聖騎士(?)の集団だけど……
衝撃的な出会い(物理)をはたした俺とカルデア一行
ええ、思い出しましたとも。
前世で友人がやってたフェイト……ぐ、グラウンド……オーダーだっけ?いやグランドかグラウンドじゃあ運動場になっちゃう。
Fateの新作ゲーム……いやアプリか……の話なんだろこれ。
ちょっとホームページは見た事あったからプレイヤーっていうか主人公の顔は覚えてる。
俺が会ったのは女性主人公の方だ。
ぐだ子というらしい……変な名前だ。いやニックネームなのかな?
でも肝心な内容を俺プレイしていないから知らないんだよな~
Fateって初代のなんか剣が無限に出てくるのアニメで見たぐらいだし。
あっでもPSPの方でCMは見たな。赤いセイバー……あれ別人なんだっけ?
友人も俺におススメしてきたけどあんまりそういうの趣味じゃなくてなー
ぶっちゃけやっとけばよかったと後悔しています。
いやーデジモンやポ〇モンの方が性にあうっていうか。血なまぐさいのが少し苦手というか……
いやもうそういう世界で逃げられないからそこらへんは諦めているんだけど。
「どうした坊主、トイレか?」
「いや、なんでもないよ。少し考え事。」
そういえばこの人、キャスターはクー・フーリンなんだよなぁ
槍持っている時より落ち着いてるって感じはする。なんとなくだけど……
まあ槍はない方がいいよね!ランサーは死んだ!この人でなし!!って叫ばなくていいし。
あれは面白かった。この人は覚えてるのかな?何べんも死んでたけど。
「……坊主。」
「っはい!」
「世の中には知らない方がいいこともあるんだぜ。」
「は、はい!」
やっべ考えてることバレた!?
「どうしたんですかキャスター?」
「いや、ただ坊主が失礼なこと考えてるなあと思っただけだ。」
えー、そんなことないよー
「坊主……お前考えてることが顔に出てんだよ。気を付けな。」
え゛え゛ まじか!気を付けよ!
「着いたぜ、この洞窟の先が大聖杯だ。」
「天然の洞窟なのかな?これは」
「そのように見えますが、これも元から冬木の街にあったものでうか?」
「そうね、これは半分天然で、半分は人工よ。魔術師が長い年月をかけて拡げた地下工房。それより、キャスタークー・フーリン。大事なことを確認していなかったのだけど。セイバー正体はわかってるんでしょうね。その口ぶりだと何回か戦っているようだけど。」
「ああ、知っている。ヤツの宝具を食らえば誰だってわかるさ。俺以外が皆簡単に倒されたのもその宝具があまりにも強力だったからだ。」
「強力な宝具……それはいったい?」
「王を選定する岩の剣のふた振り目。おそらく世界で最も有名な聖剣。その名は……」
ああ、あれだエクスキャリ……
「
ニアミス!カリバーだった!
てかこの声は!!
「アーチャーのサーヴァント……!!」
正義の味方のお母ん!じゃない……エミヤじゃないですか。ちょっと雰囲気暗いけど。我らの子供時代における中二病生産者!
ちょっと感動……してる場合じゃないなあ……なんだかピリピリしてるし。
「言ってるそばから登場かよ信奉者さんよ。相変わらず気に食わない野郎だ。いいぜ誰からアレを守ってるのかは知らねえが、ここいらで決着を付けようや!!」
「……ふん。信奉者になったつもりはない。まあしつけのなっていない犬を追い返すぐらいはするさ。」
あ……
「「「あ……」」」
『あ……』
「……今……犬と言ったか?」
「魔術師になって少しは頭がよくなったと思っていたが、頭に血が上りやすいのは変わらんようだ。子供まで連れてきて……保育士にでもクラス替えかね?得体が知れない者なのはわかるが……」
「っは!言ってろ!!嬢ちゃんたち先に行きな!セイバーはその先だ!」
「行かせるとでも。」
「行かせるんだよ!」
そういうとキャスターは杖を地面に叩きつける。
コーン……という音ともに地面に刻まれるFのような見た目のルーン文字
刻まれたルーン文字はすぐさまその効果を発揮し、アーチャー目掛けて炎が走る。
それを軽々くアーチャーはかわしてみせるが、その隙を付いて俺たちは奥へと進む。
一見無防備な突入に見えるが、構えているのはケルト神話の大英雄。キャスターの身でありながら3騎のサーヴァントを撃破してみせたのは伊達ではない。
アーチャーが妨害に放った剣の矢を燃やしてみせる。
こうして俺たちは最深部に突入したのだ。
****
『あれがサーヴァント……英霊の力か。僕たちでも苦戦する強さを感じるよ』
うお!なんだよ急に、さっきまでだんまりしてたのにいきなりなんだアルフォースブイドラモン。
『いや、君が飛んだ時の力加減のできなさに少し調整をしていたんだよ。あれだけ調整したのに特攻みたいな飛び方するから。』
仕方ないだろ!初めて飛んだんだぞ、俺は人間なんだから飛び方なんて知ってるわけないだろ!
『別にそれなら飛ばなくてもよかったんじゃあ……僕の力はそのままでも十分速いんだよ。』
そうなの!?
『鎧が軽くて翼があるだけじゃあ最速は名乗れないよ。それよりこの先すごい力を感じる。覚悟はいいかい?』
覚悟なんてしてる暇なんかないよ!!いつも覚悟なんてする前に事態が変わるんだから!!
『……そういうこともあるさ。だけど気を付けて、今度ばかりはヘマすると死んでしまうよ。』
やーめーてー、不安になるだけだから!!
「なにこれ!?」
うわ~、なんかすっごい禍々しいというか、毒々しいというか。
汚染されてるんだっけ?この大聖杯……
「……超抜級の魔術炉心じゃない……これが大聖杯。なんでこんなものが……こんな極東の島国にあるのよ!」
「ほう。面白いサーヴァントと……不思議な奴だ魔力は感じないのに力は確かに感じる。」
黒い……黒いです。ハンバーガーは手元にないな~なんて……怖ぇ~、めっちゃ禍々しいオーラ纏ってるよ!
いや~セイバーは青はいいなあ。安心するし。
『ぼーっとしてる場合じゃないよ。あれは紛れもない強敵だ!』
わかってるよ。
-install-
「Vブレスレット」
アルフォースブイドラモンの持つブレスレットが俺の両腕に上書きされ現れる。
そして俺の武装展開と共にマシュや所長が構える
「楯……それと腕輪か。構えるがいい、名も知れぬ娘と竜の子よ。その守りが真実であり、竜の因子が本物かどうか、この剣で確かめてやろう!」
セイバーが走る……いや、あれはロケットだ。魔力を噴射しその勢いで跳んでいる。
その勢いからくる一撃は!
ガィン!
マシュの楯に防がれる!
しかし衝撃が周囲に拡散し土埃が宙を舞う。
それに一撃ではない。何度も何度もその一撃をマシュの楯に叩きつける。
おかげで手が出せない。というか出したくない!結構な大きさな岩までこっちまで飛んでくる。
所長はぐだ子をルーン魔術の楯で防いでいるけどあれだけの質量の岩は防げそうにないのでVブレスレットから伸びるアルフォースセイバーで切り落とす。
うん、だいぶ使いやすい。剣の重さに振り回されるけど岩を縦に真っ二つぐらいはできる。
セイバーってすごいんだね俺の剣よりでかくて重い剣をあんなに簡単に振り回して……
「どうした前に出ては……来ないのか!!」
マシュが耐えきれずに吹き飛ばされる。
マズイ!!だいぶボロボロだ!
『いつまでも様子見はできないよ。いい加減覚悟を決めないと。』
わかってるよ、でも……あれと対峙するの?
無理っしょ普通……
『君はもう普通じゃないじゃないか。』
「マシュ!!」
「下がりなさい、駆け付けたって足手まといよ!」
「でもマシュが!」
「覚悟を決めなさい!」
覚悟……うー!!
「ほう、今度はお前か竜の子。精々足掻いて見せよ!」
マシュの前に立ち、セイバーを睨みつける。
でもやっぱり怖いもので……さっきから足が震えている。
「震えているのか?まるで生まれたての小鹿だな。死にたくないのなら下がるといい。私はそれぐらいは許す。」
でもそれだと世界は救えない。デジタルワールドはなかったことになり、俺に託していったデジモンも神様も消える。
それはダメだ。
怖いけど、勇気を振り絞れ!前を向け!これを乗り越えねば明日はない!
-install-
-オーバーライト-
「おぉおお!!」
がむしゃらにアルフォースセイバーを振り回す。そこに技術はなくそれ故にセイバーにダメージを与えることはかなわない。
だがセイバーは攻勢にでない……いや出れない。
今の俺の一撃一撃はすでにセイバーのそれを超えた攻撃力を持つ。
オーバーライト……それはアルフォースブイドラモンの系列、つまり古代種の持つ力。感情の高まりをそのまま力に変える能力。
それは最大限発揮すれば成熟期レベルのデジモンが完全体を、完全体レベルのデジモンが使えば究極体ですら容易に仕留めれる力。
今の俺の一撃はもはや大英雄の一撃に匹敵する。それがアルフォースブイドラモンの素早さを以て振るわれる。
それをセイバーは卓越された技術と直感を以て防いでいる。
生きる!生きる!生きる!
そんな強い想いが俺を突き動かす。
「ふむ、なるほど……感情の高まりがお前を突き動かすか……だが!」
セイバーが唐突に剣を地面に刺す。
何をする気だ?
そう疑問に覚えた瞬間
パン!
瞬間目の前が真っ白になる。
なんだなにが起きた!?
「この国にはこの動きをこう表現するそうだな……ねこだまし、と。」
斬!
俺がひるんだその瞬間に下からせまる剣戟を防ぐ手は……俺にはなかった。
「感情に任せた攻撃は……こう対処すればいい。」
セイバーの
と
ホーリーエンジェモンのエクスキャリバー
名前が似ているのでよく作者は間違えます。
まあ、よの中にはエクスカリパーなるものあるそうですが……
次回、主人公の命運は如何に!?