先に言っておこう。
これはデッドエンドで終わる物語である。
――殺人鬼と破壊者が出会った。
「えーと、あんたが悪魔?」
「いや、残念ながら違うな。そう呼ぶ輩も居たがな、お前らストック風に言うならば――エイリアン。こちらが的確だろう。」
「マジで!第三次接触だっけ?超coolじゃん!」
――そして、二人は契約を交わす。
「俺、まだやりたいことがあるからさ。俺をネブレイドだっけ?するの延期してくんない。」
「ほぅ、延期ということはいつまで待てばいいのだ?」
「俺が死ぬまで。」
「ふふふ。面白い
――共にどこかが破綻していた。
「何で、あの子供見逃したのさ~。姐さん。」
「さすがにあのストックは未成熟すぎる。熟成させるのだ。ワインのようにな、封を開けるのが楽しみだ。」
「ふ~ん。そんなもんなんだ。まぁ、姐さんが言うならいいか。」
――だから、惹かれ合ったのかもしれない。
「これが、これが英霊か!なんと、なんと素晴らしいネブレイドだ!」
「ランサーを……喰らった!?」
――そのあり方は一対の双翼のようだった。
「いいかげん。姐さんと呼ぶのをやめろ。」
「いいじゃん。敬愛を込めて、姐さんで。」
「貴様との契約は死ぬまでだ。殺してしまえば……問題ないな。」
「のー!のー!」
――故に。
「この世界が、お前の庭とは面白い。この世界は私のおもちゃ箱だよ。」
「貴様っ!」
「おいおい、止めんか。せっかくの酒がもったいない。」
――翼が欠けた時。
「ああ、そうか、灯台下暗しとはよく言ったもんだぜ。」
「龍之介!」
「この感動を誰かと共感したいもんだぜ。」
「おい、龍之介!こっちを見ろ!」
「だからさ、姐さん。――俺をネブレイドしてくれよ。」
――空を失った鳥は。
「そうか。龍之介。お前が求めていたのも自分自身だったのだな。」
「なんて、偶然なのだ。私がお前の元に呼ばれたのは。」
「いや、
――狂気に走る。
「龍之介!お前の存在の一片まで私のモノとなった!」
「故に、私を通して、お前に見せてやる!龍之介!最高のCOOLを!」
――これはどこか似た者同士の物語
「どう……だ。……りゅ……うの……すけ。わた……しは、さいこ……うに……クー……ル……だっ……た……ろ。」
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サーヴァントステータス
【クラス】インベーダー
【マスター】雨生龍之介
【真名】WRS
【性別】女性
【身長・体重】156.6cm・49.9kg
【属性】悪/混沌
【筋力】C【魔力】C
【耐久】C【幸運】C
【敏捷】C【宝具】EX
【クラス別能力】
侵略:EX
星々を滅ぼして回ったことによって得たスキル
敵陣地の罠、防壁などを破壊して侵入可能。
【保有スキル】
シング・ラブ:B
彼女という存在の一側面
一世を風靡した歌い手
その歌声には魔力が宿り、歌声を聴いた相手を魅了する
Bランク以上の耐魔力でレジスト可能
好奇心:EX
世界どころか宇宙で最も強い好奇心(自称)
令呪すら無視して己が欲望を一番に行動する
専科百般:EX
ありとあらゆる知的生命体から収集した数えきれないスキル
ほとんど万能と言って差し支えは無い
様々なスキルをAランクの熟練度で使用可能
博識:EX
彼女が好奇心の赴くままに収集した数えきれない知識
ポストが赤い理由から赤い洗面器の男のオチまで知っている
少ない手がかりからサーヴァントの真名を看破できる
カリスマ:B
癖の強い配下達を曲がりなりにも纏め上げていた彼女のカリスマ
【宝具】
剥奪するは人の一生《ネブレイド》:EX
生命を取り込めば取り込んだだけステータスが上昇していく。
また、その生命の記憶、技術さえ己がモノにする
もし、サーヴァントを取り込めば。
そのスキルまでも自身のモノにできる。
例えそれが固有のモノであっても取得可能。
この宝具を使用すればするほど、正純の英雄からは遠ざかる。