈の斬撃、ハルカとひなたの炎の矢と光の矢によって次々に破壊されていた

 

「ハルカはソウの師匠だからわかってたけどよ、ひなたも【古代魔法(エンシェント・スペル)】使いなのか?」

「うん!ハルとエヴァちゃんに教わったんだ!」

「ひなたは病弱なのですが、どうしてもってせがまれて…仕方なく」

「その割にしっかり教えてましたよね?」

「教えるならきっちり教えなさいとお婆様から謂われてます」

 

 急ぎながらも余裕を見せる四人

あと少しで駆動炉と言うところで刹奈が足を止めた

 

「刹奈?」

「どーした、刹奈?」

「いえ、駆動炉前にしては不自然な程に静かなもので」

 

 ゆりかごの動力である駆動炉、防衛必須なはずのそこには不気味に静かだった

 

「ッ!あぶない!」

「おい!なに……」

 

 何かに気がついた刹奈は咄嗟にヴィータを押し飛ばした

押し飛ばされたヴィータが文句を言おうとすると、腹部を何かに刺され血を流す刹奈が目に入った

 

「ッ!はぁ!!」

 

 突き刺された状態で剣を振るう刹奈、加減無しの一撃は[それ]を捉えて真っ二つにした

 

「コイツ!」

 

 ヴィータは真っ二つになった機械を見て怒りをあらわにした

 

「ヴィータさん……これを知っているのですか?」

「ああ!コイツはなのはに歩けなくな可能性もある大怪我負わせた奴だ!!」

「「「!!!???」」」

 

 ヴィータがそう言うと、3人は目の色を変え真っ二つになった機械を見ていると、駆動炉に続く道から金属が擦れる音がし、警戒すると真っ二つになった機械…後にガジェットドローンⅤ型と呼ばれる機械群が山のように現れた

 

「ハルカさん、ひなたさん、殲滅しますよ」

「ええ、勿論です」

「私達の前にでてきたことを後悔させるよ!」

 

 獲物を見つけた時のなのはと……後にヴィータがこの時の3人をそう話し、なのはに怒られるのは別の話

 

「〝ハルカナルバンショウヲ・ラストコード・ラストスキル〟」

「〝ココロニヒナタヲ・ステラスキル・マギステル〟」

 

「雷の精霊1001柱

魔法の射手 連弾雷の1001矢 (サギタ・マギカ・セリエス・フルグラーリス)!!」

「火の精霊1001柱

魔法の射手 連弾火の1001矢 (サギタ・マギカ・セリエス・イグニス)!!」

 

 千乗にもなる雷の矢、火の矢がガジェットドローンⅤ型を破壊していくが、魔法耐性が高いためか仕留めきれないガジェットもいた

 

adeat(アデアット)

 

 刹奈が懐から1枚のカードを取り取り出し唱える

唱えて直ぐにカードから二本の刀が現れ、刹奈の両手に収まる

 

「神明流奥義……」

 

 鞘から抜かれた2本の刀の剣先に電気エネルギーが帯電し……

 

雷光剣(らいこうけん)・弐の太刀!」

 

 振り下ろすと、帯電していた電気が広がりガジェットドローンⅤ型を次々に破壊していく、駆動炉から増援として来ていたガジェット達も連鎖爆発の用に破壊されていった

 

「義妹を傷付けた代償は高くつくぞ?」

 

 先程までの刹奈と雰囲気が変わり、ガジェットドローンⅤ型に明確な殺意を放っていた

 

「こぇーな……」

 

 この時の刹奈をヴィータは「ソウを悪く言われた時のなのは」と本人の前で口にしてしまい、何度かバスターの練習台にされていたのは別のお話

 

 

 

 

 

 

 

 

 少し遡りゆりかごの外では

 

「第1、第3下がって下さい!ストレア!」

「分かってるよー!」

 

 エース級のなのはとヴィータが抜け、指揮で戦線を保っていたソウが居なくなったため、少しずつだが戦線が崩壊してきていた

 

「(アカン…ソウ君がなんとか戦線を維持してくれていたのに、ソウ君が抜けてまた崩壊し始めた……ユイちゃんとストレアのおかげでゆっくりやけど……なんか手を打たんとマズい!)」

「子鴉!!どけ!」

「ッ!!お、王様!?」

 

 はやては怒声を聞き振り向くとそこには、はやてを銀髪にし白黒のバリアジャケットを黒く染めたバリアジャケットを着た少女だった

 

「打ち砕け、アロンダイト!!」

 

 杖から放たれた砲撃は管理局員には当たらず、ガジェットドローンのみを破壊する

 

「王様、どうしてここにいるん?」

「雪姫とやらが来てな。子鴉達がピンチと聞いて来てやったまでよ」

「雪姫さんが……?」

 

 はやてはソウとなのはの結婚式に呼ばれた雪姫と会っては居たがここまでする理由が見つからなかった

 

「それに来たのは我だけでは無いぞ?」

「それって……」

 

 王様……ディアーチェと話しているとガジェットが一気に落とされる音がし、はやてが振り向くとまだ小さい頃のフェイトによく似た少女が無双劇を繰り広げていた

 

「ディアーチェが話してる間に沢山壊したよ~、あっはやてだ~ヤッホー」

「レヴィまで?なら、シュテルも?」

「彼奴はスカリエッティ?のアジトに向かわせた、こちらは我とレヴィ、それに彼奴らが居れば十分だろうからな」

 

 彼奴ら?と考えるはやてだったが、局員の歓喜の声を聞きそちらを向くと数人の女性の姿があった

 

「あれは、雪姫さんに刹奈さん?」

 

 女性達の中には少し前に見たことがあった顔があった、ソウの師匠の雪姫と刹奈だ

 

「怪我人はうちの所に来てな~、回復させるで~」

 

 お気楽に聞こえる声…はやては昔、ソウに聞いていた、回復のレベルを超えた再生すらさせる【古代魔法(エンシェント・スペル)】の使い手の末裔で刹奈と主従関係の近衛木乃葉

彼女はあっという間に怪我をした局員達を癒やしていく

 

「我達が使う物とは違うみたいだな」

「そや、【古代魔法(エンシェント・スペル)】…ソウ君が使う魔法と同系統の魔法なんよ」

「ソウの魔法には手こずったよね!!」

 

 昔の事件でソウの魔法に苦しめられた二人は冷や汗をかいていた

 

「心強い助っ人が来たんや!みんな、踏ん張り所やで!ユイちゃん、指揮任せるよ!」

【はい!!】

「はい、任せて下さい!」

 

 はやてはゆりかご外の戦闘は勝ちだと確信し、先に突入したなのは達3人や他の戦域を心配しているのだった

 

続く




アニメStSの違いとしてガジェットドローンの数は50倍、1~3型に含めISの1年生専用機持ちのIS再現型が投下
ユイやストレアが居ても物量はすごいので子孫達と映画版のディアーチェとレヴィ、シュテルを参戦
一人一人がエース級なので過剰戦力ですが、まあなんとかなる

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