戦国タイムスリップ   作:真田武士

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凪宮蓮と少女が出会う話です。


第1話「仕官先」

ここは何処だろう。空気が美味しくて、とても心地よい感覚がそこにはあった。生きている。私は生きている。あの時…

 

「ッつ…思い出すべきではなかったわね」

 

今はやめておこう。さてと、確か仕官しに行けとの話だったわね。

桶狭間の戦い…か。

織田と今川の戦い。上洛しようとしていた今川が敗北するって授業で習ったけど…

私は困惑する。ただ戦国武将の協力をするだけじゃない。化け物なんて何処にもいないじゃない。

 

「はぁ、まぁこの道でも歩いていこうかしら」

 

周りを見渡すと丘になっており、その奥を見ると村がある。ここに行くしかないだろう。

 

「はぁ、ダルいなぁ」

 

テクテクと私は歩み始めた。

 

 

 

うーんいい天気だ。俺はそんなことを思いながら、とある村へ行っている。森の中で出会った旅人に教えてもらった村だ。そこで織田家が兵を集めているらしい。行かない訳がない。

ただ仕官できるかなぁ…

そう、塾考していると声を掛けられた。

 

「おい、お主も皐月村に行くのか?某は赤星雪之丞。剣豪でござる。お主の名も教えてくれ」

 

声を掛けられた方向を向くと、大柄の男が立っていた。身長は190はあるだろう。顔には何処かで見たことがある十字傷があり、なかなかの貫禄がある。この人絶対強い。

 

「俺は凪宮蓮。訳あってここにいる。身分は…農民ってところだ。出世を目指して、織田家に仕えようとしている」

 

「凪宮殿か。ガハハハよろしゅうお頼み申す。にしても不思議な格好よのぉ」

 

高校生じゃ伝わらないだろうから、農民ってことにしておこう。雪之丞さんを見ると、自分の着ている制服に興味があるらしい。ガハハハって絶対豪快な人だ。ていうか皐月村って言うんだ。

 

「ああ、これか、石油とか使っているよ」

 

「せきゆ?不思議なこと話すのぉ」

 

アクセントが全く違う。まぁ話しても意味がないか。が、そんなことはどうでもいい。雪之丞さんがなぜここにいるのか聞いてみよう。

 

「雪之丞さんはなぜ皐月村に?」

 

「某か?まぁ、訳があるのじゃこっちも。まぁいつか話そうぞ。それはそうと、雪之丞で構わぬ」

 

もしかしたら皐月村に行くほとんどの人達は、訳ある人がほとんどなんだろう。深追いするのは良くない。

こうして俺は、剣豪の雪之丞と皐月村に行くことになった。旅は道連れって言うしな。それに、かなりいい人だし。

色々な話をして見ると、自分の言葉が難しいらしく。度々頭に?を浮かべているような感じだ。うーん会話が成り立たないのは困るから、昔の人っぽく喋った方が良さそうだ。

そんな会話をしている森を抜け、村に着いたようだ。

村は賑やかで商売の声が聞こえ、通行人のざわめきや、走り回る子供達がいる。ああ、いいなこの感じ。平和そのものだ。しばらく歩きまわっていると。織田家に仕官したいものはおらぬか〜。

との声が聞こえる。俺は雪之丞と目を合わすととっさに、

 

「ここにおる。赤星雪之丞ここに見参。織田家に仕官いたしたい。」

 

「そして俺は凪宮蓮。農民だ。出世を目指してここまで来た。」

 

「ほおー元気な奴らが来た。しかしすまぬが、3人で1組でのぉ」

 

3人で1組。聞いていない話だ。このままでは、織田家に仕官できない。雪之丞と顔見合わせる。

 

「どうする蓮殿。お主2組って言ってなかったか?」

 

「言ってないわ。てか本当にどうしよう」

 

そう焦っていると現代で見慣れた服装を見る。制服だ。高校生だ。

絶対あっている。タイムスリップした人だ。

俺は嬉しくなりとっさに声をかける。

 

「おい、お前。助けてくれ。一緒に織田家に仕えてくれ」

 

 

 

私は森を抜け、しばらく村を歩き回っていると、声を掛けられた。一緒に仕官。織田家…

 

「分かったわ。その格好を見ると、あなたは私と同じ現代にいた人ね。よろしく頼むわ」

 

やったこれでついに。

やっとだわ。

これで、織田家に仕官できる!

 




ほとんど執筆できなかった。今年一年間でした。来年もよろしくお願いします。誤字脱字あればよろしくお願いします。
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