バカとテストと召喚獣 -史上最弱の召喚獣は料理人!?-   作:天海 ヒロト

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第二話 因果

修二「あ、あのアホ着きやがったぞ」

 

雄二「どうした、いつも通り目覚ましセットしてなかったか?」

 

......明久ならやりかねんな

 

明久「な、なんとか間に合った...」

 

修二「おはよう明久。目覚ましのつけ忘れか?」

 

明久「違うよ!!しっかりかけたのに時計が壊れてたんだよ!!」

 

.....やっぱりアホだな。コイツ。

 

雄二「アホだなお前。」

 

雄二はきっぱり言い切ったな...

 

 

 

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今日はクラス分けの日ともあってHRをするだけで解散だった。俺たちは屋上に行き、弁当を陳列してその隅の一角に座り込む

 

雄二「さて、飯だ飯。これ食ったら自分の昼飯なんて作る気なくなるからな...」

 

そう言い雄二は俺が渡した弁当を貪る...

 

修二「そうか?俺は雄二の自炊もいいレベルだと思うぜ?」

 

俺もご飯をかき込む。

 

明久「本当に二人とも料理上手いよね」

 

康太「...(コクコク」

 

料理が上手いのは全員ではあるが、それでも極めて上手いのは俺と雄二だ。それだけは自分でも言い切れる。

 

修二「まぁ、お前らも料理は出来るじゃねぇか。」

 

そう言いきんぴらごぼうを口に運ぶ。味は俺好みの辛口。もちろん美味しい。

 

秀吉「お主ら、そんなことろにいたのか」

 

部活動のミーティングが終わったのか秀吉が屋上に上がってきた。

 

明久「お疲れ〜秀吉」

 

修二「そら、これがお前のだ」

 

俺は分けておいた弁当を差し出す...前に弁当についている紐を引き抜く。

 

秀吉「毎回すまぬ。わしだけ高いものにしてもらって」

 

温まり出した弁当を見て秀吉が申し訳なさそうに言う

 

修二「いいんだよ、このぐらい。しっかり学園からの支援金から賄えてる訳だしな...それに、ムッツリーニ」

 

ムッツリーニ...彼の方に目をやると——

 

康太「...(コク 昨年の売上を見た学園側が今年から正式に販売許可が下りた.....そして」

 

不意に言葉を切るムッツリーニ...

 

明久「どうしたの?ムッツリーニ...ってうわぁ!!」

 

 

——下から突如ドドドドッ...大きな音がした

 

 

——その刹那ドアが開かれ、大勢が一斉に飛び出してきた

 

明久「えっ、なにこれは...」

 

雄二「これだけ美味いんだからそりゃ、こうなるだろ。」

 

康太「コクコク」

 

秀吉「いやぁ、これは繁盛しておるの〜」

 

修二「はい、いらっしゃい!しっかり並んで。500円用意しとけよ〜!」

 

——その後大量に作ってあったはずの弁当はふたつを残し綺麗に消えた

 

 

 

 

修二「そろそろ来る頃かな」

 

その声のあとすぐ、表れたのは

 

明久「げっ、鉄人!?」

 

西村「誰が鉄人だ。(ゴスッ」

 

修二「いや...その身体が鉄人と呼ばれる理由じゃないですか?」

 

西村「まぁ、別に身体のことで呼ぶなら構わん。だが、こいつのは明らかに蔑称だ。」

 

明久に対する負の信頼性は揺るぐことが無いようだ。

 

修二「そんじゃぁ、いつものです。1000円になります」

 

西村「あぁ、毎回助かる」

 

修二「いえいえ、元はと言えば先生の口コミのおかげですから」

 

鉄人、西村先生は姿を消した

 

修二「さて、俺はそろそろ帰るから、後始末はしっかりしとけよ?」

 

修二も姿を消した。

 

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ー修二sideー

 

下校中とある所から電話がかかってきた

 

修二「はい、もしもし華月ですが...」

 

??「申し訳ない修二、突然で悪いが手伝ってはくれないか?」

 

声の主は忘れもしない...一昨年まで同じ中学にいた——

 

修二「蓮か、どうした?」

 

雨宮蓮である。

 

蓮「今そっちの方に来てる。座標を教えるから来てくれないか?」

 

修二「おう、わかった」

 

電話を切った後ダッシュで座標の方へ向かった

 

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修二「ハァ...ハァ...ハァ.....」

 

座標の元には

 

喫茶店『ルブラン』

 

と、書かれていた...いつからあいつは喫茶店を開くようになったのだ?

 

意味もわからず扉を開けると

 

??「いらっしゃい」

 

蓮の声とは全く違う渋い声が聞こえてきたその隣には——

 

蓮「いらっしゃい」

 

蓮が、エプロン姿でコーヒー豆を炒っていた。

 

修二「久しぶりだな、蓮。一年ぶりか?」

 

そう言うと店主は

 

??「お前が言ってたのはコイツなのか?」

...どうやら店主に俺の存在を伝えていたようだ

 

修二「初めまして。蓮の親友の華月修二です。よろしくお願いします」

 

??「俺は佐倉惣治郎だ。よろしくな」

 

惣治郎さんはそう言うと

 

佐倉「そら、これでも食ってけ。」

 

カレーを出してくれた...鼻腔を抜ける香りは何とも食欲をそそる物だった

 

修二「ありがとうございます、いただきます。」

 

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俺がカレーを食べて、店主も連に任せたと言って外に出た後俺は——

 

修二「そういや、蓮。要件ってなんだ」

 

蓮「修二、お前...ペルソナって知ってるか?」

 

ペル.....ソナ?その時とある人の話が頭をよぎった

 

??『僕が桐条グループにいる理由はペルソナで美鶴先輩と関わっていたからだよ』

 

修二「...まぁな。知り合い...桐条グループのとある人がペルソナ使いだったっていうことは聞いたことがある。」

 

蓮「...信じてくれるか?」

 

修二「お前のことを疑った日、あったか?」

 

蓮「安心した。」

 

修二「んで、そのペルソナがどうした。」

 

蓮「ペルソナというものは、もうひとつの自分。展開するのに精神を消費する。その精神を回復させるためには特定フィールド内で食糧を摂取する必要がある」

 

修二「...なるほど、つまりは俺がそれを作ればいいんだな」

 

蓮「察しが早くて助かる」

 

だが...材料費がとても気になるな...

 

蓮「材料費なら、気にしないでくれ。材料はこっちで用意する。」

 

修二「話が早くて助かる」

 

蓮「本題はもうひとつある」

 

修二「...なんだ?」

 

蓮「.....」

 

蓮にしては珍しく言葉を濁らせている

 

修二「どうした?遠慮なく言ってくれよ?」

 

蓮「わかった。修二...何故俺がここに来てるか分かるか?」

 

...何故来たのか??

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