Fate/GhostOrder   作:葵・Rain

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 投稿遅れてしまいすみません( ノ;_ _)ノ
 平成最後の投稿です。では、どうぞ!


EPISODE3 未来/Future

 Side藤丸海月

 地鎮さんとマシュと別れた俺たちはローマを目指して歩いていた。その道中は敵が現れたり、誤解されながらも無事辿りつくことができた。

 

「ここがローマ!」

『無事に到着したみたいだね。さて、ここで軽く古代ローマのことを説明しようか。

 西暦60年、当時納めていたのはネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス。ローマ帝国第五代皇帝さ。暴君と名高い彼だけど、実のところ政治の手腕は中々のものだった。さらに文明の発展にもおおいに名を残している。海月も知っているコンクリートもこの時代に作られたものなんだ』

「へえー。とりあえず、情報取集しよう」

 

 二手に別れ、十二時になったら門で集合することになった。俺は武蔵ちゃんと行くことになった。エミヤは一人で行くと言って消えた。

 市場で聞き込みをしているけど、活気がすごいな。

 

「ほんとすごいわね!江戸よりも活気があるわね!」

「そうなの?」

「ええ、どちらも栄えていたけどやっぱり熱さが違うわね」

 

 離れた場所から喧噪がした。俺たちはそこへ向かった。向かうと五人組が果物店の店主を殴り飛ばしていた。俺はすぐさま飛び出していた。

 

「あ、マスター⁉」

「オーラー!!」

 

 その五人組の一人を殴り飛ばしていた。

 俺自身も何もしていなかったわけじゃない。ろくに魔術を使えない俺ができたことは、ただ鍛えるだけだった。そのおかげか、一人は気絶した。

 その後ろから殴ってきたかわすのと同時に横蹴りで首を狙い転倒させる。

 

「よくもやってくれたなあんちゃん!」

 

 剣を抜いた男は俺を斬りにかかってきた。距離はあったし避けれるとおもった。しかし武蔵ちゃんが刀の鞘で止めた。

 

「まったくマスターの君が先に出てどうするの⁉」

「ご、ごめん!だけど」

「まあ、わからないわけじゃ、ないからね!」

 

 押し返して、のど元を鞘で刺突し、悶絶しているうちに首を落とし気絶させた。

 残る二人は形勢不利と感じたのか逃げようとした時、何かぶつかった。

 

「いてぇ……な」

「何が痛いって?」

 

 赤髪のバンダナを着けた一人の男だった。高身長に世間一般に見てもイケメンの部類に入るだろう。だけど、その顔立ちは俺たち(日本人)と同じだった。

 

 男は逃げようとした二人を持ち上げて、地面に叩き付けた。

 動かなくなった五人組を拘束した。

 

「お前さんガッツあるな」

「ありがとうございます。俺は藤丸海月、彼女は武蔵ちゃん」

「よろしくね!えっと……」

「俺は弾。そうだ!せっかくだ俺の家がここからすぐすばにある。来てくれ!」

 

 俺たちは弾さんの案内の元付いてきたのだが、なんていうか城に入っていったんだが⁉

 ついた場所はこの時代にあった作りの内装。調度品があるぐらいでどちらかというと奥の調理場が大きい。

 

「さて、君たちは聞きたいことがありそうだね。それについては俺もわからない。俺が言えることは一つこことは違う時間軸つまり未来からだ」

「へ?」

『ちょ、ちょっと待って!それはおかしいことだ!』

「ん誰だお前?」

「ドクターロマンって言うんだ。それよりも未来どころか俺たちの世界は今も消滅寸前ですよ」

「消滅寸前?……そういうことか。どうやら俺たちは違う世界から来たようだ」

「違う世界?」

『違う世界だって!……それならありえる。だけど確証がない』

「よし!なら情報の共有を図ろうか」

 

 まとめたものがこれだ。

 

 弾さんの世界。

 一、世界がアラガミという生物が闊歩している。

 二、弾さんはゴットイーターというアラガミを狩る専門家。

 三、世界の危機が二回おとずれていた。

 

 消滅寸前だけど世界が二回滅びかけたのにそれを回避しているのもすごすぎでしょう!

 

「なるほど、人理の危機ね。俺の世界もだけどそちらもやばいね」

『そうなんだよ。じゃ本題に入りたいんだけどいいかな?』

「ああ」

 

 この時代のことを話しはじめた。

 

 一、この世界にはローマが二つある。一つはネロ帝が治めるローマ帝国。もう一つは突如現れた連合ローマ帝国。

 二、連合ローマ帝国はローマ帝国を攻め始めた。

 三、連合ローマ帝国には神祖がいる。

 

「お前らのことはネロには異国の戦士と指揮官と伝えておく」

「ありがとうございます」

「よーし、とりあえず焔、氷華手伝ってくれ!」

「「わかったわ/はーい」」

 

 別の部屋から二人の少女が現れた。

 

「紹介するよ赤い髪の子は焔、青い髪の子は氷華。二人とも挨拶しろ」

「わかっているわよ。こんにちは五反田焔です。バカ兄の義妹の片割れです。よろしくします」

「ご、五反田氷華、で、ですぅ」

「よろしくね焔ちゃん氷華ちゃん」

 

 焔ちゃんの後ろに隠れる氷華ちゃん。かわいらしい子だねと武蔵ちゃんのほうに顔を向けるとだらしない顔をしていて驚いた。

 

「藤丸たちはそこで休んでいて」

「はい」

 

 二人を連れて奥の部屋に入っていた。

 部屋でごろごろ過ごしているとロマンから連絡がきた。

 

『地鎮さんとマシュが到着したよ』

「わかりました」

「ん、それじゃ五反田くん私たち連れを連れてくるから」

「おう!気をつけてな」

 

 俺たちは地鎮さんとマシュを見つけにいった。

 門に着くころ門の外から喧騒が響いた。そこへ向かうとローマ帝国兵と地鎮さんにマシュ。向かいにはゾンビとゴーレム、それにローマ連合兵がにらみ合っていた。

 

「マスター⁉」

「エミヤ!」

「指示を!」

「ああ!」

 

 民衆の中から飛び上がって敵陣へ剣先を向ける武蔵ちゃん。塀の上に立ち弓を構えるエミヤ。ガンガンセイバーを構える地鎮さん。地鎮さんの前に盾を構えるマシュ。いつでも駈け出せる準備をしているランサー。

 ローマ連合兵の隊長が号令をかけ、こちらに向かってきた。

 

「マテェェェイ!!」

 

 少女の声が響いた。俺は後ろを振り向くとそこにいたのは赤いドレスを身に纏った金髪の少女だった。

 彼女の登場に進行していた連合国兵が動きを止めた。周りにいた兵や市民は声を高らかにあげ喜んでいた。

 当然その状況についていけない俺たちは困惑していた。

 

「うむ!皆のものここは危険だ。私と兵たちに任せて避難しておれ」

 

 市民たちは彼女の一声のみで門から避難した。

 

「では行くぞ異国の者たちよ!ダンから話を聞いておるから安心しておれ!」

 

 彼女は手に持つ芸術性のある剣を持ち、連合国兵に斬りにかかった。

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