できれば、感想を聞きたいので、
レビューお願いします。
――――転校の前日
ここが俺の住む部屋になるのか。
確か、隣が第四真祖暁古城の家で、その隣が姫柊さんの家になるんだっけ。
で、俺は明日から彩海学園の高1-Bの教室へ転入、というわけか。
鍵はこれでいいのか、護堂は扉を開けるとそこには見知らぬ一人の少女がいた。
「おはようございます。絃神島にはいつ帰って来たんですか?」
「ついさっき、、、。って、おい!何でここに人がいるんだよ。」
彼女は不思議そうな顔をして、答える。
「言われてませんか?監視役がいるって。」
「それは聞いたけど何でここにいるんだってことだよ。」
「監視するなら、傍にいれる方が効率的だからですよ。」
「つまり、ルームシェアってことか?」
「そういうことになりますね。」
「えーぇ、一つ屋根の下で男女が一緒に住むって駄目だろう。
お前は怖くないのか?」
「大丈夫です。あなたが、誠実で真面目ってことはきいてますから。」
なんか、俺信用されてるんだな。
「そういえば、監視って言ってたがもしかして四六時中とかじゃないよな。」
「ずっとですよ。監視任務が終わるまでずっとです。」
嘘だろーー、俺にプライベートはないのか、、、。
「そうだ、名前聞いてなかったね、なんていうの?」
「私は、羽波 唯里(はば ゆいり)獅子王機関の剣巫です。あなたと同じ年です。」
「剣巫、、、ってたしか、ここへ越してくる姫柊さんもそうだよね。」
「そうです。ユッキーは私のかわいい後輩になるのかな。」
「そう言えば、高神の杜で聞いたんだけど、隣って世界最強の吸血鬼だよな。
襲われたりしないよな。」
「監視役のユッキーの話だと、結構良心的だと聞いています。」
「よっかた、、。怖い人じゃなくて。」
「何言ってるんですか。獅子王機関からすれば、草薙さんは第四真祖と
同じかそれ以上警戒してるんですよ。」
「マジかー。俺は出来れば普通に暮らしたいな。」
「何か夢があるんですか?」
「まだないけど。元の世界でも戦いばかりだったし。平和な暮らしがしたいよ。」
「なんか、思ったより優しいひとなんですね。」
「ありがと。あと呼び方は護堂でいいよ。あっちの世界ではそう言われてたし。」
「わかりました。護堂。」
「俺日常生活品買いに行きたいから、一緒に来てくれないか?」
「わかりました。それとコレが一か月分の予算です。
えーっと、四十万円です。使い道は好きに決めて下さい。」
「多くないかそれ?」
「カンピオーネという人類最強に対しての配慮ということだと思います。」
「まぁ、、いいか。それじゃ行こうか。」
「はい、行きましょう。」
――――――こうして、護堂と羽波は昼食と買い物をすませて、家に帰る。
時刻は、もう夕方になっていた。
「羽波、結構乙女っちくなんだな。」
「言わないでよ。」
「何だっけ、少女漫画のタイトル、、、。えーっと、ドs王子と、、。」
「言わないで!」
恥ずかしさで死にそうな顔で、抵抗する。やりすぎたかな。
「ごめん、ごめん。人には様々な趣味があるもんな。」
「うー。護堂の意地悪。」
半泣きの顔で上目遣い結構かわいいな。
「そうだ、そろそろ飯の準備しなきゃだな。」
「私がやったほうがいい?」
「いや、なんというか。働いてる人に飯作ってもらうのはな、、。
なんか気が引けるし、荷物の整理だってあるだろ。」
「わかった。じゃあ、よろしく。」
羽波はそう言って荷物の整理を始めた。
手っ取り早く作れて、簡単なの、、。ラーメンにするか。
護堂は、ラーメンを作り始めた。
◇
「ぶー、結構食べたなー。」
「護堂は料理が上手いんだね。」
「まぁ、そこそこな。」
「転入手続きは済んだの?」
「あぁ、終わったぞ。」
こうして夕食を取り終えると、会話に慣れてないのか気まずい空気になってる。
ドカーーン。
「なんか今外から、爆発音聞こえなかったか。」
俺は、とっさに判断する。
「そうだね。カーテン開けてみよっか。」
「どうなんだ。」
「多分、眷獣を使ったケンカだと思う。これは大規模だから
攻魔師としてとめにいかないと、、。」
「だけど、俺の監視があるから行けないってことか?」
「うん、。」
「わかった。一緒に行こう。」
「ありがと。」
「場所どこかわかるか?」
「アイランド・イーストだと思う。」
「オーケー。羽波一回ベランダに出てくれ。」
「どうして?」
「いいから。」
俺は羽波の手を握りウルスラグナの権能の第一の化身〃強風〃を使う。
「来たれ、強風。」
強風は、瞬間移動の能力をもつ。
一瞬にして、アイランド・イーストのコンテナまでたどり着く。
「羽波、さっきの爆発源まで案内してくれ!。」
「わかった。ついて来て。」
◇
—---やめろぉーーーーーー!
しばらく走ると、男の大声がきこえる。
何か嫌な感じがする。
前を走っていた羽波は音源へ飛び込んだ。危なすぎる。
「唯里、危ない!!。」
俺は、急いで手を握り引っ張る。
危うく雷で黒こげになるところだった。
「唯里、大丈夫か?」
「大丈夫。助けてくれてありがと。」
「お礼はあとだ。あの中で発狂している雷男は何してるんだ?」
「あれは第四真祖。多分、魔力が暴走しているんだと思う。」
「じゃあ、止めればいいんだよな。」
「うん、だけどできるの?」
「当たり前だ。なんてたって、カンピオーネだからな。
心配するな。すぐ終わらせる。」
「憑依、ウルスラグナ第二の化身、雄牛!」
俺は、空を飛び宙で雷を発してる男を気絶させた。
◇
「ひとまず、終わったか、、。羽波大丈夫か?」
「うん、、。ねぇ、唯里って呼ばないの。」
「あぁ、あれはとっさに言っちゃったみたいな、、。嫌だったか?」
「全然、だから、これからは唯里ってよんで。」
「わかったよ、、唯里、、。」
「よろしい。」
周囲をみわたすと、さっきまで暴れていた男の姿がない。
「唯里、さっきの吸血鬼は?」
「たぶん、ユッキーが連れて帰ったと思う。
私たちもとりあえず帰ろう。」
「わかった。」
◇
――――――帰宅後
「唯里、あれが眷獣なのか、かなりあぶないよな。」
「そうだね、でもあれは第四真祖だからだよ。」
「でも、あんな危険な場所にいくのが、任務だから。」
「怖くないの?」
「怖いよ、、。、、でも、私がやらないといけないから。」
そんな怯えた顔は初めて見た。唯里にはずっと笑っていてほしいな。
「えっ、」
「あっ、今声にでちゃったか。」
「やっぱり、護堂は優しいんだね。」
「別にそんなことない。ただ思ったことが、口に出ただけだ。
そんなことより、姫柊さんと連絡とらないの?」
「そうだね、ユッキーの部屋に行ってくる。明日から学校だし寝てていいよ。」
「わかった。先に寝させてもらう。」
こうして、俺の長い一日が終わった。