とある火影の転生録   作:ぼんてん

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少しキャラ崩壊してます。


猿飛アスマ

僕とナルトが5歳になってから、数日が経ったころ、僕とナルトは火影の執務室に呼ばれた。ナルトと一緒に執務室に向かうと、そこには机に何かの書類を広げて火影用の椅子に座っているおじいちゃんがいた。

 

「じいちゃん、来たってばよ!」

 

「話というのは?」

 

「うむ。実はの・・・シュンとナルトには来年の4月からアカデミーに通ってもらおうと思っているんじゃ」

 

「「本当(マジで)!?」」

 

「本当じゃ。2人には同年代の子供と同じ学び舎で、勉強をしたり思い出を作ったりしてほしいんじゃ」

 

「ありがとう!やったね!ナルト」

 

「うんうん!オレってばさ、頑張っちゃうもんね!」

 

「決まりじゃな!後日必要な物を渡すからの」

 

「わかったよ」

 

「ありがとう、じいちゃん!」

 

「うむ。話は以上じゃ。・・・シュンにはこの後話したいことがあるから残ってくれ」

 

「ん!じゃあ、また後でね、ナルト」

 

「おう、わかったってばよ」

 

おじいちゃんはナルトが出て行ったのを確認してから話し始めた。

 

 

 

 

 

「シュンよ、アカデミーでは今まで経験したことがないことを経験できる。シュンも慣れない環境で大変だとは思うが、ナルトを気にかけてやってくれ。アカデミーで生活する上でナルトが困ることが多々あると思う。そういう時にはナルトの支えになってくれんかの?」

 

「大丈夫だよおじいちゃん!ナルトが困ってたらどんな時でも力になるから」

 

「うむ、良い返事じゃ」

 

「それで他には・・・?」

 

「うむ・・・、いや何でもない。下がってよいぞ」

 

「では、失礼します」

 

そう言って僕が火影の執務室から退室した。

 

 

 

 

 

(どこかあやつに似ているのお・・・)

 

シュンはミナトとは違い、髪は黒色で目の色もあやつより濃い青色をしている。しかし、ナルトのことに関して話をしていたあの時のシュンはどこかミナトの雰囲気に似ていた。

 

(まあ、そんなことはあるわけないがの)

 

わしは、そう結論付けてシュンの後ろ姿を見送った。

 

 

 

 

 

時は流れ4月・・・僕とナルトはアカデミーに入学した。何故かすこし懐かしい感じがして、ナルトみたいにソワソワすることはなかった。入学式の挨拶をするおじいちゃんはとても格好良かった。アカデミーの教室はとても広かった。掲示板に張り出されている紙によると3年生になるまでは、2クラスに分かれるみたいだ。残念ながら、僕とナルトは別々のクラスになってしまった。

 

「シュンと同じクラスが良かったってばよ・・・」

 

「ははは・・・まあしょうがないよ。行きと帰りは一緒だから・・・ね?」

 

「う~わかったってばよ」

 

「じゃあナルト、僕はこっちの教室だから。また帰りね」

 

「おう!」

 

ナルトと別れて教室に入った僕。皆緊張してるな~なんてのんきなことを考えながら席に着いた。しばらくすると、先生が教室に入ってきた。

 

「皆、おはよう。今日から皆さんの担任になるミズキです。これから3年間よろしくね」

 

ミズキ先生は優しそうな雰囲気を持っている男の先生だ。周りの女子生徒たちが黄色い歓声を上げている。

 

「今日は教科書の配布と皆の自己紹介をします。まず教科書を配るから1人1冊ずつ取って回してね」

 

思っていたよりも分厚かった・・・。とりあえず配られた教科書をパラパラとめくってみる。意外と面白そうな内容だな。

 

「次は皆の自己紹介をしよう。一番前の人から順番に言っていってね」

 

「犬塚キバだ。そしてこいつが相棒の赤丸!これからよろしくな!」

 

「ワン!!」

 

・・・クラスメートに犬と一緒にいる人がいた。あれ?学校ってペット連れてきてよかったの?-----後々犬塚家は特別だということが分かった。しばらくすると僕の順番が回ってきた。ちなみに、クラスの席順は五十音順なので僕の出席番号は結構前のほうだ。

 

「猿飛シュンです。これから3年間よろしゅく」

 

・・・ちょっと嚙んだ。まあギリギリのラインだしばれてないだろうと思ったけど、周りからクスクス笑っている声が聞こえた。・・・見事にばれていたようだ。ちょっと恥ずかしい。

 

 

 

 

 

自己紹介で少し失敗してしまった僕はナルトと一緒に帰路についていた。今日のアカデミーは入学式と簡単なオリエンテーションだけであり、授業は明日から行うそうだ。

 

「シュン、何でそんなに落ち込んでいるんだってばよ?」

 

「自己紹介で失敗しちゃってね・・・。ナルトはどうだった?」

 

「もうばっちりだってばよ!」

 

きれいなVサインと共に答えるナルトを見て、ナルトは僕より緊張してたはずじゃ・・・と思ったのは秘密だ。

 

 

 

 

 

そんなこんなで家に着いた。僕とナルトは数日前からおじいちゃんの家から出て、おじいちゃんが用意してくれたアパートで暮らすことになった。僕とナルトの部屋は隣同士なのでそこまで離れている感じはしない。ナルトと別れて玄関の扉を開けようと鍵を差し込んで回すが開けた感触がしない。気になってドアノブを回してみると、扉が開いた。鍵閉め忘れたっけ?と内心思いながらも部屋の中に入る。

 

「おお、シュン。帰ったか」

 

すると、聞きなれた声と共に見知った人物が部屋の中にいるのが視界に入った。

 

「アスマおじちゃん!久しぶり。・・・でもなんで部屋にいるの?」

 

この人は猿飛アスマ。おじいちゃんの息子さんで、僕とナルトのお兄ちゃん的存在。最近忙しいらしくてしばらく会ってなかった。

 

「今日は、早く任務が終わってな。お前とナルトがアカデミーの入学式だということを思い出して祝ってやろうと思って待ってたんだよ」

 

「そうなんだ!ありがとう、アスマおじちゃん」

 

「おう。それでアカデミーはどうだった?」

 

「ん~、ちょっと自己紹介で失敗しちゃった」

 

「ハハハ!お前にもかわいい所あるじゃねえか。今日はお前たちの入学祝に飯でも食いにいっか、オレのおごりで」

 

「いいの?ありがとう、アスマおじちゃん」

 

「おう!ナルトの部屋にも影分身おいて祝いの言葉をかけるようにしてたが、そろそろ話が終わるころか。ナルトと合流して飯食いに行くぞ」

 

その後ナルトと合流して、ナルトがアスマおじちゃんが2人いることに驚いていた。そういえばなんで僕は驚かなかったんだろう・・・なんか知ってる感じがしたんだよな。ナルトたっての希望でご飯は一楽で食べることになった。味噌ラーメンが美味しかった。

 

 

 

 

 

翌日から、アカデミーの授業が始まった。1年生のうちは主に座学が中心だった。木の葉隠れの里の歴史や忍術のことについて学んだ。基本の忍術である≪分身の術≫を実際にやった時に1回で成功させることができ、先生やクラスの皆が驚いていた。どうやら初回は印の確認が主な目的で、これから何回も授業でやっていく中でできるようにするという予定だったようだ。

僕はその日から忍術について興味を持ち、おじいちゃんに忍術の載っている巻物を借りて家に帰った後に森で練習するようになった。でも、アカデミーではそこまで目立ちたくはなかったから、成績は中の上をキープするようにしていた。ナルトは隣のクラスでイタズラをしたり、授業中に寝たりしているらしい。ちゃんと授業受けないとダメだよと注意しているけど、今はイタズラのほうが面白いってばよと返されてしまった。

 

(まあ、ナルトも楽しみを見つけたと考えてもいいのかな・・・?)

 

ちょっと天然が入っているシュンなのであった。




読んでいただきありがとうございます。
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